男性トイレで
用をたすのに
しょうみ1分くらいだろう

その間、個室でずっとウォシュレットの音が鳴っているのは、どういう状態なのだろうか。

もうこれは想像でしかないが、ちょっと考えてみる。

水の音に一定のリズムがあるということは、対象との距離が変わっていることを物語っている。ということは、きっとお尻の位置を調整しているのではないだろうか…。

普通どうなのかも気になってきた。

自分はウォシュレットが嫌いなので、ほぼ使ったことがない。あくまで紙派ということになるのかも知れない。

ウォシュレット派の人は普段どういうふうに使っているのだろう。

一発で、ノズルの方向 (水の出る方向) と、座る位置 (お尻の位置) をあてる人などいないはずだ。となると、水が出てお尻に当たってからはじめて位置 (ベスポジ) を把握することになる。

それからお尻の位置を調整してベスポジにくるまでは、しょうみ2秒から3秒程度だろう。

話を戻すと、男性が (小) 用を足すのは、しょうみ1分くらいだろう。

その間、ウォシュレットの音 (リズム) が繰り返し流れていたということは、その間ずっとベスポジを調整していたのだろうか…。

いや、これはもう調整の域を超えているに違いない。

むしろ自分が奏でるリズムを楽しんでいるのではないだろうか。水と戯れているのではないだろうか…。

そんなことを考えながら、トイレから戻ってきた。