月別アーカイブ / 2021年04月

 小学校の隣にあるマンションで店舗型の性風俗店を営んだとして逮捕された女が30日略式起訴され、罰金50万円の命令を受けました。

 風営法違反の罪で略式起訴されたのは、石川県かほく市大崎のマッサージ店経営の女です。

 この女は小学校の隣にあるマンションの一室で、女性従業員に客の男性に対し性的なサービスをさせたとして4月12日に逮捕されました。

 金沢区検察庁は30日、風営法違反の罪で女を略式起訴し、金沢簡易裁判所は罰金50万円の略式命令を出しました。


静岡知事選への立候補を表明した岩井茂樹 参議院議員は30日、国土交通副大臣を辞任しました。

自民党県連は岩井議員の推薦を決定し、知事選にむけて動きが慌ただしくなっています。

30日午前、自民党県連の総務会と拡大選対会議が開かれました。

岩井議員は東京からリモートで参加。

まず上川会長が岩井議員の副大臣辞任を報告しました。

自民党県連・上川陽子会長「私も閣議でこのように、その瞬間を立ち会わせていただきました」

そして、川勝知事を列車になぞらえてこう呼びかけました。

自民党県連・上川陽子会長「暴走する列車を止めることは容易なことではありません。岩井『静岡知事号』を走らせるために、短期決戦、みなさん力を合わせ、まなじりを決して戦おうではありませんか」

会議はこのあと非公開となりましたが、岩井議員の推薦が満場一致で決まりました。

杉村祐太朗記者 「こちら静岡支部の会議の会場なんですが、入口には岩井議員と支部のメンバーの2連ポスターが貼られるなど準備が急速に進められています」

一方、自民党静岡支部はすでに立候補表明前からポスターの制作にかかり臨戦態勢です。

支部が支援する田辺市長との不協和音が度々問題となる川勝知事。

岩井茂樹 参議院議員「県としっかりと連携することができれば、さらに素晴らしいふるさとになっていくと確信しております。そのためには何としてでも勝利を勝ち取らなければなりません」

自民静岡支部の若手 「あの4年前の悔しい思いを忘れたことはありません」

「頑張ろー、頑張ろー、頑張ろー」

事実上一騎打ちの公算となる知事選。

川勝知事は岩井議員を「国交省の顔」と呼び、リニアは知事選の論点となるとの認識を示しましたが、30日この人は・・・

赤羽国交相「国土交通副大臣としてのキャリアも生かして、静岡県もいろんな課題があると承知していますので、その全般に力を発揮していただけるのではないかと期待しています」

また一時候補者選びに名前の挙がった浜松市の鈴木市長は・・

浜松市・鈴木康友市長「リニアだけに集約されるのではなく、もっと大きな県政ビジョンについて論戦を戦わしていただく知事選になるといいと思っています」

投票日までおよそ1カ月、岩井議員はゴールデンウィーク明けにも政策を発表する予定です。


主人は系図や証文を持ち出し、妻は過去帳(亡くなった人の名前などが書かれた帳簿)と仏壇を片付ける-。鳥取藩のある豪商が所有していた文書の一文だ。書かれているのは火事の際の避難手順。災害が起きたときにどう行動するかをあらかじめ決めておく、いまの「マイ・タイムライン」にも通じるものがある。同藩では武家にも「非常持ち出しかばん」があったという。現代を先取りするような対策の数々。関連した品々が鳥取市歴史博物館で展示されており、同館は「こうした火災対応はほかの藩ではみられない。フェーン現象などでたびたび大火災に見舞われた鳥取城下ならではの備え」としている。

 「長男は主人の手伝い」
 火事の避難手順が書かれているのは鳥取城下で質屋などを営み城下の「町年寄役筆頭」を務めた豪商、石井家の「出火之節定(しゅっかのせつさだめ)」。江戸時代後期の天保年間ごろの起草とみられ「正月七日」の日付がある。
 「主人は系図と家計簿・取引簿やもろもろの証文、質札などの管理をするとともに、あらゆることの差配を。おなみ(妻の名)は過去帳と仏壇を片付けて、奥の8畳の間に大切なものを集めて番をし、いよいよとなったら幼児を連れて避難する」
 「定」では主人と妻のほか長男、次男や奉公人らについて9項目の指示を記している。たとえば、長男、次男は「主人の手伝い」をし、その下の子供や奉公人は、「帳面を片付けて、雨戸を開け、建具や諸道具を蔵に運ぶ」「大戸口の鍵を保管し、火だねを始末し、他の奉公人に片付けの指図をする」などと細かく動きを指示。役割分担して財産を守るため、指示を「厳重に守るよう申し付ける」としている。
 リュックのような持ち出し「系図箱」
 豪商の非常用携帯物入れもある。「系図箱」で、文字通り系図を入れたほか、「定」で主人が管理するとされた証文や質札などを詰めたとみられる。高さ約60センチ、幅約40センチ、奥行き約30センチで、板の箱に鹿皮を巻いて火の粉や水から中身を守るよう頑丈に作られている。背負って持ち運べるように肩ひもをつけているなどは、まるでリュックサックだ。

 また、武家の持ち出しかばんは「判物(はんもつ)箱」で、高さ約25センチ、幅約30センチ、奥行き約12センチ。系図箱と同様の作りで、上蓋部分に藩主・池田家の紋である揚羽蝶(あげはちょう)と池田家が特別に許された徳川家の三つ葉葵の紋を入れ、下に名字と家紋を入れている。万一の場合に、領地の場所や石高が記された証明書「領知判物」を入れて持ち出すのに使われた。こちらは、タスキがけで持ち運べるようにひもが付けられている。
 鳥取市歴史博物館主査で学芸員の伊藤康晴さんは「系図は由緒や履歴を証明する家の誇り。火事で失ったら細かい部分は復元できないので最優先で持ち出したのだろう」と指摘。また「商家にとって証文や質札があれば火事の後も商売が継続できる。武家の領知判物は藩主の花押(サイン)入りで家の存続にかかわる重要なもの」と解説する。
 強風「揚塵砂」の正体
 鳥取藩史などによると、鳥取城下では江戸時代、15件以上の大火事が発生し、分かっているだけでも10件で焼失戸数がそれぞれ千戸を超えている。10件のうち8件が南からの大風が吹く気象条件の日に発生した。

 文化9(1812)年7月12日の「佐橋(さばせ)火事」では南風にあおられて3317戸が消失。鳥取藩の歴史を記した「因府(いんぷ)年表」には「晴天。炎暑巽(東南)風烈(はげ)しく…揚塵砂(あげじんさ)」と記載されている。
 伊藤さんは「揚塵砂は江戸時代に鳥取周辺で使用された独特の気象用語。春から夏にかけて吹く南寄りの強風をいい、今のフェーン現象のことだ。何度も火災に遭い、藩士も庶民も防災意識が高まったのだろう」と話している。

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