電子音や様々な小楽器を用いた演奏や、音楽に乗せたポエトリーリーディングで独特の世界観を表現し続ける札幌のアーティスト"hugvilla"と、メンバーそれぞれに固定のパートがなく自由なイマジネーションにて楽器を演奏し、アイスランドと日本の音楽を織り交ぜたドリーミングなサウンドを奏でるChris Van Cornell(以下CVC)。
LIVEでの共演をきっかけに、「アイスランドが好き」という共通点で繋がった2組が、お互いの曲をremixしあい、音源をリリースした。
hugvillaがremixを手掛けた「Tomorrow is today‘s dream」は、アンビエントなサウンドに乗せて原曲の歌詞を自身がリーディングし、曲の持つメッセージ性をさらに強めている。一方で、CVCによる「こえ、こころ、あなたのなかに」のremixは、ポエトリーや鍵盤のリフは生かしつつも、ホーンやコーラスなどCVCらしさをふんだんに盛り込み、原曲の世界観をさらに深く追求したものとなっている。
多くの共通点を持ちつつも、異なる性質をもつ2組の出会い。そこから今回のリリースまでの経緯について、hugvillaのMiku Fukazawaと、CVCのリミックスを担当したドラム・堀田明成、それぞれに話を聞いてみた
●初めてお互いの音楽を聴いた時どう思いましたか?
hugvilla:しっかりとしたPOPなサウンドのなかに散りばめられている音たちにアイスランドを感じました!キラキラしている!と。
CVC堀田:環境音楽的な要素やポエトリーが印象的で、ずっと聞いていたくなる音楽だと感じました。
●初めて会って話したときの印象は?
hugvilla:私、興奮してませんでしたか?会うのが楽しみすぎて、会ってからも話尽きなくて…一次会だけで終わってしまったのが心残りです!笑
CVC堀田:THE・親切な北海道の人!という印象でした。自分は千葉育ちですが実は生まれは北海道なので、親戚と同じようなとても温和な空気と親近感を感じました。ライブの打ち上げの時間も一瞬に感じるほど楽しかったです。テンション上がって、そのあとベースのかっきーとmiuと3人で札幌のプレシャスホールというクラブに行きましたからね。笑
(pic:hugvillaライブ)
●お互いのライブを見た印象はどうでしたか?
hugvilla:私はソロでふわっとやっているのに対し、CVCはバンドとしてのステージングをしっかりと考えていて感動しました。私はトークが苦手で一度もMCをしたことがないんですけど、CVCはMCもほっこりアットホームな感じで、クスッと笑える場面もあって良かったなぁー。
CVC堀田:ただでさえ珍しい音楽性なのに、そこにMikuさんの神秘的な雰囲気がプラスされていてとても良かったです。
●お互い「アイスランド好き」という共通点があるようですが…
hugvilla:もう、『好き』だけで繋がれましたよね!
CVC堀田:お互いの音楽を聞くと、自然や壮大な景色が浮かんだり、雨が続いて少し憂鬱なアイスランドの日々を感じたり…。アイスランドを好きな気持ちが滲み出てるなと感じます。

●今回の制作に至った経緯は?
hugvilla:アイスランド好き同士、そしてお互いにリスペクトし合える2組が、合わさった時の化学反応が見たかった!
CVC堀田:北海道での共演時に初めてhugvillaを聴いて、環境音のような音像がとても心地良く…『CVCの音楽をこの音像にのせて聞いてみたい』と思った事がきっかけです。

●remixするにあたり、今回の曲を選んだ理由はなんでしょうか?
hugvilla:どの曲にするかなかなか決められないでいたところ、CVCのメンバーから、この曲のremixを聴いてみたいというリクエストをもらえたので「Tomorrow is today's dream」に決めました。
CVC堀田:「こえ、こころ、あなたのなかに」は、ポエムと8分音符のリフがとても印象的だったので、それを生かしたくて選びました。
●どのように制作を進めたのでしょうか?
hugvilla:今回は初めてバンドサウンドのremixをすることになったのでアプローチにはとても悩みました。
はじめはもう少しリズム隊を入れたり、効果的な音を入れてみたり、もともとの歌メロを残したり…といろいろやっていたんです。でも途中で、"逆にhugvillaの曲をバンドがremixするとしたら、リズム隊重視でのアプローチになるのではないか?"と考え、これは真逆のアプローチで行こう!と方向転換しました。ほぼ完成していた音源をガラッと変えて削ぎ落とし、アンビエントサウンドにしてみたらしっくりとくるものになりました。
CVC堀田:原曲の8分音符のリフをメインに作りました。最初の音はそのリフを逆再生して作成し、その後はリフを流しながら、最後の盛り上がる部分で倍のテンポにしてみました。ポエトリーはあえて効果音の一種のような役割にし、LRで音を飛ばす事でふと耳に飛び込んでくるようにしてあります。CVCではよささんのトランペットとmiuのコーラスを今回用に追加で録音しました。なのでリミックスといいながらカバーの要素も含んでいると感じています。

