米フォード・モーターが28日発表した第1・四半期決算は純利益が33億ドルと2011年以降で最高となった。ただ、世界的な半導体不足により、第2・四半期の生産台数が50%減少し、通期では110万台減少するという。

生産台数は年内には改善するとしたものの、半導体不足によって21年に約25億ドルのコストが発生するとした。

株価は引け後の取引で3.3%安。

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第1・四半期の調整後税引前利益は48億ドルで過去最高となった。20年第1・四半期には20億ドルの損失を計上していた。

通期の利払い前・税引き前利益(EBIT)は半導体不足を理由に55億─65億ドルに引き下げた。2月時には80億─90億ドルと見込んでいた。

第1・四半期の売上高は362億ドル。前年同期は343億ドルだった。

米調査会社エドモンズ・ドットコムによると、フォードは1台当たりの平均販売価格を前年同期の約4万4000ドルから4万8000ドル近くに引き上げることで減産の影響を一部相殺したという。