すみません、タイトルを間違えました。
今日のテーマはシャーペン反乱軍が直面した「炎上」の謎についてです。

シャーペンって便利ですよね。削らなくても新しい芯が出てくるし、太さはずっと一定だし。
なんですけど、あんな便利な物がちっぺの小学校では何故か禁止でした。

ちっぺが小学生だった時の話は20年も前の話なので、今はオッケーかも解りませんが…w
当時の事を思い出しながら書いて行きます。
(補足・2017年現在でも「禁止」というルールは存在するようです。ママさんに聞きました。)


「先生!ちっぺくんがシャーペン使ってます!」
「なんだと!それはルール違反だ!没収だ!」
「へ?なんで?(そんなルールあったっけ?)」


ちっぺがクソガキだった当時はまだインターネットがそんなに発達してたわけじゃないので、「なんで?」と思った事は、身近な大人や、どこからともなく仕入れてくる仲間の情報を頼りに解き明かしていました。
(初代ポケモンでミュウを出す裏技とか、あいつらホントどっから仕入れたんだろ?w)



それらの情報をまとめると、こんな感じの事がシャーペン禁止の理由でした。
(ちなみに「先生!」って言ったアイツには一体どんな得があってチクったのかは解りませんでした。)


1.授業中にカチカチうるさくて気が散る
2.折れた芯を踏んだりすると床が汚れる
3.なんかよくわかんないけどガキのうちにエンピツ使わないと大人になってから正しく文字が書けなくなるっぽい
4.シャーペンを分解して遊ぶヤツが授業を真面目に聞かない

ちなみに母校の校則には筆記用具に関する記述はありません。
ちっぺの小学校には「例えそれが大人の言う事であろうと納得が行かなければ従う必要は無い」という血気盛んなクソガキが多かったようで、これらの理由でシャーペンが禁止される事については一部の生徒から大ブーイング。
そこに大人達および生徒会が根負けしたのか何なのか、シャーペン使用に関するプリントやアンケートが配られた事があります。
なんだかアホな話ですが、小学生だった我々には大きなテーマでした。


シャーペン解放軍(というか反乱軍)の一員だったちっぺくんは、ここぞとばかりに主張をぶつけました。


1.騒音について
実際の授業中に誰かがシャーペンの芯を出す機会は多くて5〜6分に1回くらいカチカチッと鳴る程度と思われる。この程度のほんの少しの物音が、先生および他の生徒の授業の妨げになるとは考え難い。他にも、でかいクシャミをするヤツとか、鈴木くんの荒い鼻息とか、そもそもエンピツ削りのザクザクの方がよっぽど音が大きく、気が散る。というわけでシャーペンだけが騒音の原因ではない。というかむしろ小さい方。あ、そうそう、言い忘れてたけど、俺が使ってるシャーペンは音が出ない。

2.床の汚れについて
先生のチョークの粉や、そもそもエンピツの芯が折れて飛んだらソレも同様である。シャーペンだけが床を汚す要因ではない。あと、さっきも書いたけど、シャーペンの芯は正しく扱う事で、そう頻繁に折れるわけではない。

3.大人になってから字が下手になる?
お父さんによると、会社ではワープロを使って印刷した書類をたくさん使うらしい。文字を書く機会はあんまり無くて、あるとしても、なんか大事な書類に自分の名前とか住所を書くくらいのようだ。ってことは大人になってから文字を書く機会は減っていくのではないか。あと、先生が黒板に書く文字があまりキレイではない。つーかヘタクソ。先生ちゃんとエンピツ使ってたんですか。ちなみに俺は書道教室に通ってて2級もってます。

4.授業への取り組み
シャーペンが原因で授業を聞かない人が居るのではなく、授業を聞かない人が授業を聞かない。つまり、歴史の授業を聞かない人はエンピツを使って織田信長をアフロサングラスのヤンキーにするし、算数の授業を聞かない人はエンピツを使って教科書にパラパラ漫画を書く。エンピツで書いた先生の悪口を書いた手紙をまわす。消しゴムのカスを飛ばす。定規で戦争する。シャーペン禁止にしたところで授業中のイタズラが無くなるというわけではない。



