W杯ポーランド戦、「攻めたい気持ちは自分の中にあった」と正直に吐露

_var_mobile_Media_DCIM_118APPLE_IMG_8271.JPG

日本代表は現地時間28日、ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第3戦のポーランド戦で 0-1と敗戦。
勝ち点4でセネガルと並んだ日本だが、イエローカード2枚差で上回り、辛うじて2大会ぶり三度目の16強進出を決めた。
ポーランド戦終盤に日本がパス回しに終始したなか、DF長友佑都は「西野さんに何度も聞いた」と、その時の様子を明かしている。

引き分け以上で日本の自力でのグループリーグ突破が決まるポーランド戦だったが、後半14分に日本は先制点を献上。
1点を追う状況となるなか、他会場でコロンビアが先制した情報が入ると、そのままの状況でも勝ち上がりが決まる日本は、リスクを負って攻めるのを止めたという。
セネガルがドローに持ち込めば、日本は3位で敗退という状況のなかでの決断だった。

消極的なパス回しによって会場がブーイングに包まれたなか、長友は「攻めたい気持ちは自分の中にあった」と正直に吐露。
だが、その思いとは裏腹に「他会場の結果も耳にして、このままいけば自分たちが上がれると。向こうもどういう状況になるか分からないと、初めての経験でした」と明かしている。

ピッチ上で戦う選手たちは、全ての状況を丸々把握していたわけではない。
後半、日本ベンチ側でプレーしていた長友は、何度もこのままの状況でいいのか確認を取ったという。
後半37分、FW武藤嘉紀に代わってMF長谷部誠が投入されると、チームの方向性は一層明確になったようだ。

消極的なパス回しも...「ホッとしています」と安堵の表情

「僕も西野さんには何度もタッチラインのところで聞いた。『この状況で?』と何度も聞いた」

長友の中には攻めたい気持ちもあったとジレンマを告白しているが、日本が置かれた状況を把握してからは、忠実にプランを遂行。
"長谷部投入"は、何よりも選手たちに対して強烈なメッセージになっていたようだ。
イエローカードに対する指示も伝わった結果、消極的なパス回しへとつながっていった。

「長谷部さんも入ってきて、この状況でいいと進めていた。長谷部さんが入ってくる時にイエローも気をつけろと。ベンチからもその声がかかっていたので、僕も気を遣っていた」

試合後、「結果的に決勝トーナメントに行くのは僕たち。ホッとしています」と安堵の表情を浮かべていた。


大木 勇(Football ZONE web編集部)

2018.06.29 Football ZONE webより

関連記事