月別アーカイブ / 2019年10月

10月21日

情報リテラシー論

〈スマートフォン普及と課題〉

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ガラケー(フィーチャーフォン)とスマートフォン


・二つ折りから携帯→一枚の液晶に
・ボタン→タッチパネル
・Webサイト→アプリ
・文字入力がトグル方式→フリック方式
……


私の家は携帯電話は高校生からだったので、ガラケーには母親が持っていたものしか触ったことがありません。

スマートフォンのここ最近の進化だけでもものすごいスピードに驚いているのに、
ガラケーからスマートフォンの誕生は、自分が思うよりももっと衝撃の強いものだったのだと思います。



スマートフォンへ
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上に貼ったものはスマートフォン・タブレット・PCの出荷台数の推移です。



科学技術の進化、簡略化で
タブレット端末やスマートフォンは一家に一台どころか、1人一台持てる時代になっています。

先ほども言いましたが、私の家族はみな高校生でマイスマートフォンデビューでした。
今は小学校一年生でもマイスマートフォンを持っています。びっくりな話ですよね。


マイスマートフォンを持ち、
室内室外いたるところに張り巡らされているインターネットのおかげで、
いつもどこにいても(場所によってはむりですが)調べ物やゲーム、音楽などが楽しめるようになっています。


そんなスマートフォンとは打って変わってPCはというと、一家に一台あればいい方なのでは、というくらい出荷台数は減少しています。


いい事なのか悪い事なのか…
どうなんでしょうね。



そして

スマートフォン普及によって、アプリの数も年々急増しています。


2014年にはGoogle playがApp Storeのアプリ登録数を抜く

2007年 iOS誕生
2008年 Android誕生
2010年にはGoogleはAppleを抜いていた??


理由は、
Androidにアプリの申請の許可がなく、Appleには厳しい審査と共に許可が必要であるから。



一時期Appleのアプリは安全と言われていたのは、アプリの申請に厳しい審査があり許可を得たものしか展開されていなかったからなんですね。


かといってAndroidのアプリは全て悪いわけではなく、
安全のためにセキュリティアプリをインストールし、自衛することをお勧めしているらしいです。



パソコンからスマホ・アプリへの移行

スマホの普及、アプリの急増によってパソコンからスマホ・アプリへの移行が著しく感じられます。



2007年に初めてスマホiPhoneを制作したAppleが、
スマホ対応をしたのはiPhone 6が出た
2014年9月。

今まで断固としてスマホ対応をしてこなかったAppleがここに来てスマホ対応を導入。

スマホ対応ではPCにあったからこその良さをなくしてしまうと、スティーブ・ジョブスさんが断っていたそうです。


スマートフォンができたから、写真や動画の
縦長対応の文化ができた


スマホにも、
PCからスマホに移行した事で起きた弊害!

パソコンと違い、スマホは他のページに移動しにくいことをめちゃくちゃ意識している。


パソコン
青い字で下線のリンクが表示されていると
リンクを認識してマウスを移動させようと思う。
マウスを当てると、矢印が指や手のロゴに変化したり、文字の色が変わる、画像が変わるなどの変化があり、あらためてリンクだと認識できる。


スマホ
矢印などの機能はなく、またリンクの幅が狭いと指の太い人などがタップしにくい。
ボタンかバナーか見た目でわかるタップしやすい立体感のあるボタンを配置



PCだから出来ること、スマホだから出来ることがあるんだと再認識できました。






スマホの普及で起こった変化

"キーワード編"

パソコン時代とスマホ時代で変わった3大キーワード

パソコン時代    スマホ時代
・いつでも      ・今だけ
・どこでも      ・ここだけ
・誰とでも      ・あなただけ


影響は検索キーワードにも…

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引用は、この情報リテラシー論の講義の横田秀珠先生の資料からお借りしました。



今までPCで検索していた事が、スマホでいつでもなんでも検索できるようになった事で、

パソコンのみの検索キーワード
スマホのみの検索キーワードが存在するように。



でもいったい
パソコンのみの検索キーワードって?

例えば「ダイエット」と検索したい場合

パソコン      スマホ
「ダイエット」    「痩せたい」


例えば「ラーメン」と検索したい場合

パソコン      スマホ
「ラーメン」     「美味しいラーメン屋」
「ラーメン屋」


パソコンは固有名詞、スマホは話し言葉のようになっていますね。

スマホの普及で検索キーワードは短縮化・話し言葉化しているようです。




"日常編"

車離れ・タバコ不振はスマホ普及が原因?

スマートフォンがマップ機能の進化を果たしたり、さまざまな種類のゲームを無料でも出来るようになった事で、
カーナビやゲーム機が売れなくなっている
というのはよく聞く話ですよね、

でもタバコ不振もなの??

