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東京オリンピックの新種目、トライアスロンの混合リレーが31日行われました。
混合リレーは「執念を持ってメダル獲得を」と、日本トライアスロン連合が勝負をかけて臨んだ種目でした。
混合リレーはジェンダー平等を進める観点で、今大会から取り入れられた種目でIOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長が31日のレースを視察するなど、高い関心が寄せられていました。

混合リレーは、1人当たりの距離はスイム、バイク、ランともに個人種目の5分の1ほどで、よりスピードが重視されます。

東京オリンピックでの混合リレーの実施が決まってから、日本トライアスロン連合は、女子選手がそれぞれ所属チームで力をつけ世界上位レベルと戦ってきた中で、低迷が続く男子の強化活動がメダル獲得に向けて不可欠と判断。
代表チームを組んで強化を始めると、おととしからは混合リレーとほぼ同じ距離の特別大会を開き、適した選手の人選を進めてきました。

ここで頭角を現したのが、オーストラリアから日本国籍を取得したニナー賢治選手で、ことし5月の大会ではその実力を見せつけて優勝し、代表入りを決めました。

そうして迎えた31日の本番。日本チームは第1走者が女子のエース、高橋侑子選手、第2走者が男子のエース、ニナー賢治選手、第3走者が安定感が持ち味の岸本新菜選手、そして最終の第4走者が粘り強さがある小田倉真選手と、メンバー全員オリンピック初出場というオーダーで臨みました。

海外に拠点を置いて実力をつけてきた第1走者の高橋選手は「自分としてはいい流れを作りたいという一心で臨んだが、スイムで先頭集団から後れてしまった」と悔やみながらも、入賞圏内の8位で次につなぎます。

続くニナー選手は前の集団との差を思うように詰められませんでしたが、最後は倒れ込む力走で8位と、わずかな差の9位でリレーしました。

第3走者は今月27日に雨が降る中で行われた個人種目で得意のバイクで転倒し、リタイアした岸本選手。最後のランで離されたものの、前回、リオデジャネイロ大会銀メダリストのスイスの選手とバイクの終了時点まで並走し、9位を維持しました。

しかし、ニナー選手と岸本選手がリレーした際、決められたゾーンの外側だったとして、10秒のペナルティーが課される痛恨のミス。

このため、最終走者の小田倉選手は持ち味のランの途中で10秒とどまる事態になり、これが響く形で最終的な順位は13位に終わりました。

レース後、小田倉選手は「うまくいかないことはあったが、それもトライアスロンだし、それもオリンピック。しっかり受け止めた中で、ちゃんとできたと思う」と結果を受け止めたものの、チーム全員、悔しさを隠しきれない様子でした。

目標に届かず、改めて世界との差を突きつけられる結果となった混合リレー。31日の結果をどのように受け止め、3年後のパリオリンピックにつなげるか。次の戦いはもう始まっています。

東京オリンピック、大会9日目の31日、セーリングは49er級と49erFX級で予選の最終レースが行われ、日本はペアはいずれもメダルレースに進むことができませんでした。
セーリングは、神奈川県藤沢市の江の島ヨットハーバーの沖合で行われています。

このうち予選の最終レースが行われた49er級で、高橋稜選手と小泉維吹選手のペアは最終の第12レースを終えて通算108ポイントで11位となり、予選の上位10人で争うメダルレースには、わずか4ポイント届きませんでした。

49erFX級は山崎アンナ選手と高野芹奈選手のペアは18位となり、こちらもメダルレースには進めませんでした。

フィン級では、瀬川和正選手が第8レースまで終えて16位、混合フォイリングナクラ級の飯束潮吹選手と畑山絵里選手のペアは、第9レースまで終えて15位となっています。

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