ロマンポルノ・リブート・プロジェクトの第一弾、行定勲監督の『ジムノペディに乱れる』の舞台挨拶に行ってきました。

ものすごい昔、大阪の専門学校のとき、カラオケか飲みの勢いで明け方に友達とポルノ映画を観に行ったような記憶がある。

たしか3人だった。客もあと2、3人くらいだったんだけど、汚ない劇場で暖房の生温かいシートの足元にゴキブリを見たのを今でも覚えている。

極めつけは、途中でトイレに行こうと思って廊下に出たところで、年食った男女がベンチで合体して喘いでました…。

たしかオッさんはハゲてたような気がするのと、オバはんは赤いドレスみたいな服だったが、ほぼ全裸だったのを覚えている。

すごいところに遭遇してしまったと、席に戻って友達に話し、もう一度みんなで見に行ったときにはもうコトは終わってて…映画よりこっちのほうがオモロかったなと笑いあった記憶がある。

どんな映画か誰が出てたかなんてのは全く覚えてないが、とにかく衝撃だったことを覚えてる。

行ってきた舞台挨拶は、新しくなったばかりの新宿武蔵野館で、そんな記憶とは裏腹に、行定勲ワールドを楽しむことができました。