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歴史紀行 16 弘法大師 空海 像 【平安時代】
弘法大師 空海 像
静岡県袋井市村松 油山寺
弘法大師 空海は、774年 宝亀5年 讃岐(現在の香川県)で生まれ、都で儒教 道教 仏教を学ぶ中で仏教の僧として生きることを決意して出家し、仏門に入る決意を固めます。
空海は、四国の山々で山岳修行を行う体験等をして奈良に入り、久米寺で密教の経典 大日経と出合ったことがきっかけで、唐招提寺で鑑真和尚の弟子から梵語を学び、私費留学生として遣唐使船に乗り込み唐に渡りました。
唐に渡った空海は、密教の総本山 青龍寺の恵果に認められ、正統なる密教の後継者として灌頂(かんじょう、頭に水をかけ位の上がる儀式)を受けました。
唐から帰国した空海は、嵯峨天皇から重用され、真言密教の普及に邁進しました。