Bloomメンバーのヴィッたんは15歳になりュー月には8!早いなぁ
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どんどん甘えたになって、赤ちゃんに戻って行っちゃうようなシニア期。
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そして、ワンコの生涯の中で半分以上をしめるシニア期。

もう愛おしさしかない
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俄然、甘やかす私なのですが、グルーミングに関すると、そうは呑気な事は言ってられない…


さん、ご存知ないかもしれませんが、実際にチラホラ耳にする
【トリミングサロンによるシニア(高齢犬)お断り問題】

ご新規様はもちろん、中には今まで通っていたサロンでさえ「1●歳以上は責任が持てないのでお断り」とか言われちゃうとかなんとか…

私も長年、トリマーをしてきて「トリマーになって良かった!」と、心底思えたのは、18歳で看取った先代犬の介護をしていた時でした

かに、シニア犬のグルーミングは命に関わるリスクも高いのです

過去に心臓病になっているシニア犬がグルーミング中に心臓発作を起こし、ドキドキし経験があります。
(の時は心マして蘇生して事無きを得たのですが…私も生きた心地はしませんでした)

どんなにどんなに気を付けていても、トリマーは獣医さんではないので、
手から伝わる体温や呼吸、舌の色等をふまえ、あくまで経験と勘で、最大限に負担をかけないように気を付ける事しか出来ないのが現状です。

責任どうこうの前に、自分のグルーミングが死の一因となる…トリマーが絶対に経験したくない事でもあります。

で、現在、私はひとりまーなので、Bloomでは私自身の判断で「もう1人での作業は危険だ」と感じた時点で飼い主様を保定係に任命します!(笑)

すでに、実際にお手伝い頂いた顧客様もいらっしゃいます。

目の前で一緒に愛犬のトリミングの様子を見ててもらい、私の指示で愛犬を抱っこしたり、支えたりのお手伝いをしてもらうのです。

それが不可能な場合は、獣医さん併設のサロンさんをお薦め致します。


さて、なんでそんな真面目な話をしたのかと言うと、
本日、シニアのアネラちゃんがご来店だったからです
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シッコ が近くなってたり、足腰も弱くなっていますが、頑張ってくれてますよ!

飼い主様は私に一任してくださっているので、いつものように汚れやすいお尻もカットしました。
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でも、だんだん踏ん張りがきかなくなってきているから
今回は、内股の方まで内側はスッキリ!
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見た目は落ちるかもしれませんが、清潔が1番♡
万が一汚れても、お世話しやすいように♬
こういう風に、その時その時の状態に合わせて、色々と工夫をプラスしていけたらいいなぁ…

そんな事しか出来ませんが、シニアライフのお手伝い、まだまださせてくださいね~

てのワンちゃんは無理でも、せめてBloomの顧客様達だけは「出来るだけ最期まで全力で対応していきたい!」と、改めて思ったのであります。