第3話目はMVにもなったこの曲!Dong Chang Swagです!


この曲はTHE LIVEツアー後に生まれた曲!

ちょうど寒い時期、2017年の11月12月くらいだったかな?アルバムを録ることが決まるかなー?という時期に作り始めた曲。

始まりはKAT$UOさんのこんな一言から。

KAT$UO「マサヤ、イントロの楽器メロとサビの歌メロがあるんだけどさ・・・」





その場でバンジョーのイントロとサビの歌メロをボイスレコーダーに録って持ち帰り、それを元に作り始めました。

イメージは「最初から全速力で飛ばす!」だった。

チェリコは楽器によるイントロで曲の世界観を表すことがめちゃくちゃ多いんだけど、これに限ってそれは「違うかなぁ?」とその時は漠然と思った。

あまり作り慣れていない「最初から飛ばす」は必殺の「※1 ボイスメモ集」を漁ったり、持っている昔のレコードの中でもテンションの高めのレコードを聴き漁ったりして、インスピレーションを得ようとしました。「※2 RED HOT ROCKIN' HOODを聴いたり…etc。

(※1 日常生活の中で浮かんだアイデアを録音しているMy ボイスメモ)
(※2 伝説のジャパニーズサイコビリーバンド)




テンション感的には僕らの超初期の曲「BLUE WORKER」をイメージしていました!(なんとなくイメージが伝わる・・・かな?)

きっとこの時は「チェリコらしさをつくらなきゃ!」っていう余計な概念は頭には無くて、パっ!とできたものをみんなでガッ!と自然と楽しんで今みたいなものがツルっと出来上がった感じ。(←擬音分かりづらいw)



というわけで、「BLUE WORKER」のイメージをどんどん形にしていったんだけど、肝はコーラス(合唱)だろ!となり。

目指したものは曲のスピードとか勢いだけではなく「みんなで歌いたくなる」熱さ。「拳を突き上げたくなる」熱さ。

イントロが鳴った瞬間「駆け出したくなる衝動」。「大騒ぎしている」、「大騒ぎしたくなる」サビの光景。

それらをイメージしてキメなどをアレンジしていきました。

そして「三々七拍子」の案もKAT$UOさんの頭にあってね!いざスタジオで試してみると、バチっ!とハマって「おぉ!めっちゃいいね!」ってみんなでなった!




で、今となって客観的に聴いていて思ったことが1つある。

というのも、僕が20代のころはマイナーな音楽を聴き漁りたい欲が本当に凄かったんですよね。

どれくらい凄かったか極端な例で表現してみますね!



「自分に好意を持っている超いい女と好きなだけデートできる」

そんな、男性にとっては何の苦労も必要無く、またとない状況があるとします。でも、その時の僕はそんなことより

「どこの国のバンドかもわからねぇ、内容が良いのか悪いのかもわからねぇ、果てしなくダサいジャケの、謎なレコードを探して買ってきて家で聴きてぇ」

という気持ちが余裕で勝つぐらいマイナーな音楽漁り欲が凄かったんです。(しかもそういうバンドのレコードはほとんど内容が良くない。ひたすら散財の日々。)

レアな1枚のレコードに3万円とかよく出してたけど、ホントどうかしてるぜ(笑)




・・・え・・・?よくわからない?

マジか・・・、伝わると思ったんだけどなぁ・・・・。

まぁ・・・いっか(笑)



話を戻すね。さっき

「ふと、この曲が完成した後から客観的に聴いて思ったことが1つあって。

って書きました。何を思ったかというと

知らず知らずのうちに聴いてきた音楽の匂いや影響が出てるのかなぁ!?」

ってことなんだよね!

僕が20代のころに聴き漁った音楽の中の1つに「※1 カウパンク」という音楽があります。

(※1 カントリーやブルーグラスなどとパンクロックの融合)

例えばこれ。

Blood On The Saddle - Man With No Name(↓音小さめ)




Blood On The Saddleは「知っている人は知っている」レベルのマイナーなバンド。このバンドはガチャガチャしてて結構好きだったなー。

音源はレコードで持ってるんだけど、このバンドのレコード盤に針を落とした時は想像より全然カッコよくてぶっ飛んだ記憶があるね!

このバンドを出していたドイツのレーベルは当たりが多かった気がする。One Million Dollarってレーベル!

