2016.1010.
日比谷野外大音楽堂にてDIVは解散しました。
来てくれた方ありがとう。
来れなかった方はDVDで当日の映像を見てください。
「確かに、終わってしまった。」
どんな形でも、それを自分の目で見て欲しいです。
始まりは2012年の4月13日。
雨の夜でした。
終わりは2016年の10月10日。
肌寒い夜でしたね。
積み重ねた想いは数え切れない。
本当に。
僕がDIVに居続けれないと伝えた日は5月4日の夜だった。場所は長野。
長野のライブは、痺れたな。アンコールも鳴り止まなくて。泣いたよ。(通路に隠れて。)
EDRツアーの途中で…、今思えば、EDRツアーが一番泣いていた。(悲しくて?いや、わからないな。ZERO ONEの将吾さんのような気持ちなんだろうか?)
SEASONSで泣く事が多かった。
気づいていた人もいたでしょう。
あの頃は、色々な事があってね。
演奏する度、想い出が蘇って来て。
解散を発表して、日々は過ぎて、リハーサルが始まって、終わった。
他人からしたら、それだけの事だ。
でも、俺にはそれだけの事じゃなかったんだよ。こんなに夢に情熱を注いだ日々とは簡単には出逢えないだろう。
でも、見つけなければいけない。
また、出逢わなければいけないんだ。
何があっても、生きていかなければならないからね。俺も君も。
あの輝いた日々を、もう一度過ごさなければならない。
これはDIVにいたから見つけれた、気づけた事だ。
「ありがとう。」なんて言葉じゃ足らないんだ。君と過ごした日々は、言葉に出来ない。
俺の出来る事。
satoshiに出来る事。
ステージで。音で。
伝えたつもりだよ。
錆びつくくらいなら燃え尽きた方が良い。
DIVは錆びついてなかっただろ?
だから燃え尽きれたんだ。
今までの日々のおかげだよ。
もう、それぞれの道を歩いていて誰がどこに向かって歩くは知らない。
ただ、いつかどこかで会う事もあるだろう。その時に懐かしめるような思い出を作れた事。確かに存在していた事。それこそが、1641日を過ごした意味なんじゃないかな。
解散したら無駄になる?
そんな事はない。無駄になるような時間を過ごしていない。見たもの、聞いたもの、感じた事、君に出逢えた事、全てが生きている。死ぬ事はない。この想いは消える事はない。
これからも歩み続ける。
俺の1641日が。君の1641日が。
もう始まってしまった新しい日々を彩るんだ。鮮明に。鮮明に。
また、君と逢うことがあるなら。
新しい花を束ねておくよ。
進み続ける。
あの頂きに、到達するために。
過ごした日々よ。
叶えた夢よ。
創った音よ。
ありがとう。
さようなら。
20161014.
DIV satoshi.