10月28日
情報リテラシー論
〈キュレーションが必要な訳〉
キュレーションってなんですか?
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「キュレーション」(curation)とは、情報を選んで集めて整理すること。 あるいは収集した情報を特定のテーマに沿って編集し、そこに新たな意味や価値を付与する作業を意味します。
日本人は情報を集めて整理するのが苦手?
日本では、モノの購入前に、情報収集や比較検討しないという人が6割弱!
Q、製品・サービスについて購入前に検討をしますか?
A、検討しないと答えた割合
日本→58%
アメリカ→51%
中国→32%
Q、購入している製品・サービスに興味・関心はありますか?
A、ないと答えた割合
日本→62%
アメリカ→67%
中国→41%
さらに、購入時3つのストレスを感じる人は購入欲を失ってしまう傾向が
①買い物のために集めた情報からいいものを見極めるのが難しい
→情報選択ストレス
②買い物をするときいつ買うのが損をしないのかわからない事がストレス
→買い物タイミング選択ストレス
③買い物をするときモノが多すぎることをストレスに感じる
→モノ選択ストレス
生の声
[情報選択ストレス]
"いろんな情報が錯綜しているから結局どの情報が正しいのかわからなくなる"
[買い物タイミング選択ストレス]
"続々と新商品が出たり活発に値下げが行われるため、いつ買えばいいのかわからない"
[モノ選択ストレス]
商品の数が多すぎて何がいいモノなのか探しているうちに忘れてしまう
だからこそキュレーションには価値がある!
"キュレーションとは、無数の情報の海の中から、自分の価値観や世界観に基づいて情報を拾い上げ、そこに新たな意味を与えて、そして多くの人と共有すること。"
著書;キュレーションの時代「つながり」の情報革命が始まる
著者;佐々木 俊尚(著)
自分の欲しいもの、必要なものを自分の価値観や世界観で考え判断することにスポットが。
さらに、、
キュレーションはファッション界に
○女性目線で男性のファッションをキュレーションしてくれる買い物代行サービスがある??
女性目線でスタイリングしてくれる新感覚ファッションサービス、bemoolというサービスがあった、、
予算を決めて相談し、決まった服を購入して届くのを待つだけ、、
考えるのを苦に思っていたからか、考えを助けてくれるサービスが、
○コーディネート系アプリの誕生
コーディネート系アプリの2強、
[WEAR]と[iQON]
現在はiQONをWEARが買収したため、ZOZOTOWNの運営もしているスタートゥデイが運営を行なっている。
キュレーションは"まとまった状態"から
ニュースやブログ記事、Twitterのツイートなどをまとめてくれるサービスができ始めた。
大小様々な情報をまとめてくれるため、私たち消費者はそのまとめられたものを見、
必要な情報だけ掻い摘めばよい時代になった。
ただこれには、
様々なまとめサイトが多々あるため、
どの情報が正しいのかを自分で見極める必要も出てきた。
莫大な量の情報を管理するサイト側も大変そう、、と思っていたら
Yahoo! JAPANまとめサービスは一年と持たず終了
NAVERまとめは2009年7月1日に開始し、陰りが見え始める、、?
やはりまとめているだけでもたいへんな苦労が。
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情報社会の中で生きていく上で、
どの情報と向き合い、どの情報とともに生きていくのか、
自分で判断しなければいけないことを忘れずにいなければいけないな、
と思いました。
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長岡造形大学
情報リテラシー論