そう思って話を聞いていると、
スマートフォンを持ったことによって暇な時間がなくなったからタバコを吸う暇がなくなったとか…!
それも言われて納得できましたし、

以前とあるテレビ番組で、
スマートフォンを指でタップなどの操作をすると、アドレナリンが出るだとか…??

脳がいい気分になるため、タバコで補っていたものをスマホが代わりになっているんだとか…


これもまた、いい事なのか悪い事なのかわかりませんね。



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前回は、スマホをいい使い方をしようという内容のものでしたが、今回はスマホによっておこった弊害も紹介しました。


何がよくて何がダメなのか、何が正しくて何が正しくないのか、

自分で考えて見極め、いい使い方をする事がさらに大事なのだな、という回でした。

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10月14日

情報リテラシー論

〈ソーシャルメディアの台頭〉

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memo
webブログ=インターネット上のブログ
2,010年 インターネット普及率9割


今回の講義はソーシャルメディアがどのようにして今ある形のように普及していったのか、TwitterやFacebookを通して学んできました💡




FacebookとTwitter

個人的に、日本ではFacebookってあまり馴染みがないように感じます

私の周りにもFacebookをやっている友達はいないし、そもそもFacebookってどんなものか知らない…
結構同じような人多いんじゃないかなと思います。



今回、レポートとしては3回目、出席としては4回目の情報リテラシー論で、
今まで聞いてきた中で驚いたことの中に、Facebookに関することがあります。


それは、、
日本ではTwitterより先にFacebookが出たのに
先に流行ったのはTwitter


通りで、周りにTwitterをやっている人の方が多いわけなんですね。



Facebookって何?

ここで本題である、Facebookとは??


face=顔
book=本
→顔の本??どういう意味?



実はFacebookって
顔を集めた本
っていう意味だそうで。


Facebookっていうシステムを制作したのは
マーク・ザッカーバーグ


彼がFacebookを立ち上げた理由…それは


彼自身の通う大学祭でMs.Mr.コンテストをやりたかったから?!



立候補や推薦で出した人だけじゃなくて、大学全員を巻き込んで、webを使って投票できるMs.Mr.コンを実現…



すごすぎる。
自分が同級生だったら勝手に巻き込まれるのすごく複雑な気持ちだけどすごすぎるの一言に尽きる、、。



さらに一コンテストのために作られたウェブサイトがなぜここまで大きくなったのかというと、


大波紋を巻き起こしたこのシステムを、
他の大学さんが「うちとやりたい!」と彼に提案。


その提案を受け、Facebookを他大学に売っていったところ、
次へ次へと広まりやがて世界進出…。



ひょんなことから今や誰もが知っているSNSになるなんて、流行りや興味って何が起こるかわからない。





Facebookがきっかけでとある事件勃発?

みなさん社会や歴史の授業で
アラブの春って聞いたことあるんじゃないです?




2011年アラブの春はFacebookがきっかけ??

この時代、エジプトでは5人以上の集会が認められていなかった。

なんとか政府に対して意思表明をしようと利用したのがFacebookだとか、、


デモを起こすためには人数がいる。でも5人以上の集会は出来ない、どうしようか。


そこで、道行く人にビラを配る。
書いてある内容は『Facebookにきて!』


デモに参加したいと言った人にFacebookに来てもらい、ネット上で話し合いをする事に。


でも、もしかしたら政府側の人だってみてしまうのでは??そう思ったのですが、


Facebookは実名と顔写真を登録して行うツール。
本人かどうかわからないとスパイと間違われる!
というシステムを利用して、確実に人を集めていったのです…


そして話し合いを行い、
USTREAMというサイトでデモ活動を生配信

生配信に参加できなかった人のためにも、
YouTubeにデモの様子を録画したものを流した。


そしてその様子を
Twitterで友達以外の多くの人に伝播

Twitterは匿名で利用でき、簡単に情報を共有することができたため、ものすごい勢いで広がっていったとか


政府は焦ってネットを遮断したのですが、
Twitter側が、この地域だけTwitterを電話回線で利用出来る様に配慮したことで、Twitterの勢いは止まらず!


そうしてデモは成功し、政府に勝利をした…

これは本当に、SNSをとても上手に活用したわかりやすい例ですね。
この話を聞いてる時すこし鳥肌が立ちました…



流すように普通に述べていたのですが、
今回の話だけで沢山のSNSが登場しましたよね。
しかも、それぞれが各々の特徴を活かした活躍をしていました。


様々な使い方のあるSNSですが、
SNSには人と同じように、特徴や特技があって、

それらをよく理解することで、そのSNSのいい使い方ができるんだなと学びました。





本当に正しい答えはFacebookが教えてくれる

先生が途中でしてた、
奥さんへのプレゼントのお話。


先生「何十年も妻に贈り物をしていたら
  そろそろネタがない。どうしよう?」

  Facebookで聞いてみよう

先生「妻へのプレゼント、何がいいかな?」

友人「日傘はどう?友人「奥さん車で1時間通勤
  してるでしょう?」

先生「そうだけど、どうして日傘?」

友人「プレゼントされた日傘を車に積んでおい
  て、もし雨が急に降ってきたら、その日傘を
  見て自分の事を思い出してももらえるじゃ
  ない!」

先生「たしかに!じゃあ日傘にしよう』


後日談
妻「今までもらった中で1番嬉しかった」


この話が素敵すぎてですね。
すっごくいいなと思いました。先生おめでとう。




Google先生に聞いたって、誰にでも当てはまるような答えしか出てこないけど、

Facebookの中にいる友人に聞けば、その人にあった物を提案してくれる。


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自分の欲しい答えは、自分の欲しいものに沿った使い方のできるSNSを使う。

