上武大学の監督に就任するにあたり、2年間外部指導員として指導させていただいていた文化学園杉並中学・高校では、「アドバイザー」という役割に移行します。

このブログで、トレーニングのたびに取り上げてきた文杉の活動にも、引き続き関わることになりました。

「離れる」という選択もありました。実質、ほとんど顔を出すことはできなくなりますからね。

しかし、「それでも」と言っていただけましたし、何よりかわいい生徒たちがいますのでね。定期的に顔を出しながら、今後の文杉の成長も見届けていきたいと思います。

文杉は夏以降、すでに原大悟と顧問の二人に指揮を移行しています。

新たに楽しみな子たちも入ってきて、以前よりまた活気が出てきています。

まだまだ甘いところもありますし、一足跳びにはいかないと思いますが、真っ当なことを丁寧に続けていけば結果が出るのがサッカーの世界です。

今後の歩みも応援しています。

文杉の歴史はまだ始まったばかり。

その歴史の始まりと私の指導の始まりが重なったこの2年間は、何者にも変え難い経験となりました。

もしも私が、いつか指導者として成功する日が来たとしたら、そのとき私はきっと「文杉の2年間が初めにあったから」と話すでしょう。