●出来上がった音源を聴いた印象は?
hugvilla:最初のイメージではがっつり生音でせめるのかなと思っていたのですが、予想外のアプローチ、かっこよくて痺れました!CVCの違う一面を見れたような気がしています。
CVC堀田: アイスランドといいつつ、冬の北海道の大通り公園を歩く景色が見えました。サウンドはシンセのパッド系の音、歌詞のポエトリー、CVCの2人のボーカルのふわっとしたエフェクト、ピアニカでの展開などなど、好みの音が散りばめられていて素敵です。
hugvilla:私はソロでふわっとやっているのに対し、CVCはバンドとしてのステージングをしっかりと考えていて感動しました。私はトークが苦手で一度もMCをしたことがないんですけど、CVCはMCもほっこりアットホームな感じで、クスッと笑える場面もあって良かったなぁー。
CVC堀田:ただでさえ珍しい音楽性なのに、そこにMikuさんの神秘的な雰囲気がプラスされていてとても良かったです。
●お互い「アイスランド好き」という共通点があるようですが…
hugvilla:もう、『好き』だけで繋がれましたよね!
CVC堀田:お互いの音楽を聞くと、自然や壮大な景色が浮かんだり、雨が続いて少し憂鬱なアイスランドの日々を感じたり…。アイスランドを好きな気持ちが滲み出てるなと感じます。
hugvilla:アイスランド好き同士、そしてお互いにリスペクトし合える2組が、合わさった時の化学反応が見たかった!
CVC堀田:北海道での共演時に初めてhugvillaを聴いて、環境音のような音像がとても心地良く…『CVCの音楽をこの音像にのせて聞いてみたい』と思った事がきっかけです。
(pic:hugvilla ライブ)
hugvilla:どの曲にするかなかなか決められないでいたところ、CVCのメンバーから、この曲のremixを聴いてみたいというリクエストをもらえたので「Tomorrow is today's dream」に決めました。
CVC堀田:「こえ、こころ、あなたのなかに」は、ポエムと8分音符のリフがとても印象的だったので、それを生かしたくて選びました。
●どのように制作を進めたのでしょうか?
hugvilla:今回は初めてバンドサウンドのremixをすることになったのでアプローチにはとても悩みました。
はじめはもう少しリズム隊を入れたり、効果的な音を入れてみたり、もともとの歌メロを残したり…といろいろやっていたんです。でも途中で、"逆にhugvillaの曲をバンドがremixするとしたら、リズム隊重視でのアプローチになるのではないか?"と考え、これは真逆のアプローチで行こう!と方向転換しました。ほぼ完成していた音源をガラッと変えて削ぎ落とし、アンビエントサウンドにしてみたらしっくりとくるものになりました。
CVC堀田:原曲の8分音符のリフをメインに作りました。最初の音はそのリフを逆再生して作成し、その後はリフを流しながら、最後の盛り上がる部分で倍のテンポにしてみました。ポエトリーはあえて効果音の一種のような役割にし、LRで音を飛ばす事でふと耳に飛び込んでくるようにしてあります。CVCではよささんのトランペットとmiuのコーラスを今回用に追加で録音しました。なのでリミックスといいながらカバーの要素も含んでいると感じています。
hugvilla:最初のイメージではがっつり生音でせめるのかなと思っていたのですが、予想外のアプローチ、かっこよくて痺れました!CVCの違う一面を見れたような気がしています。
CVC堀田: アイスランドといいつつ、冬の北海道の大通り公園を歩く景色が見えました。サウンドはシンセのパッド系の音、歌詞のポエトリー、CVCの2人のボーカルのふわっとしたエフェクト、ピアニカでの展開などなど、好みの音が散りばめられていて素敵です。
【Listen】
・Spotify
https://open.spotify.com/user/gotoh0311/playlist/2ojWut6aCIQentszz4IxA8?si=_EfTfL-XQvaZKk7Swal2oA
・Apple Music
https://music.apple.com/jp/playlist/chris-van-cornell-hugvilla/pl.u-ZmblD4jHyqjq3
iTunes Storeやその他ストリーミングでも聴けます!