1.Firework
この曲はアルバム制作の最後の方に出来た曲。まさしくアルバムをまとめあげる力と存在感を持った曲。花火をテーマにしたかったけど、花火大会とかそういう現実的なものじゃなく想像世界の物語に寄せてみました。自分的にはダイナソー的な豪快さと切なさを持ったとても大事な一曲。EDM寄りになったのは幼なじみのエンジニアの友達んちでデモを制作した際、若干の悪ふざけとノリでこの流れに。でも面白かったのでこれくらいならありかなと。
2.Heart Beat
イントロ気に入ってます。歌は1番、武井。2番、タカハシ。というMUSIC以降によく使ってる手法の曲。チェコ史上初のハモり一切なしのメロディー1本。Cメロの心の声みたいなぼやきっぽい感じが良い。歌詞的にはまさしく妄想的な世界。MANTLE収録Crazy Crazy Loveと似た感じ。
3.Oh Yeah!!!!!!!
ドラゴンボール改のエンディングタイアップで作られた曲。1分以内にサビを終えて歌詞は前向きなものというテーマになかなか苦戦した一曲。マスタリングし直してようやく躍動感、爆発感が出て本来目指してたものに。シングル盤はやけに収まりが良いので聞き比べると分かるかも。
イントロのリフがドラゴンボールっぽさがあってちょっと笑える。
4.Beautiful Days
今回のアルバム制作にあたってキーになった始まりの曲。ベースラインはめちゃくちゃ凝った。もうこれ以上のものはないと思えるとこまで突き詰めた。音像全体的にとても良い!テーマは避けられない別れみたいな感じ。両者合意の別れなんて実はなかなかあるもんじゃないと思う。まだ近くにいるようなそんな距離のもどかしさとか、時間の流れを受け入れなきゃ。みたいな。
5.Fun. Fun. Fun. Fun. Fun.
八木節大炸裂な一曲。この完成度でユーモアも込められるミュージシャンってなかなかいないんじゃないかなと思います。あくまで自然体でスカしてない感じもすごい。武井はこの曲を初めて聞いた時アルバムにこの曲が入らないなら俺はもうバンドやめる!と言いました。それくらい最初から響きました。
6.エンドルフィン
曲の前半は午前中の天気のいい日にズバババと作り、後半は何ヶ月もたってから頑張って作りました。個人的にかなり気に入ってる。テンポチェンジからのサビ、それらを接着するシンセ。全部うまくいきました。歌詞世界はミニアルバムDinosaur収録のウッドストックと似てる。クラブとかライブハウスでハイになって多幸して勝手に全部許されて達観していくようなトリップ感。こーゆー世界が好きです。トレインスポッティング的な。
7.クワーキーワールド
自分史上初のサイケロック導入曲。コード進行もどこにたどり着くかも全部手探りでひたすら気持ちいい方に向かった。すごく作るの大変だったけどとんでもなく気に入ってる一曲。ギターソロのメロがすごく良くて、このリフループでももう一曲出来るんじゃないかなーと思いつつ一回しか出てこない。冒頭は子供が歌ってて、段々タカハシの声になっていく。子供が独り立ちする様子を出したくてこうなりました。
8.イメージ
アルバム制作時にアップテンポの曲全然ないなー。やっぱ必要だよなーと思い書いた一曲。ギター二本絡み合う今までよくやってた手法の曲。歌詞は本当赤裸々な心情に近い。
ライブでは盛り上がりそう。
9.Empty Your Mind
生で演奏するととんでもなく迫力があって楽しい曲。打ち込みのデモの時はアニマルコレクティブ感があって面白かったけと、バントサウンドも思った以上にはまってる!これはライブではえる!イントロのケチャっぽいのも面白いし、歌詞もいい!
10.For You
亡き人を思う曲。
11.オルゴール
アルバム最後に入ってるのは最後に出来た曲だからなのかな。本当にリラックスして出来た曲。もう悩むのとか馬鹿らしくて関係ないじゃん自分がいいと思ってるなら!って気持ちが前面に出ました。ラストのメロがすごく気に入ってます!サビはライブでお客さんみんなで歌いたいからよろしくお願いします!
以上。Santa Fe解説でした!
