第8話目の今日はアルバム「THE ANSWER」収録のSnows In The Townについて書こうと思います。



この曲は特にリリースすることを考えずにレコーディングからMVまでを1度は自分たちで作り上げた曲!      

クリスマスの日に発表したので、作っている時期は夏だったかな!?THE LIVEツアーよりも前の出来事。

その時に何を考えて作ったか?思い出してみると「チェリコらしさ」を追及した曲だったような気がします。

個人的に思うチェリコらしさとは

口ずさめるイントロ
歌えるサビ
ポップなアイリッシュ感

なんですが、それを自分たちなりに昇華しようと試みました。



思い返してみればこの時期、チェリコは決して楽な時期ではありませんでした。

丸ちゃん(MUTSUMI)が加入して、もう1度新生チェリーコークスを作り上げる時期だったと記憶しています。

新作のメドでもあればモチベーションも違ったと思いますが(モチベが高い低い、という話ではなく)、そのような話も特に無く、とにかくバンドのグルーヴを1から作り直すことに専念する時期でした。

とにかく目の前のことで必死な1年だった。 

そんな中この年で忘れられないのが、毎月チェリコが開催していた2マンシリーズで「対バン同士で曲をカヴァーしあう」という企画です。



なんで忘れられないか?それはこの曲のド頭のイントロを作っているときにふと感じたことがあるからです。大好きな仲間のバンド「HOTSQUALL(ホスコ)」の影響が出ているんじゃないか?と

そう、この2マンシリーズは仲間の力添えがあって成り立っていた企画でホスコも出演してくれていました。

このイントロの楽器のメロディーの温かさがホスコの曲をカヴァーしていた影響が出ている気がしているんです。

ご本人たちには伝えたことがないのですが・・・!

このブログを書くことによって、冷静に過去の記憶を思い出そうとしているときにふと思い出しました。



そしてもう1つ、実はあるんです。僕らの曲、

「Kiss In The Green」

への僕なりの勝手なアンサーソング?であるということ。

あの曲への憧れや敬意は間違いなくこの曲に注がれています。



というわけで・・・このアルバム解説シリーズの記事、僕としては「後世のこの手の音楽家がいつかこの記事に出会った時のためにも書いている」つもりなのでほんのちょっとだけ真面目な話をさせてもらいます。

楽曲構成的にサビまでの道のりは「Kiss In The Green」のように段階を踏んで上り詰めていく試みをしてみました。

「飽きずに」「展開が進んでいく」ということが非常に大事で、中だるみをしてしまうとせっかくたどり着いた先のサビのインパクトや瞬発力が台無しになってしまいます。

「歌えるキャッチーサビ」にしたかったために、そこにいくまでは逆にコード進行やハーモニーがちょっと手が込んでいたりします。

その方がシンプルなサビで一気にひらけるんですね。

ずーっと溜めてから~サビでバァーン!と一気にひらける・・・というか



僕の大好きなバンドThe Blankey Jet Cityのアルバム「C.B.Jim」のバンドスコアを見たことがあるんですが、「死神のサングラス」という曲についてメンバーからの解説が凄かったのを思い出しました。

「我慢して我慢して我慢して・・・サビでバァーン!!!!!」

って書いてあって当時はブランキーのメンバーがふざけてコメントしているのかと思ったんですが、今となっては言いたかったことが凄くわかります(笑)

「我慢して我慢して我慢して・・・サビでバァーン!!!!!」 

最高かよ!(笑)



ふふ。



チェリコっぽい

このワードを素直に出来るようになったのもたくさんの経験があったからこそたどり着けたよなぁ、と。

昔は同じことをやりたくなくてひねくれてばかりいたもん。なんてことも思ったりもする今日この頃。



昔メンバーで話していた時にKAT$UOさんから「四季」をテーマにしたミニアルバムとかどう?

って話が出たりしたんですが、もしその作品にこの曲が収録されてたら間違いなく「クリスマス(冬)」ですね!

春は「さらば青春の光」だとすると・・・夏は「Dong Chang Swag」!

となると四季系の曲は残すところ「秋」のみか(笑)

そしたら、飲み物シリーズとか楽しそうじゃない?「ビール」「テキーラ」「ウォッカ」!あぁ、これはフィンランドのバンドKorpiklaaniがもうやってるな(笑)

もしくはカクテルシリーズ!「マティーニ」「ダイキリ」「モヒート」!



・・・カクテルシリーズはなんか無しだな(笑)



そういえば!この曲のイントロでもやっていますけど、シャンシャンシャン♪って鈴の音あるじゃないですか?あの音を聞くだけで「クリスマスっぽい!」ってなるの、よく考えたらすげぇな!と思いませんか?(笑)

なんでそう思うんでしょうね・・・!?サンタがソリに乗ってくるイメージというか。あれを最初にやった人は誰なんだろうか?知っている方いましたらぜひ教えてください(笑)

絶対に特許取った方がいいと思いますよね(笑) 



アイリッシュパンクでクリスマスというとThe Poguesの「Fairytale Of New York」という超超超~名曲があります。

その名曲とは毛色の違う「僕ららしさ」のある騒がしいクリスマスソングになったことはとても嬉しい!

特に歌詞においてKAT$UOさんの表現の仕方とか描写、ニュアンスとかがとっても好きですね!是非そのあたりは歌詞カードを文字で読んでみて欲しいな!と思います。


The Pogues Featuring Kirsty MacColl - Fairytale Of New York





うーむ、いつ聴いても名曲だ・・・!イギリスではこの曲がクリスマスに定番として流れるって聞いたけどすごい国だよなあ。


話が色々と飛びましたが・・・最後に。

冒頭でこの曲は自分たちでレコーディングしてMVも自分たちで撮って・・・と書きましたが、本当に完全なDIYでYoutubeにアップしました。

なぜ自分たちで全部挑戦したのか?

「今一度バンドを立て直し、1からのスタートというものが口だけではなく、自分たちでできることの限界に挑戦する」だったり

「活動のペースが落ちざるをえなかったあの時、世間から忘れられたくなくて何かしらアクションを起こしたかった

というガムシャラな気持ちが僕らを突き動かしていたんじゃないかな?と今では思うんです。

あの頃は「まだ終われねぇ・・・もっともっとかっこいい曲を俺たちはやれるんだ!もっともっと素敵な曲をこれからも世に出せるはずなんだ!俺たちはまだまだこんなもんじゃねぇからな!!!」と、ずっと心に秘めていました。

だから、こうやって新しいアルバムについてブログを書けることが本当にありがたく、幸せに思っています。



それもこれも、どんな時でもチェリコを応援してくれるみんながいてくれたから。

今これを読んでくれているあなたがいてくれるから。

僕らのやること、僕らの出す曲に常に興味を持ってくれる人たちがいてくれたから

僕らは「THE ANSWER」というアルバムを出すことができたんだと思います。

本当にいつもありがとう。

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「THE ANSWER」tour初日の千葉LOOKまであと1日!


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セットリストもバッチリ!やるぞ!!!


MASAYA