月別アーカイブ / 2020年04月

同じ 問い合わせが続くので こちらで
回答します。
会員でない方 個々に説明する義務も
ないかと思いましたが、電話やメールで
の対応に時間がとられ、施設の世話に
支障がでるため、こちらに記載します。

こちらに相談がきた経緯
会に電話にて カラスに襲われたキジが
団地内敷地にいるとの連絡があり
発見者はお電話頂いた方のお子さんで
出勤前で時間がなく、お母さんに連絡を
お願いした。
既に環境課などに電話をしていたが、
野鳥指定病院、保護施設があるため
そちらに電話して頂くように伝える。
 コロナの影響により、現在 対応でき
ないと言われたため、環境課に教えて
もらった愛護センター 保健所ですね。
に 電話を入れ 職員が来たが キジ
にまだ息があったため、引き取りができ
ない、と言われた。 ←通報者の方が
指定病院はいくつかあるので 探して
持っていくように伝えたが
電話頂いた方は鳥が苦手で触ることが
できない、と言われたため、同じ団地内
に運べる方がいないか、聞いたがいない
とのこと、当会の近くに住む会員に連絡
したが不在、市外の会員が対応できる、
と連絡をもらったが、通常引き取りは
していないため、責任者である私が対応
することにした。
現在に到着後、処置が可能なら指定病院
へ引き渡しまでを行う予定で、ケージ等
を用意して行ったが、すでに死んでいた
ため、遺体を持ち帰った。
通常、河川敷や林などであれば遺体を
そのまま放置するか、保健所に連絡し
て指示を仰ぐが、時間の問題や住宅地
団地内であったため放置はしない。
子供がさわったりの衛生的な問題も
あるため。
 その日はたまたま 施設で火葬の
日であったため、持ち帰ることにした。
当会では 衛生的な問題もあり、冷凍
保管庫内の遺体は全て火葬している。

以上が 経緯になりますが、
当会は施設があるため、飼い鳥等ぺ
ットの場合は引き取りに行くが、基本
は持ち込まれることがほとんどである。
ただ、ペットも野鳥も みないことに
は判断はつかない、ねずみとりにかか
った鳥や民家のとりもちにらかかった
鳥を引き取りに行ったことはあるが
すぐに放せれば、その場で放すにこ
したことはない。
ガラスにぶっかって 気絶してる
運がいい場合もあるし、骨折して
指定病院に連れていかなければなら
ない場合もある。
その後、しばらく治療になる場合も
ある。
 電話だけでその判断は難しい。

あとは 何が知りたいことがあれば
直接 電話をください。
 
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文字制限のあるTwitterではお伝えできない
ことを こちらに記載していましたが、
キジの画像が不適切という判断で 記事自体が
削除されたために Twitter内で誤解を招いて
しまったことをお詫びします。

 記事をアップして しばらくは閲覧できま
したので 既に読まれた方がいると思いま
すが、もう少しわかりやすい文脈に一部かえ
させてもらいます。  ↓

カラスに襲われたキジについては 本来
野生生物の自然な生態系であり、捕食活動の
邪魔をしたり、捕食者の仕留めたものを回収
することやそれらに介入することはありません。
山や林などらであれば そのまま放置になり
他の捕食者の糧になるでしょう。
通報者の方が1度保健所を呼ばれ、まだ息が
あったため、回収せずに放置となったそうで
す。
私がついた際には絶命してました。
今回は団地内でしたので 子供もいますし
回収しました。

通常時であれば 管轄の指定病院、または
動物園にまずは相談、連絡をしていただく
ようお伝えしています。
現在、コロナの関係により、通常時に協力い
ただく機関が機能していません。
そのため、当会への相談が多くなっている
のは事実です。
今回 通報された方も環境課にも連絡
したそうです。
野鳥の遺体について 管轄の保健所に
連絡して頂くようお願いします。

 当会にも カラス、猛禽、水鳥系も保護
しています。
カモメやサギ類も ヒヨドリを丸飲みに
しますし、魚を食べる鳥も、だいたいは肉食
ですから 鳥のヒナも食べます。
肉食である子達については、雑食性である
こたちよりも 衰弱や負傷したときの生存
率が雑食性とは比べものにならないほど
低いのです。
そのため、12月から2月にかけて 当会に
はフクロウ、特に身体の小さい猛禽類が
多く来ることになります。
オオコノハズクが多いのは そのためです。
寒くなり、食べる虫や両性類、爬虫類が
いなくなり、身体の小さな猛禽類は捕獲す
る獲物が限られてしまいます。
フクロウが来る数が少ないのはオオコノハ
ズクの何倍もの大きさがあり、大きなネズミ
やヒヨドリなどのサイズも狙えるからです。
オオコノハズクが狙える獲物は冬場には
本当に少ないです。
冬でなければ、虫やカエル、ヤモリも食べま
す。
 注 カラスやオナがは雑食性です。

そんなわけで 飼い鳥たちと 野生生物
の世界には大きな違いがあります。
野鳥たちについては見守ることも 大事
です。
巣立ちヒナも 危なっかしいかもしれま
せんが、親鳥はこっそり みています。
巣立ちの初飛行をクリヤしなければ外
では生きていけません。
狩猟の問題もありますがそれは次回。

あと 話しにだされたようなので、書き
ます。
 私はアフリカに3回行きました。
広大な保護区に1日いたとしても ライオン
がインパラやガゼルを追うようなシーンに
はあいません。
まず 動物 発見するだけで 疲れる。
実際に 目撃したことは何度かありますが
テレビにあたり前にでてくる捕獲シーンを
みたことは無いです。
ハイエナが捕獲したものを横取りするのは
見ました。
ライオンのかっこいいところなんて みた
ことないです。
むしろ 足を負傷して 瀕死でガリガリな
汚いライオンは何回かみてます。
そんな必死で 暮らす肉食であるこが
1週間ぶりに やっと 捉えた獲物を逃し
たり 保護するようなことはしません。

狩の成功率はそれほど低いのです。
言いたかったことが 上手く伝えられた自身
はないですが 読んで頂き、ありがとうござ
いました。

  レスキュー隊 隊長より

↓  昨日 届いた 埼玉支部の表紙
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本を作る仕事にもたくさん 関わってきました。
7年前に ここにいるこたちがモデルにでて
ます。
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↑  当時 モデルになったとき4歳

いまのじゅう  ↓  今年12歳
もう歩けないし、飛べないし、白内障で目も
見えてない。
若い頃より 色が 濃くなりました。
今年は 夏を迎えることが できるかな‥
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