この度はお買い上げを頂きまして 誠に有難うございます。

私たちの様な楽器(弓)職人の仕事も やはりお客さんがあってのこと。 自分の作品を製作するにしろ 修理などのメンテナンスをお受けして行うにしろ。 それがお客さんの求めるクォリティに叶うことが 大切なことに思います。 
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いくら自分は楽器や弓の職人だと言っていても、その行う仕事が 依頼する側のお客さんが求めていることに応えられること。  æ›´ã«ã¯ãƒ—ラスαの満足としてお届けできる様な意識も持つ。
自らの仕事のクォリティを不特定多数の現実市場との中で比較もしながら、自分の仕事のクォリティを自己採点もしながら、客観的な比較対象もする様な 広い目線が大事なのだと思います。  

それを忘れてしまうと、経過観察も無視して、"自分のせいでは無い"という様な責任転換のたらい回しの一端ともなってしまい兼ねません。 

自分で製作した作品を他の人に売って貰うことと 自分で販売すること。 これは同じ販売するということの様でも、自身が考えることや対応や対処しなくてはならない事は 全く異なってきます。

さて、この弦楽器業界に身を置いて仕事をしていると、現在の自分は 100年前、200年以上前の人達がやっていたことと繋がっているという、クラシック弦楽器とそれらに携わって来た人たちとの 時の流れの中にいることに気が付かせてくれます。 

時には、"どうして?" とか "なぜ?" という様な手の掛け方に遭遇することもあります。 
しかしそれらのことも、自分の仕事としての経験が まだつたない頃の自らのことを振り返ってみれば、想像にも難しくもない様な事でもあるのかもしれません。 

いつの頃からか、我々は仕事として行うことに対して 自分で判断をして 自分のやり方で仕上げなければならない、または行わなければならない という局面が必ず訪れます。  
その様なことになるタイミングで大切なことは、自分の判断で決めてきたという 小さな判断の積み重ねからの自己決断から得てきた自信という肥やしです。 

失敗は誰にでもおこります。 楽器職人という仕事も 自分の失敗経験の上に重ねて得てきた、それらを克服してきた成功体験の上にも養われてきます。 

失敗を恐れてばかりいては、その先の自分の可能性の扉を切り拓くこともできません。
もし、その事に前向きになれない自分がいるのであれば、もっと仕事の出来る人に着いて、手弁当持参ででも学ばせてもらう アシスタントとしての立場での修業を 更に重ねるべきです。 

「成功は自信になる 失敗は肥やしになる」 ã“れは どの様な業界の仕事や経験にも共通する 人の学び方のひとつの様に思います。 
いくらマニュアル本を熟読して丸暗記できたとしても、実際に行う手仕事としての実技では、紙上に書く答えの様には出来上がりません。 計算式の通りにもなりません。

その先への 自分の進むべき道を諦めないで、目の前の課題や失敗を克服し続けてきた者だけに、辿り着けるステージもあるのだと思います。 

私にとっての たかが20年を振り返ってみても その様な事も思い、 ここに誰かの参考材料にでもなればと記してみました。 

もちろん 参考材料代は必要ありません!(笑) 🙂

健闘を祈ります。🤞 


スティックの材質は良いのですが、 真ん中あたりに重さを感じる弓だったので、 ç³¸å·»ãã‚’シルバーワイヤーに巻き変えて、少し軽めのビオラ弓にリセッティングしてみました!
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BAZINファミリーの弓です。

なかなか安定したバランスにまとまっていると思います。

馬毛も張り替えて 状態もバッチリ👌👍
もちろん お弾きいただけます。

どうぞお試しください。

オールドの楽器は、色々とありますよね!

湿気の多い季節になると、どこかから聞こえてくる ビリビリ ジリジリと響いてくる様な 音が、出たり出なかったりとか⁉️ 
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時には、目視では分かりずらい この様なパフリングの縁の隙間での共振が、そんな異音の原因にもなったりして。

弾いていなければ そのままでも良いのかも知れませんが、飾って置くものでもありませんし!  æ°—になっちゃいますよね。
年数を重ねて受け継がれている楽器には、その様なことも含めて、長く付き合いながら具合を整えてあげる事への気遣いも必要になります。
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そう考えると 🎻ヴァイオリン系の楽器の人たちは、お高い車一台分くらいのお値段もする様な楽器を 持ち歩いて移動している人もいる訳なので。 
移動中のケースに、ガツンとぶつかって来られたりすると ❗️ドキッとしちゃいますよね。

☔️雨の日の移動も多いこの季節。  ã—かし、最近のカーボンやグラスファイバー製の楽器ケースでは、昔に比べて密閉型で水分の染み込みも無い分、楽器ケースとしての機能的には格段に向上していると思います。

今考えると 昔の木枠の楽器ケースの頃って、重くて大変だったと思います!
ましてやチェロケースなんて、もっと大変でしたよね‼️😅 

そんな楽器たちも 人に気を使って貰えないと良い状態を保つことが出来ませんから。
使う側も預かる側も、共に見守ってあげましょう 👍

アトリエハーモニー : 河辺恵一

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