以上のことから、ようするに、今までの理由からはシャーペンを禁止する理由として妥当ではない。という主張をクソガキなりに強く持っていたという事です。
「というわけだから、問題は解決したね。だからシャーペン使っていいだろ?まだ何か問題があるなら言ってくれたまえ」て事です。



その数日後に「生徒達の意見を元にみんなで決めた」との事で生徒会から配られたプリントには

「今までシャーペンを使わなくても大丈夫だったので、引き続きシャーペンの利用を禁止しても困る人は居ない。よってシャーペンの利用は禁止。」

と書かれてました。マジで。

いやいやいや論点はそこじゃないよ。
てか俺が一生懸命書いたやつは読んだ?
あれの返事は?
みんなって誰?

・・・と、言ってやりたかったのですが、「みんな」とかいうヤツがどこにも居なかったので、反乱軍が次に取った行動は「みんな」の事などお構いなしにシャーペン使うというマジの反乱。
で、先生に怒られた時に直接言ってみることにした。


「先生!またちっぺくんがシャーペン使ってます!」
「またお前か!みんなで決めただろ!禁止だ!没収だ!」
「みんなって誰ですか?芯が折れないように気をつけてますし、先生のハナシ聞いてノート取ってますし、音が鳴らないシャーペン使ってます。ちなみにボク書道2級っす。みんな、って誰ですか先生」


すると先生が返して来た言葉は
「屁理屈を言うな!みんな守ってるんだぞ!」
でした。
おっかねぇ。何ひとつ質問に答えてもらえてないんですが、これ以上なにか言ったら殴られそう(ちっぺの小学校では当時まだゲンコツの体罰があった)だったので、怖くて質問できませんでした。


ヘリクツの意味はよく解りませんでしたが、子供ながらの知能でも「大人が子供に言い返せなくなったら怒ったり怖がらせて無理矢理おさえこめばいいと思ってる」と悟ったのでした。
ただ、わざわざ先生にチクるヤツの「チクる事で気に入らないヤツをやっつけて今やってる事をやめさせたい」っぽい気配のあるその気持ちや、チクったりやめさせたりする事で本人にどんな良い事があるのかは結局理解できないままでした。

ちなみに「先生!休み時間にちっぺくんたちがシャーペン売ってる店を教えあってます!」とかワケのわからんチクり方をするデブ女も居ました。
そんなことをチクる彼女は意味不明でしたが、彼女のあだ名が「ゴルンジ」だったのもかなり意味不明でした。



それでも反抗期間際のクソガキどもで構成された反乱軍があっさりと引くワケが無く、やがて先生は諦め、反乱軍のゴリ押し勝ちという結末を迎えた。

で今度は「バトルえんぴつ」を掲げた別の反乱勢力が現れ、またしても生徒会と先生は勝ち目のない戦いに身を投じるのでありましたとさ。


おわりに

皆がやってないけど実は便利だったりカッコよかったりする事・・・というのは、この世界にいっぱい隠れてるみたいです。
それを見つけたり、自分で作った時に、大人達や「みんな」が「ダメ!」って言う事があるようです。
皆に迷惑がかかる事をやっちゃダメなのは当たり前なんですが「やってる人が少ないから」「今まで必要なかったから」みたいなヘンな理由でダメと言う人も居るみたいです。
あと、ダメって思った事を、何がなんでも絶対やめさせたくて、あいつはダメな事をしてる!って、みんなに言いふらす人もいるらしいです。
こういう事って、シャーペンの他にもいっぱいあるんだよなー。


といった、子供の頃から感じてた世界の不思議をみんなで解き明かそうとする勉強会を12/23日に無料でひらきます。
この時代を生きるシャーペン反乱軍よ、今こそ集結しようじゃないか。
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