勉強会の内容を先取りするシリーズ

今回は
アニソンDJする時どんな曲を流せばいいんですか?って先輩に質問したら高確率で返って来る「好きな曲ながせば?」という、あのイマイチ役に立たない漠然とした返事について。

ちなみに、これの亜種で「それは経験を積むしかない」というものもあり、

いずれも「いや、そういうのじゃなくて、俺は明日のイベントの事で悩んでるんですけどって言いたくなる、全然アドバイスになってないアドバイス」の二大巨頭として、セットで名高いものです。
というわけで明日イベントがあって困ってる初心者くんのためのアーダコーダを書いてみましょう。


先輩方がおっしゃる、この「好きな曲流せば?」には意味が1つしかないんですが、受け取り方は「正しい受け取り方」と「間違った受け取り方」の2種類があります。

間違ってる方はナニかというと
「お客さんの事とかイベントの目的とかガン無視して好き勝手にやっていい」
だと思っちゃう事で、例えばハイテンションなアニソンのイベントなのにコレっぽっちも関係ない演歌とかを流して「好きな曲流していいって言ったじゃん」とかホザく事。
これ論外。
帰れ。

こんなアホタレが身近に居ないと信じて、ちっぺおじちゃんが後輩にアドバイスする時はこんな話をします。


テレビアニメの主題歌っていうのはアニメの顔みたいなポジションだったりするので、メチャクチャ気合い入れて作られると思うんですけど
クリエイター達がアニソン1曲を作るのがどんだけ大変なのか?っていうのを考えた事はありますでしょうか
作曲する人、作詞する人、歌う人、マスタリングとかなんとかよくわかんないけど難しい事する人、アニメ作った人、って色んな人が関わってるワケです。

どんだけ大変なんでしょ?
いったいオカネいくらかかるんでしょ?


ちっぺは過去に初音ミクV3さんでリミックスを作ったことがあるのでなんとなく知っ(た気になっ)てますが…コード進行だのメロディだのベースラインだの音色だのmixだの調教だの、すっげー大変でした。
3日くらいかけましたが、4日くらいで妥協しました。
トラック制作は軽い気持ちで手を出すと死にます。
念のため「いやオマエと違ってプロは数時間で作れるから」とかホザくアホタレのために補足しておきますが、数時間で作れるプロになるためには何年もかけて何年も血の滲む努力をしてるはずです。


同人誌とかバンドとかやってる人なら、ナニカを依頼すればウン千円とかウン万円かかるとかは知ってると思いますが
アニソンを作ってる彼らは趣味じゃなくてプロです。ちっぺも詳しくは知りませんが、たぶんウン十万円とかの世界なんでしょう。たぶん。

そんなわけで、、、アニソン作る人達って、制作ミスったら死ぬよね、これ。生活(人によっては奥さんや子供もいて)かかってるんで仕事が無くなったら(曲が売れなかったら)ジョーダン抜きの意味でゴハン食べれなくなって死にます。
そりゃ、皆さん、全力で「良い曲(売れる曲)」つくるでしょ。アニソンに限らないですが、世の中の音楽のほとんどは1曲1曲が大勢の人達の命の結晶です。

iTunesにアクセスしたりTSUTAYAのレンタルコーナーに行けば1曲200円くらいでアニソンが1曲買えちゃうし、3ヶ月に1回くらいのペースでアニメも入れ替わるから、そういう「作った人がメッチャがんばって作った事」って忘れがちですがね。

でもソレを思い出すと・・・先輩が言う
「好きな曲流せば?」
っていうのはこんな感じに翻訳できます

キミが好きだと思った曲の1つ1つは、多くの人が命をかけて作った素晴らしい作品なんだよ。だから、キミと同じようにその曲が好きだと思う人がフロアには絶対いると思うよ。だから難しい事あんまり考えたり遠慮しないで、好きだと思った曲を流せばいいよ。

って事です。アンセムが約束された主題歌からマイナーなキャラソンCDのカップリング曲までほとんどの曲に言える事だと思います。

先輩に相談すると同時に、先日お話しした「プロフィール」の件とあわせて、あなたのキャラ・なりたいDJ像とも相談するとよいです。


とゆーわけで明日の選曲に悩む皆さん、あなたの「好きな曲」を皆に伝えて下さい。
あなたの好きな曲を好きな人がきっと居て、きっと盛り上がってくれます。
先の理由からアニソンにはコレだけのモノが詰まってるわけですから、好きじゃなかった(そもそも曲のことを知らなかった)人も、あなたがDJで使う事できっと好きになってくれます。

ひょっとして明日のイベントのコンセプトがオールジャンルじゃなくて、自分のやりたい事とマッチしてない場合は、、、えーと、、、このアホタレ!と怒られたりお客さんをガッカリさせないように、露骨に媚びとくのが生存率は高めです…w

というわけで先輩たちの「好きな曲流せば?」についてでした。

なんて話をする勉強会を開きます。
入場料は無料です。
ご参加お待ちしております。