積み重ねる想い。

いい感じにいってるなぁと思ってどんどん積んでいくと、不安と執着という鬼がやってきて、ガシャーンとやられちゃう。

無理ゲーな賽の河原からいつ出られるのやら。


どうぞお地蔵さまのような方。
お迎え待ってます。
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ハサミを入れられたローズマリーはなんて思うのだろう。

攻撃されたと思うのだろうか。
それとも何も思わないんだろうか。

ローズマリーの薬品的な香りがどんよりとした脳を痺れさせる。
覚醒させるための香りが、低気圧と低血圧で重く麻痺した脳は、まさしくなにがしかの薬品のように鈍く痺れるように作用する。

覚醒にはほど遠い視界の端に映るのはグラスにローズマリー達が曲がりくねった枝葉もたせかけている姿。

恨めしそうに?
いや、なんとも思わないのだろう。
そんな事よりも今は、少しぬるい夏の水道水を吸い上げて、根を出す算段をしているはずだ。

植物には動物と違って明確な死というものがない気がする。
動物なら肉体が動かなくなれば終わりだ。
植物の場合にはその生命活動は、動物とは違い生と死の明確なラインがない気がする。
緩慢に生き、緩慢に死す。
動き回れる動物の方が、何か起きた時にその場から立ち去る事ができる分強いと思いがちだが、死の淵からの復活する能力は植物の方が格段に上である。
何十年も枯れたように見えても、何十年かぶりに雨が降れば目を吹き返す植物もいる。

あぁあたしは植物のように。。。なりたいとは思わない。尊敬するが、なれるとは思えないのだ。
置かれた場所で咲くような性分じゃない。

あぁそうか。あたしは旅に出たいんだ。

ローズマリーのささやかに咲く小さな花と、部屋中に充満するでしゃばりなその香りにボンヤリと空(くう)を見つめながら今日はただ低気圧に身を任せ、旅の算段をしよう。

こんな頭で出した算段は全くもって役に立たないのであろうけど、それでいい。

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