2021年5月2日、初めて書いた本を発売しました。

タイトルは『IDOL NEVER DIE 死なない生き方』






とても嬉しいことに480部刷った本が予約、会場販売、通販で完売いたしました。

手にとってくれたみなさんありがとうございます。



正直なところ、「200部くらい売れたらめっちゃ嬉しいな〜」と思っていたのですが、予約の段階で予想を超える反響があり、驚きました。

そしてビビりました。

元々文章を書いて人に何かを伝えることがすごく苦手で、そのせいもあってブログの更新もかなり久しぶりになっています。

そんな僕が半分勢いで書きはじめた本がこんなにたくさんの人の期待を背負っていると実感した時、めちゃくちゃビビりました。

ビビりながらもここが成長ポイントだと自分に言い聞かせて推敲を重ねました。

漫画の主人公も壁にぶち当たった時、めちゃくちゃ修行しますからね。

炭治郎が呼吸を覚えたりナルトが螺旋丸を覚えたりゴンが念能力を覚えたり一護が卍解を覚えたりとか。


プレッシャーの中、本を書き終えてみんなの元に届いた時、自分の成長を感じることができて、やってよかったと思いました。




この本を書いた僕が伝えたかったことはいくつかあり、決して一つではありません。

自分が普段から考え実行している『死なない生き方』、つまり死にたいと思わなくなる考え方や行動。

アイドルという職業についての自分の理念。

本を書くという無謀な挑戦を成功させるという体験を一緒に体感してもらうこと。


大きく分けてこの三つです。



読んでくれた人にどれか一つでも伝わったら嬉しいですし、買ったけどまだ読めていない人はこのどれかに興味を持ったときに読んで欲しいなと思っています。




僕がこの本を書くうえでこだわったところや気に入っているところを紹介します。


まずこの本では僕の顔写真を一切使わないということにこだわりました。アイドルや芸能人、インフエンサーのエッセイ本の多くは、写真がたくさん使われています。
僕は表紙から顔を切り取った写真を使用しました。
これは写真をなくすことで言葉の力を強くしたかったからです。
今回書いた本はただの自伝ではなく、いわゆる自己啓発のような要素を強く持っているので、言葉に力を持たせることが重要だったのです。


過去のことを書くという点においても、人によってはショッキングに感じるような部分もあるかもしれないと感じ、やはり写真は使わない方がいいし、本編は敬語を使うことで普段の自分とは隔離したイメージで書き上げました。


写真を使わないということは本に慣れていない人からすると「読みづらさ」に繋がるとも考えたので、できるだけ文字は詰めないように書きました。

今回は印刷していただく業者様や予算の関係でページ数を増やすことは難しく、正直かなり省略して書いた本になってます。

書きはじめた時は50ページ書けたらいいなくらいに思っていたんですけど…。



表紙の裏側は大好きな漫画本をオマージュしたデザインにしました。伝わった人がいて嬉しいです。



各章のタイトルはとても悩んで悩んで、書き終わったタイミングで全部変更しました。
インパクトが必要だし、内容に沿ってないといけないし、当時の自分のと今の自分の二人を脳内で話し合わせて決めました。

特に気に入っているタイトルは『4章 必死に生きたアイドル』です。

本文では『必死という言葉は必ず死ぬと書きます。必死に生きる、なんて矛盾した言葉でしょう』と言って必死に生きることに対して否定的な表現をしています。金八先生のようなこの文章自体は気に入っているのですが、当時の自分のことを本心では否定したくなくて、タイトルにした『必死に生きたアイドル』は、「本当に必死に生きてえらいね、つらかったね、ダメだったけど頑張ったね。」と、過去の自分にむけた労りの意味を含めています。


他に気に入ってる部分は恋愛や結婚に対する自分の後ろ向きな感情を書けたことです。
普段あまり理解されない上に、卑屈になっているだけだと捉えられるのですが、自分にとっての恋愛というのは本当に数千数万ある幸せの中の一つに過ぎなくて、できたら嬉しいけど、仕事がうまくいったりお金持ちになれたりすることの方がよっぽど重要な幸せです。
アイドルだから忖度で言わないだけと感じる人もいるかもしれませんが、忖度でものを言うならお金のことは言いません。



母との対談ですが、町田にある小さなバーで会って会話したものを録音して文字に起こしました。
改めて母の人間性を垣間見ることができて、驚くことも多かったです。

母との対談で使ったお店は町田駅の近くにある『DIARY』というバーです。聖地巡礼にどうぞ。



巻末クレジットについては、それを思いついたこと自体が、改めて自分は自分を応援してくれてるみんなのことが心の底から好きなんだなと実感を持てました。
予約してくれた方の名前を本に印刷した人、もしかして世界初なんじゃない?他にいたら教えてください。




賛否両論だろうな〜と思っていた僕のエッセイは、読んでくださった方々からたくさんの感想を頂けました。

本を書ききったこと、内容が思っていたよりよかったこと、過去の自分のこと、自分自身のマインドのこと、母のこと。

あまり低評価な感想は今のところきていないので、そこはまだ『ファンブック』の域を抜けられてないんだろうなとも感じつつ嬉しい気持ちの方が当然勝っています。



何人かの方達には電子書籍にして再販して欲しいと言ってもらえました。

調べてみたところ、amazonさんの電子書籍は気軽に販売ができるようで、印刷のことも考えなくていいので個人的にはこれならできる!と思ったのですが、事務所的にはNGよりのNGな気がするので、交渉していきたいと思います。

はれて電子書籍での再販が決まったときにはページ数を2倍くらいにして完全版として発行できたらいいなと思っています。





今回僕がこの無謀な挑戦をしたことには本当にたくさんの収穫があったと強く感じています。

得たものをしっかりと他のものに活かしてより良いアイドル活動、より良い人生を、自分だけでなく応援してくれるみんなや周りの仲間たちと一緒に体感していけたらいいなと思います。


次に本を書くときはまた手にとっていただきたいです。



ありがとうございました。


IDOL NEVER DIE 死なない生き方

著者 ぱんめん