藤原竜也さんと松山ケンイチさんの映画出演情報が解禁されたので、
これまで連載された「2006年からのデスノート」の藤原竜也さん・松山ケンイチさんのエピソードをまとめてみました。

竜也くんはいまだに海外に行くと、「お前ライトだろ」「デスノート見たよ」と声を掛けられるそうです
 
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(※編集注:実は藤原さん&松山さん、二人とも第1弾ポスターにビジュアルが入っていたんです!)


竜也くんと月のタイプは勿論違うのですが、天才にして、得体のしれない魅力を持っているところは全く一緒だと思います。竜也くんと映画「デスノート」が、良きタイミングで出逢えたことは、本当に幸せなことだったと思っています。
Ⅼを演じた松山ケンイチくん。松ケンのⅬも本当に素晴らしく、高い評価を受けました。
しかし、松ケンは「竜也さんの月がしっかりといてくれるから、ワイが自由でいられる。ワイが好きにやっても受け止めてくれる大きさがある・・」とよく言っていました。
そして印象深いのは、映画「デスノート」(前編)のラストシーン。月とⅬが初めて対峙するところ。あのシーンの撮影、実は松ケンⅬの初日でした。完全に出来上がっている竜也くんの月に対して、松ケンは圧倒されてしまい・・・
「今日、ワイは竜也さんに負けました。
 でも月とⅬは対等でなければ駄目です。
 これからワイは、絶対に竜也さんに負けません」
まだ若い21歳の松ケンが、あの日の夜は人知れず燃えていました。その敗北があったからこそ、あのⅬが生まれたと僕は思っています。
これも天才・藤原竜也の成果かもしれません。

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窪田くんは、原作はモチロン、映画『DEATH NOTE』シリーズをとてもリスペクトしてくれていて、だからこそ今とてもプレッシャーを感じていると話してくれました。でも竜也くんが「俺の映画のことなんか気にしないで、窪田くんのデスノートなんだから、自由にやるべきだよ!俺より絶対(月に)合ってるよ(笑)」と話してくれて、少しだけ気が楽になったそうです。

映画『DEATH NOTE』前編撮影の時。自分の車を自分で運転して現場入りも移動もする竜也くん。新木場での撮影を終えて、次の現場は井の頭公園。竜也くんは撮影隊より先発して井の頭公園に自車で向かいました。公園での撮影セッティングも完了して、さあ撮影となるも竜也くんがいない。全く連絡もつかない。まさか事故に巻き込まれたのか?と騒然となるスタッフ。しかし、実際は公園の駐車場で携帯電話を切ったまま爆睡していただけ。竜也くんが起きた時にはもう夕方でその日の撮影は出来ず延期。昼間に車の中でそんなに熟睡できるとは大物ですね。もう全員に平謝りでした(笑)
 

その日は大雪で、下北沢も白銀の世界。
真っ白な世界に、驚くほど肌の白い青年がぼーっと立っていました。
純白の背景に埋もれることなく、しかし周りから浮くこともなく、白いイメージを纏うことが出来る男でした。

あー、Lだなぁ‥‥と思いました。
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ビジュアルだけでなく、姿勢もずっと猫背。
そして話し方をどうするか。金子監督が、
「Lは天才だけれど、話を聞く相手のことなど考えないのではないか。句読点とか無視して話してみたら?」
という提案に松ケンも納得して、あの自分勝手なリズムの話し方が生まれました。

そーなるとよりL化が加速していきます。松ケンは撮影期間中、本番では無いときも、自分勝手な話し方だった気がしますw

Lのお菓子爆食いも、ある意味松ケンの暴走です(笑)
金子監督も松ケンにLが憑依していることを感じたのでしょうか、後編の撮影では細かな動きや小道具の使い方は松ケンに託していました。なので、松ケンが小道具さんに直接お願いして、あらゆる種類の甘いモノを常に用意してもらっていて。その大量の甘いモノの中から、その日のセットや芝居をやってみた感触から選び出して食べていたのです。デッカい「ういろう」をくわえるシーンもそうして生まれましたw
セットが甘い匂いで充満していたことを思い出しますww

テラス席のある店で、朝練に向かう女子高校生や街行く人に丸見え状態でも、構わずに飲みまくりの大宴会!

竜也くんは気さくにその女子高校生らと写真を撮ったり、
「この白塗りの人は変な人じゃないから、松ケンっていうの、よろしくね」
と街行く人に白塗り松ケンを紹介したりww
当時はまだまだ松ケンもⅬも知られていなかったんですよね。
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松ケンには収録前日に、今回Lを演じるにあたって、
「松山ケンイチから、池松壮亮への役者としての思いも裏側に込めて演じてくれ」
と難題を投げかけました。それに対して松ケンは明確なリアクションをしませんでしたが、僕にはしっかりと込められていたように感じました。

その竜也クンの新規撮影は、2016年の初頭に行いました。いやこれがまた凄かった。

撮影直前まで「俺、もう30過ぎてるけど大丈夫かな」「え、ライトってどんなだっけ?」といつものように軽口をたたきながら、超フランクな自然体でスタジオに入ってきました。

夜神月の演説のようにかなりの長セリフが用意されていたのですが、またいつものように現場には台本を持ってきていません。
フラフラしているように見せて、当然のように完璧にセリフを入れてきていました。
そして佐藤信介監督の「よーい」という掛け声で、本当に一瞬にして夜神月が出現しました!藤原竜也による完璧な夜神月。
スタジオの空気を一変させ、全員の意識を集中させる力。まさにカリスマがそこに居ました。

カットがかかると、またいつもの気さくな兄ちゃんに戻る竜也くん。
本当に恐ろしい子です(笑)
逆襲の天才(横)
(編集注:映画公開前日の金曜ロードSHOW!「デスノート 逆襲の天才」も見逃せません!衝撃のラストが待っています・・・!)
 
引き続き、連載「2006年からのデスノート」をお楽しみに!