月別アーカイブ / 2020年04月

約1年半ほど前から「PITCH LEVELラボ」というメルマガとライブ配信を組み合わせた発信を行っています。
https://mall.ismedia.jp/index.php?dispatch=products.view&product_id=9866

その中の企画で、選手や監督と対談をさせていただいています。そこではサッカーの「原則」について話を展開しています。

例えば、大島僚太選手にゲームメイクの原則を、遠藤航選手に守備の原則を、土居聖真選手に崩しの原則を、高木琢也監督にチーム作りの原則を、というように。(全てアーカイブで見られます)

しかし、コロナの影響で、一切のサッカーが止まってしまい、ライブ配信も対談も難しい状況となってしまいました。そこで、今月は趣向を変えて、オンラインで鼎談を行い、それを配信する形を取らせていただくことにしました。

第一弾は「天才を言語化する」です。

ゲストに2人の天才をお呼びしました。
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モトさん(本山雅志)とタク(野沢拓也)です。

私が出会った数多くの選手たちの中でも、「天才」という言葉が最も似合う2人です。努力家はたくさんいましたし、頭のいい選手にもたくさん出会いました。ボール扱いのうまい選手たちもたくさん。

しかし、この2人ほどの天才には出会ったことがありません。

彼らは天才でありながら、かつ、「サッカーがうまい」選手たちでした。

単に「ドリブラー」や「パサー」「テクニシャン」という表現の中に収まる選手ではなく、チームを勝たせることができました。

日本には珍しいと思うのです。

なぜ彼らは"天才"に終わらず、"サッカーがうまい"選手になれたのか。

出だしでタクが言い放った「何も考えてない」という言葉に焦りながら、諦めなくて良かった。(笑)

僕なりに彼らの深層心理をえぐり、話を掘り下げていくことで、たくさんのヒントが見つかりました。

彼らの言葉に耳を傾けるにあたり、2つのポイントがあると思います。

1つは、天才の頭の内を知ることができること。

彼らは、特にタクは、本当に何も考えていなかったそうです。

しかし、では何を見て、どのようにプレーしていたのか。

私たち凡人が理論的に語ろうとするのがアホらしく感じるほど、天才は天才で、しかしシンプルな思考をしていました。

是非、あの頃を知るサポーターの方々や天才たる所以を知りたい方々には見ていただきたいです。

もう1つは、では彼らのようなトップレベルの天才たちに、指導者としてどのような声がけをするべきなのか、という視点です。

彼らのような天才は「あーしろ、こーしろ」は通用しません。

「〜に立て」では彼らは窮屈に感じて、気持ち良くプレーできず、その発想をフルに生かすことができなくなります。

「ボールを受けろ」というような雑な指示では、ボールを受けることが目的と化し、チームの機能性を高める選手にはなり得ません。

では、彼らのような選手に、どのような言葉をかけてあげれば、ボール扱いがうまいだけでなく、サッカーがうまい選手にしてあげられるのか。

今回、私も「やはり現象というのは結果である。だから、選手には判断基準を伝えてあげる。」という私なりの指導の原則を確認することができました。

是非、指導者の方々にも見ていただきたいです。

長くなりました。

とにかく、是非この動画を見ていただきたいです。

天才の言葉をどこまで引き出せるのか、不安で仕方がなかった鼎談でしたが、自信作です。

サッカーを見るのも、プレーするのも、指導するのも、より面白くなりますよ。

今年度、群馬にある上武大学で、アドバイザーという役割をいただくことになりました。

本来なら、昨日、サッカー部ミーティングに参加して、学生たちに挨拶をした上で、ここで発表したかったのですが、今はそれが叶わない状況です。

上武大学も5月まではひとまず活動を休止しておりますので、順番としてはよろしくないものの、ここでまずお伝えさせていただきます。

上武大学といえば、陸上は箱根駅伝の常連、野球部も強豪校として名を馳せています。

サッカー部も近年強化を図ってきて、関東2部にも一度昇格しています。

今は北関東リーグですが、関東リーグへの昇格と、さらにその上を目指しています。

私は今年は(今後どうなるかは分かりませんが)S級取得と文杉公式戦初勝利、そしてJリーグ解説に時間の多くを割くことは変わりません。

そこにアドバイザーとして、時間の許す限り、上武大学の強化に携わっていきたいと思っています。

とはいえ、今年はアドバイザーであり、現場のコーチングスタッフではありません。関わり方を含め、模索しながら進めていきます。

まずは上武大学の強化に尽力していくことになったご報告です。

もし、高校生や指導者の方々で上武大学にご興味のある方がいらっしゃいましたら連絡ください。これはビジョンの始まりに過ぎません。TwitterのDMでもメッセンジャーでもお受けしていますので、是非。

また色々なところに「上武大学アドバイザー」として顔を出すこともあると思います。

どうかよろしくお願いします。

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