お次のバンドはこれ!

Chicken Coupe Deville - Wild Hog



かぁぁぁぁぁっ(´;ω;`)まず、見た目がくそダセェ!!!たまらねぇ!!!!!!

このバンドはねぇ・・・・「ちょーーーーーーーーーーマイナー」な気がする。

日本でこのバンドのCD持ってる人、何人いるんだ?レベルじゃないかなぁ?多分だけど。

なんせグーグルでこのバンド名を打ち込んで「日本語のサイトを検索」しても情報が全く出てこねぇ!!!!!(笑)

下手したら今書いてるこの記事がこのバンドを紹介してる日本初の記事かもしれませんよ!奥さん!!!!!

この手のバンドのアルバムは1曲「ピンとくる」曲があれば良いほうね(笑)

アルバム1枚通して良いってことはまずないし、1曲も良いのが無いことがほとんどだから(笑)

このバンドはカントリー、ロカビリー、ネオロカビリー好きは聴けるほうかなぁ!?




・・・ってなわけで話を戻すと、なんだかあの頃の「音楽欲」が懐かしく感じてしまいました。

そう考えると、ここ10年くらいはそういった面では貪欲さを失っているなぁと思う。

昔ほどとは言わないけれどまた色々と漁ってみるかなぁ?なんて思ったりもしたねぇ!





今これを読んでくれている方はもうMVをご覧になってくれているとは思いますが

このMV撮影は本当に楽しくて楽しくて(笑)朝から夜までやりましたが、楽しくてあっ!という間でした!

企画、脚本、監督、撮影、全てのスタッフの皆さん、忙しい中エキストラ出演してくれた皆さんには本当に感謝しています!素晴らしいMVを一緒に作ってくださりありがとうございました!

この曲の良さをみんなの力でさらに良くしてもらえたと思っています。これはマジで。

ストーリーもいい!映像もいい!曲の世界観が視覚的にも入ってくる!

最高!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ハァハァ・・・・・アラブってしまった・・・ん?変換がおかしいぞ(笑)やりなおし。

ハァハァ・・・・・荒ぶってしまった・・・。

では、気を取り直して。




僕にはこの曲で好きな歌詞の1文があります。それは

「幾つもの涙を越えて 巡り会えた友よ 答えのない悲しみもある そんな夜のために歌う」

という部分なんですが、

【答えのない悲しみもある】というワードがとても好きで。

現実の世の中には計算式なんかでは割り切れないことがとっても多いじゃないですか?

それに必ずしも「正論」や「正解」が幸せや喜びをもたらしてくれるか?というと決してそうではありません。

時に「正論」は人を傷つけることだってあります。

僕自身もそうだし、人は生きていくうえで【答えのない悲しみ】に何度もぶつかります。

どうしたって解決できないこと、たくさんあります。どうしようもないこと、たくさんあります。

この「どうしようもない」ところに僕はとても「奥行き」や「人生の苦味」を感じて、とても好きなんですね。



僕の大好きなスガシカオさんの「光の川」という曲で「すべての祈りが 輝きはしないけれど」という一文があります。

この一文が「必ずしもハッピーエンドばかりではない」というニュアンスで最高に好きなんですけど、これを聴いた時と同じくらいキュンとしました。

スガシカオさんの「光の川」。とっても儚い曲なのですが美しい曲ですので機会があればぜひ聴いてみてくださいね!

僕の言っている「キュン!」がさらに伝わると思います。




今回のアルバムは

落ち込んでるとき、疲れているとき→元気になれる

楽しい時、嬉しい時→もっともっと元気になれる

みたいに言ってくれたお客さんがいたんですが、この曲がそれを象徴している気がします。




辛い時があるから楽しい時があるし、悲しい時があるから嬉しい時がある。

涙の後に笑いあり。大丈夫、人生に無駄なことなんてきっと1つもない。

少しずつでも前へ。もし、つらいことがあったり元気が欲しかったらいつでもライブに来るのだ!

いつだってチェリコはライブ会場でみんなが来るのを待っているよ!

いつだってwelcome!

の曲でみんなの毎日を、人生を鼓舞する準備は出来ているぞっっっ!





そしてKAT$UOさんならきっとこう言うと思うよ!

「ヤッチマオウゼ!!!」




つづく

MASAYA