わたしは今、SixTONESを追いかけている。

きっかけは、昨年のYouTubeのMVを知ってという、比較的最近にありがちなハマり方だと思う。そもそも最近のスト界隈の治安の悪さはわたしみたいな入り方した新規のせいなんじゃないかな、と思ったりする……

さて、わたしはそもそも二次元オタクである。ジャニーズにはほとんど興味がなく、母と妹がそれぞれジャニオタなので毎週VS嵐や嵐にしやがれを見たり、少年倶楽部を見たり、あるいは嵐のライブ映像を見たりする程度の家族にジャニオタいたらそうなるよね〜レベルの人間だ。
そんな人間がうっかりジャニーズの世界に足を踏み入れてしまい、周囲の援護射撃もあって過去の少クラやガムシャラを視聴する機会があった。

わたしがSixTONESを知った11月といえば、表題にもしているLove-tuneのメンバーの退所が発表された月でもある。
それまでのわたしは本当に二次元にどっぷりオタクだったので、夕飯時に流れている少クラを流し見したとしても、妹が好きなMr.KINGくらいしか知らなかったわけだ。SixTONESのことも、妹が好きだったのでグループ名と曲調が好きだったJAPONICA STYLEを知っていた程度(そもそもMV見ようと思ったきっかけがあのJAPONICA STYLEのMVが見られるの!?という喜びからだった。事務所は本当ににわか層が曲気になって調べるという行動を理解したほうがいい)で、本当に全然、顔も名前も知らなかった。

ガムシャラを最初から遡って見ていくと、MC役に必ずと言っていいほど登場するジュニアの子がいた。言わずもがな安井くんだ。
回しも上手ければトーク力もあり、アイドルらしい可愛らしさも兼ね備えていて、それでいてとても男の子だなあと思う人だった。言葉を選ばず端的に言えば顔がめちゃめちゃどストライクでわたしの好みだった。年齢を知ってえ、童顔すぎん……? ドタイプやん……となおさら思ってしまった。
でも、彼を知った時点で、彼は事務所を去ることが確定してしまっていた。

その後、自宅のHDDに残っていた2017年ごろの少クラを遡り、Love-tuneのパフォーマンスに出会う。多分時間あった頃だから今年の1月くらいの話。見たのはMOONだったかなあ。
とにかく衣装映えがすごくて、演出もめちゃめちゃかっこよくて、でもとてつもなくアイドルで、今しかジャニーズにハマるきっかけはなかっただろうに、なんでこのころにハマれなかったんだろうってすっごく悔しかった。
顕嵐くんと安井くんの顔面の圧に負けた。いや顔面力……強すぎん……?

でもわたしが彼らのパフォーマンスを知った時点で、彼らは事務所を辞めているし、もうアイドルではないんです。それが本当に悔しくてたまらない。

そして何より、にわかのわたしが今再集結して活動しようとしている彼らについて何か言おうとしたり、追いかけようとしたりしようものなら、ただの冷やかしにしか見えなくてわたしが彼らの長年のファンだったらこんな気持ちで見られるの嫌だろうなって。そう思うと余計に目に入れないようにしたいけど、でもやっぱり、どうしようもなく気になってしまう。情報を追いかけてしまう。

例えば、これから活動しようとする彼らを追おうと思っても、わたしは永遠にジャニーズにいた彼らを知ることはかなわない。これから活動する彼らはもうLove-tuneではない。ジャニーズだった彼らを一切知らず、新しい道を歩きはじめた彼らを知って追いかけたとかなら多分こんな気持ちにはならなくて済んだんだろうけど、SixTONESを好きになった時点でわたしは彼らの過去を知っていることになるし、何より辞めたことで好きになった、なんて思われるのめちゃめちゃ失礼すぎない? と思ってしまう。実際退所案内があったことでわたしは彼らのお名前を認識したわけで。あの時SixTONESを好きになってなかったら、永遠に「隣の畑は大変ねえ……」という他人事で終わってしまっていたわけで。

だけど本当に、彼らが気になってしまう。彼らのSNSは全部フォローしてるし、毎日一回は検索かけてるし、らじらーも毎週聴いてたし、3月末の配信も見てたし、来週からのバラエティも見るのでしょう。

ファンというにはおこがましすぎるに違いない。けれどもわたしは、今後も彼らの動向を見守り続けるのだろうし、この先ライブがあれば行ってみたいと思うのだろうし、安井くんの顔が好みすぎるなあと思うのだろう。去年の横アリ単独の映像見たかったな……

こんな、あなた方のことを知らないにわかのわたしでも、どうしようもなく気になってしまうと思わせる7人は、途方も無いスター性を持っている。