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Photo by Brooke Lark on Unsplash      

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は温かいご支援・ご声援、ご鞭撻のお陰で実り多き年となり、
自分の作品や表現の幅と向き合い、前に進む力を新たに身につけられた一年でした。
本年も、引き続き精進して参ります。何卒よろしくお願い申し上げます。

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昨年のこと・お知らせ

暮れに杏ノ助(兄)と寒空の下でコーヒーを啜りつつスケジュール帳をめくり合い、
一年を振り返ってそれはもう盛り上がったのですが、皆さまはどんな年を過ごされたでしょうか。

私は年明けから、シナリオライターとして大きなタイトルに本格的に参加させていただき、
自分の筆力と向き合いまくる🔥という勢いのあるスタートを切りました。
二月は杵家七三先生の演奏してみた動画のお手伝いをさせていただき、
桜が咲く頃からは、少しずつお仕事面で新たなご縁が広がっていきました。
六月からは、萬月邸の二枚目のアルバムのクラウドファンディングを開始し、
緊張の絶えない日々でしたが、温かく心強いご支援・ご声援のお陰でサクセスとなり、
達成後よりアルバムの制作を進めることができています。



また、八月には、今作で全曲の作編曲を担当して下さっているてにをはさん
水引結道主宰の玉乃井先生をゲストにお招きした《ちょっと不思議な》座談会を開催し、
楽しいひとときを過ごすことができました!

九月には宮城県大崎市岩出山の『政宗公まつり』のライブステージに出演させていただき、
実行委員会の皆さま、ご来場いただいた方々から沢山のパワーをいただきました✨





そして秋口からは、制作中の最新アルバムのプロモーションの一環として、
音楽のプロモーション・クラウドファンディングに特化した株式会社muevo様と共に、
リリースライブの事前予約キャンペーンを開始いたしました!
muevo様には、我々の記事も書いていただきましたよー!



こちらのキャンペーンは、2月27日までとなっております。
事前予約のほか、オリジナルグッズの先行販売や海外の方向けのページも作成していきますよ✨
また、達成額に応じて関西でのライブができるなど、できることが豪華になっていきます!



上記の通り、クラウドファンディングの形式をとっているものなのですが、
今回もサクセスしなかった場合はご購入者の方々にご返金するシステムです。
是非ご覧くださいね✨

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今年の抱負

個人的に嬉しかったことは一年を通して沢山あるのですが、杏ノ助が音楽のコンテスト『エマージェンザ』の予選を一位で通過したことは、ほんとーーーに喜ばしいことでした(*´ωと)✨✨
今年の4月7日に杏ノ助が出る準決勝があり、そこを通過し決勝戦でも勝ち残れるとドイツのフェスに出場できるという大規模なコンテストなのですが、今回は萬月邸としてではなく、杏ノ助個人として出場しています。

萬月邸は、元々ソロのヴォーカリストの杏ノ助(兄)と、フリーの作詞家・シナリオライター・歌人の芙雪(妹)が「和風なコンテンツつくろーぜ!!!」という流れで結成したユニットなので、個人個人の活動にも力を入れています。
今年は、今まで以上にそれぞれの可能性を試してみようという話をしておりまして、
萬月邸というホーム&温かい遊び場&実験の場という環境を母体にしつつも、
それぞれのジャンルで邁進していけるよう、兄妹共々努めていこうと思っています。

ですので、「杏ノ助さんひとり!?芙雪さん個人活動!?えっ、佳館家応仁の乱!?」とか、そういうことは全くないので!(笑) ご安心くださいね!(笑)

上記の他にも水面下でしずしず動いているあれこれがあるのですが、
まだお知らせできる時期ではないので……それは少しずつ、少しずつ……( ˘ω˘)b✨


たくさんたくさん書いてしまいました。
読んでくださってありがとうございます。
言いたいことはシンプルに「今年もぜひ応援してくださいませ!」、これに尽きるのです😊

この一年の、皆さまのご健康とご多幸を心から祈念しております。
何卒よろしくお願いいたします。


平成三十一年一月二日

 「お母さん、どうしてあのボーカルのお姉さんは泣いちゃったのかな」

若者が集うアットホームなライブハウスで、10代前半だった私は、隣にいた母親にそう問いかけた。
その日、杏ノ助を応援するために足を踏み入れた対バン形式のライブで、一人の女性が『Bohemian Rhapsody』を歌ったのだ。
当時、習い事で英会話をしていたものの歌詞の内容をつぶさに理解することはできず、
何より、明るくはつらつとした表情で他の曲を歌っていたその女性が、
この曲が始まってからほどなくして大きな瞳から大粒の涙をこぼし、
『Mama, just killed a man, 』と歌ったことが、幼い私にはただただ不思議だった。

あのお姉さんは、どうして泣いてしまったんだろう?

すると、尋ねた私に向かって母親は微笑ましそうな顔で、
「きっと、感情が入り過ぎちゃったんだね」と言った。
同時に私は、あの曲が「人を殺めてしまった少年についての曲」だということを知った。

映画を観たり、本や、漫画を読んだりした時に泣いてしまうような感覚なんだろうか。
そんなふうに、なんとなく納得して、私の、その曲に対しての思考は止まったままだった。
『Bohemian Rhapsody』は私にとって、全くの「他人の歌」だった。

――映画を観終わって、余韻に包まれたまま席を立つ。

孤独を飼いならせず、自身や、他者の変化や成長にも上手に向き合えず、
出自や、セクシュアリティや過敏な感性に苛まれて、
「自分」という現実から目を背け続けていた、ラミ・マレック演じるフレディの、
「断絶」という文字が刻まれたような瞳を思い出す。

彼の生きた時代も、今この時代も、常に不穏で、淀んでいて、薄暗い。
でも、その中に明るく光るものもあって、私達はどうにか、そこを頼りに進むけれど、
次第にわかってくることがある。
どのようなものにも、必ず限りがあるということ。
孤独は視野を狭めるということ。
愛したいと思った人に愛されるわけではないということ。
みんなどこかで、何をしても満たされない空虚感や焦燥感を抱えているということ。

フレディが身を削り、心を削りながら作った歌詞と曲が「最愛の」友人や、
メンバーとの関係によって完成されていき、
それが人々の耳に届き、心に達していく流れは圧巻で、
だからこそ、彼の歌った歌詞が、深く深く、胸に刺さった。

ずっと分からなかった。
長じてから、何度も『Bohemian Rhapsody』を聴いて、歌詞を読んできたけれど、
どうしてもあの曲は私にとって「他人の歌」だった。
そうした聴き方や、作品の愛し方もあるのだろうし、良い悪いの問題ではないと思う。
でも私は、この曲を深く知る何かを、どこかでずっと探していた。

けれど、あの映画を観た今なら、自分なりに解釈できる。

「あの少年はフレディ自身で、少年が殺めてしまった人もまた、フレディ自身ではないか」

正解はない。きっと、永遠に知ることはない。
けれど、今ようやく、あの曲が「自分の歌」になった気がしている。




この度、シナリオライターとしての筆名を変更することに致しました。
新たな筆名は、

出雲 ゆき弥 (Izumo Yukiya)

となります。

音楽活動においては変わらず『 芙雪(Fuyu)』ですので、
どうぞお好きなようにお呼びくださいませ🌸

また、出雲個人のサイトを夏頃から開いております。

『うたつばめ』

個人での経歴のほか、短歌や、ちょっとした文章等を載せております。
シナリオ・作詞等のお仕事は随時受け付けておりますので、
お問い合わせの際は、併せてサイトをご覧いただけますと幸甚です。


今後とも、何卒よろしくお願いいたします。

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