昨日は、待ちに待った、高嶺獣医師による
「トリミング中に死ぬ可能性がある高齢犬の心臓の病気セミナー」に参加して来ました。
なんて怖くて、センセーショナルなタイトルでしょう…
((( ;゚Д゚)))ガクブル
いや、でも、決して大袈裟でなく、高齢犬のトリミングは
それくらい危険もある事を皆様にも認識して頂きたいのです。
この秋には9歳になるBloomと同じように年を重ねてきた
お客様ワンコたちも立派なシニア世代になり、
心臓のお薬を飲み始めた子たちも出てきたりで…
まだ病院に通われて、きちんと投薬されている子は良いのですが、
怖いのは、「そもそも病院にかかっていない」「お薬をきちんと飲ませていない」「調子が良くなったので、お薬をやめてしまった」ケース。
僧帽弁閉鎖不全症。
(高齢犬で「心臓が悪い」「心不全」と言われたら
ほとんどがこの病気だそうです⚠️)
興奮・緊張・恐怖など精神的ストレスにより、
急変する可能性があり命に関わる、とても苦しい病気です。
ワンちゃんは、ニャンコより精神面が弱く、サロンでは
飼い主様と離れる不安に、シャワー・ドライヤーの熱なども加わる事で
「普段大丈夫だから、大丈夫」ではありません…
私が「かかりつけのホームトリマーになりたい」のは
ここに繋がっています。
ワンちゃんが勝手知ったるサロン環境で、
見慣れた・気心知れたトリマーであれば、
少しでもストレス軽減になると思うからです。
今までも経験からなんとなく感覚で事故なく、無事に対応してきたけれど、
私にとって、とってもタイムリーに、必要不可欠で確実な知識となりました。
短大の講義中にも、こんなにノートを取った事はないくらい
書き殴って余白が全くなくなったメモが証拠です( ̄▽ ̄)
ひとりまーなので、こういったセミナー等に参加するにも
臨時休業となり、お客様にはご迷惑をおかけしますが、
やはり、トリミング技術だけでなく、ワンコに関する事は
必要な時に必要なだけ勉強し続けて行きたいと思います。
トリマーは、大切な愛犬の命を扱うお仕事です。
残念ながら、どんなに頑張っても、
怪我や事故、万が一の可能性は否めません…
ただ、より安心・安全に、いつも全力で
ワンちゃんをお預かりさせてください。
宜しくお願い致します(。-人-。)
Dog life with Bloom*
Love & Peace & Smile Scissors