青山のクラブ『蜂』の摘発について、色々と考えたのですがここに書きたいと思います。少し長くなります。

『蜂』との繋がりはもう18年以上前になります。

当時南青山のクラブでバイトをしていた僕は、何度となく『蜂』にお世話になり、2000年にはSCOFの東さん、アミイゴ・コイケさんと月一でイベントもしてました。

今回逮捕された後藤さんはその頃オーナーではなく、カウンターでお酒を作っていた方でした。後に前オーナーからお店を譲り受け、現在まで『蜂』を切り盛りしてくれていました。

実はここ10年以上、僕が『蜂』に行くことはなかったのですが、3年くらい前にたまたま近所の飲み屋で再会し、以降その飲み屋に向かうたびに、昔の思い出話や音楽の話を語り合ったり。また同じ歳の中学生の子供もいたりで、子供の教育話などで深い話をしたこともあります。

はっきり言って、後藤さんは逮捕されるような方では全くありません。びっくりするほど丁寧で、音楽とクラブに情熱を持ち、その情熱を途切れさせることないように別の飲食店も経営して、『蜂』という空間を、僕らや、音楽を愛する若者たちに提供し続けた方です。

今回の摘発の内容である「特定遊興飲食店の無許可営業」、これは『蜂』があの場所で営業を始めた後、2016年に法律化したものです。

特定遊興飲食店の条件にある"特定遊興飲食店営業が出来る地域"が制定される前から、このクラブは経営しているわけで、不条理という他なりません。

許可が取れる場所に移転しようにも、建物の所有者でもないですから、その移転するお金の保障を国がしてくれるわけでもなく、、、

そんなクラブが実はあちこちあります。理不尽な形で"違法行為として経営しているクラブ"が数多く存在してしまっているのです。

でも、経営してる人はその理不尽な十字架を背負いつつ、それでも日夜音楽を愛する人たち、若い子たちもクラブを愛した大人たちのことを第一に考えて、本当に大変な思いの中営業しています。。。

同じ音楽を愛し、音楽に養われている僕には、やはりどう考えても納得できるものではありません。こんなこと、あってはいけない。

後藤さんは去年も弁護士さんを雇って、どうしたら『蜂』をこのまま経営できるか尽力してたと聞きます。ランチも行う飲食店も経営し、子供の学校のために役員もこなし、毎夜ほうほうの体でどうにか飲み屋で少しの憩いをしていた後藤さんのことを思うと、信じられないくらいの息苦しさと悔しさが滲んで仕方がありません。。

現在、後藤さんがどういう状況なのか僕には全く知る由もないのですが、とにかく心配です。同じ歳の頃の子供を持つ親として、音楽に関わり生業とする一人の経営者として、可能な限り、今後の後藤さんの活動を応援するつもりです。

そのためにも、ぜひこのニュースの理不尽さ、不条理さをみなさんに知っていただきたいです。

音楽に癒され、救われたみなさんなら、
わかってくれるはずです。

乱文失礼しました。

2018年1月31日(水)0:46
クラムボン ミト



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