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とてもいい回でした。






10月7日(月)

情報リテラシー論

検索エンジンの変遷と進化

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今回も一週間のはじめ、月曜日にある情報リテラシー論の講義を受講して、自分が心に残ったことをちょこっと紹介していこうと思いますっ


ではさっそく…
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情報の数と人間の処理能力について


スマートフォンやパソコンだけでなく、ホームページなどでは、アプリのアイコンやリンクを箇条書きにしてみたりと、人が見やすいよう使いやすいよう開発されてきてますよね。

例えばスマートフォン
ホーム画面には自分が使うアプリのアイコンが縦横と並んでいると思います。
並んでるアイコンの数にきちんとした意味があるのってご存知でしたか??

添付した画像には、縦が7個、横が4、5個と書いてありますが、実はこれが人間が多くの情報の中から、自分の必要なものを探し出す際に処理しやすい数なんです。

自分も初耳でした…

たしかにいま触っているiPhoneの画面サイズのまま、アイコンのサイズを小さくして数を多くしたら…
シンプルなアイコンだったり色味が似ているアイコンは区別が全くつかない…


自分はアイコンを色や機能とかでまとめているので、こんな事になってしまってはいつまでたっても必要なアプリを探し出せなくなってしまう…
結構同じことしてる人多いんじゃない、?


アイコンデザインをよりよく考えなきゃいけなくなるわけだけど、シンプルイズベスト、わかりやすいを求められてる今の世で、誰もがみんな自分のアイコンを見つけてもらおうと画策してったら…
恐ろしい事になりそう。



ホームページにも同じことが言えるそうで、

  • より多くの情報を
  • 閲覧者に伝えたいからといって
  • 閲覧者のことなど考えもせず
  • 何個も何個も
  • 箇条書きにして
  • 人間の処理能力の限度を超えてしまうと

見つけてもらえなくなってしまうわけですねʅ(◞‿◟)ʃ


デザインを学んでいく上で、閲覧者・消費者の事を考える大前提を逃してしまうところでした…

人間の脳だとか心理っていうのを学ぶのも私たちには必要な事なんだなとこの講義で学びました。。




Webサイトの存在


そういえば講義で、
Webサイトの数がだんだん減ってきてるんだとか、、

2017年 12億
2018年 19億
2019年 17億

億って漢字で言ってるからへぇ〜ぐらいにしか思わなかったけど、2億も減ってるってやばくないです?
0が…1200000000…8個…?9個…?ちょっと数えるの嫌…ですよ…??


理由はなんでも、
アプリがたくさんでてきたからだとか


リンクなどを貼り付けてさまざまなページに飛んで飛んでってしてたWebサイトから、

リンクを貼り付ける必要なんてないアプリの方が量産されているかららしいです。

これからをデザインする年代の人たち、自分も含めるんですけど、時代の傾向を理解して掴めるようにならないと生きていけないですね…。




最後に
Googleは広告代理店



「〇〇」って検索したい!

検索したい内容があっても検索したいものの名前がわからない時って詰んでますよね。

なんとかキーワードを考えて探して検索してみる…と多少時間がかかったり、ちょっとした違いはあれど大抵は見つかりますよね!

何も考えずに利用してたけどこれってすごい事なんじゃ…?なんで見つかるの…?

って思ってたら先生が答えを教えてくださいました。


例えば
「フォトウェディング」って検索したい!

この言葉がわからなかったらなんて検索しますか?

結婚式、家族と友人、前撮り…
関係のありそうな内容、単語を、見てほしいページのユーザーが多用しておくんです。

共起語抽出ツールを使ってより自然なキーワードで探せるようになっているんだとか。

そしてキーワード検索の際にGoogleが考えている検索順位は

  • 検索したキーワードが含まれているか
  • キーワード検索したユーザーにマッチするか
  • サイトに訪問したユーザーが満足するか

で決められているそう。


たくさんの人に寄ってもらってみてもらえるようにするには、こう言った事に配慮して、細部まで消費者のことを考えた設計にすることが大事。
よく学びました。



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こう言った事に限らず、そのほかのことに関しても、細かいことまでこだわれるデザインをしていきたいです。

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長岡造形大学
情報リテラシー論

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