10月22日 16時24分

東京・渋谷区の長谷部健区長は来週末のハロウィーンを前に記者会見を開き、例年、ハロウィーンの時期に渋谷駅周辺が大勢の若者らで混雑することから、ことしは新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため「渋谷に来ることは自粛してほしい」と異例の呼びかけを行いました。

東京・渋谷区では毎年、ハロウィーンの時期に渋谷駅周辺に大勢の若者や外国人が集まりトラブルなどが起きていて、来週末となったことしのハロウィーンを前に長谷部区長が記者会見を開きました。
このなかで長谷部区長は「ことしは、コロナウイルスが拡大し、密を避けなければならない。イベントも自粛されるなかで、安心安全を確保するために、渋谷に来ることは自粛してほしい」と、異例の呼びかけを行いました。
そのうえで、渋谷に来なくてもハロウィーンを楽しむ方法としてインターネット上に渋谷の街を再現した仮想空間「バーチャル渋谷」を使って楽しむ方法を紹介したり、ハロウィーン当日に行われるオンラインの音楽フェスティバルに参加することなどを呼びかけたりしました。
長谷部区長は「仮装をするかしないかは関係なく、夜通し騒いだり、路上で酒を飲んだりすることは慎んでほしい。来なくても、渋谷を感じていただけるよう工夫したので、ことしは、自宅などで楽しんでほしい」と話していました。

毎年、ハロウィーンの時期に大勢の若者や外国人が集まる東京・渋谷区ですが、区が主催するイベントはなく、毎年、非日常的な雰囲気を楽しもうと自然発生的に人が集まってきます。
毎年、渋谷区に集まるのは数万人とも言われ、10月31日のハロウィーン当日だけでなく、直近の週末にも大勢の人が集まり、渋谷駅前のスクランブル交差点周辺は身動きがとれないほど混雑します。
騒音や大量のごみ、それに路上での飲酒などのトラブルも相次ぐことから、区では、警備費などハロウィーンに関する対策費として、去年初めておよそ9000万円の予算を計上しました。
渋谷区が対策を始めたのは平成27年。
若者を中心に駅や商業ビルのトイレが仮装する人であふれ、周囲の壁や床が血のりで汚されるなど、苦情が寄せられたのがきっかけでした。
近くの公園に着替えやメイクをする専用のテントを用意するなどの対策をとってきましたが、2年前にはハロウィーン直前の週末に、軽トラックが横転させられる事件が起きたほか、酒に絡むトラブルもなくならないことから、区は去年、ハロウィーンの当日などの路上や公園での飲酒を禁止する条例まで制定し、対策を強化してきました。

渋谷区ではハロウィーンを目的とした来訪の自粛を呼びかける立場を鮮明にするため、去年までと異なる対応をとることにしています。
具体的には、去年まで設置していた仮設トイレや着替えのためのスペースをことしは設置しません。
また、ごみ拾いのボランティアなどに配っていたカボチャをイメージしたオレンジ色のごみ袋を無色透明のものに代えるなど、必要以上に雰囲気を盛り上げないように対応するということです。
さらに今後は、JR渋谷駅前などに「HOME HALLOWEEN」や「外出自粛」などと書かれた看板や旗を掲げて、自宅でハロウィーンを楽しむよう呼びかけることにしています。
一方で、こうした呼びかけを行ってもハロウィーンを目的に渋谷を訪れる人に備えるため、およそ1億円をかけて警備態勢などを強化するほか、区内の42の酒の販売店に31日の午後6時から翌11月1日の午前5時までの間、酒の販売を自粛するよう呼びかけています。

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感染が確認されたのは道所管域で8人札幌市で31人、小樽市で1人。道内で終日あたりに確認された感染者数が40人に達するのは4月30日以来175日ぶりで緊急事態宣言の解除以来最多となる。道所管域で管が確認されたのは釧路総合振興局管内に住む60代~90代の男女5人、石狩振興局管内に住む40代の男性1人、渡島総合振興局管内と日高振興局管内に住む年齢・性別非公表の2人。此れで北海道内の累計感染者数は2630人になった。

札幌市31人(うち経路不明17人)、小樽市、石狩管内、渡島管内、日高管内、各1人、釧路管内5人。札幌市すすきの関連243人(+11人)。JR札幌駅ロッカー管理従業員が新型コロナウイルスに感染。北海道キヨスク/コインロッカー管理の部署の従業員1人が昨日、新型コロナウイルスに感染判明。
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2020年10月22日 13時40分

ブラジル政府は21日、開発中の新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験に参加していた男性が死亡したと発表しました。政府は詳細を明らかにしていませんが、地元メディアは関係者の話として、男性は開発中のワクチンとは別の薬剤を投与され、新型コロナウイルスに感染して死亡したと伝えています。

ブラジルの保健規制局は21日、イギリスの製薬大手アストラゼネカとオックスフォード大学が共同で開発を進めている、新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験で、参加していた男性1人が今月死亡したと発表しました。


地元メディアなどによりますと、亡くなったのはリオデジャネイロの28歳の医師で、ことし7月から被験者として参加していましたが9月、新型コロナウイルスに感染し、今月亡くなったということです。


また、地元紙「グロボ」は関係者の話として、男性には試験の一環として、見た目は同じですが、開発中のワクチンではない別の薬剤が投与されたと伝えています。


ブラジル当局は詳しい内容を明らかにしていませんが、アストラゼネカはNHKの取材に対し、個別のケースにはコメントしないとしたうえで「医療上の問題が起きた場合、規制当局などが評価を行うが、試験の継続が懸念される状況には至っていない」としています。


オックスフォード大学も臨床試験の安全性に問題はないとしているほか、ブラジル政府も試験の継続を認める考えを示しています。


ブラジルでは6月から、臨床試験に参加するボランティアを募集し、アストラゼネカなどの試験には5000人以上が参加したということです。

「企業と協議し対応を」官房長官

加藤官房長官は22日午前の記者会見で「現在、厚生労働省が企業から詳細な報告を求めていると聞いており、企業と協議しつつ適切な対応をしていくと思う。有効性や安全性をしっかり確認することを大前提として、来年前半までに、すべての国民に供給できる数量のワクチンの確保を目指して、引き続き厚生労働省を中心に取り組んでいきたい」と述べました。
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