ハローゼァ、おひさしぶりぶりぃ、
美の巨人、栄えに舞い降りた天使(エンジェル)こと、ボブ美よ。

そうねぇ、おひさしぶりのだんなさんもいらっしゃるから
あたいの、、、そうね、、、
あたいがお店から退いてはや30年かしら、、、

昔、どうしても返しきれないほどの
借金を背負って、うぶなねんねだったあたしが
夜の町歌舞伎町に捨てられて
自暴自棄で身体を売るような生活をしてたときに

あんた!なにしてるかわかってんの!

って見ず知らずなのに叱ってくれたのが
初代のボブ美ママだったっけな、、、

最初はあたいも反発してたんだけど
なんどもあの人、、、
あたいを見つけるたびに声をかけたんだっけな、、、

そしてなんだかんだでお店に入ったんだけど
生まれつきの甘えた根性で
なんども店を逃げ出して
そのたびあたいを探してくれたんだっけ
(ここでしばらく上を見つめながら涙をこらえる)

そしてその後からは改心して
一生懸命ボブ美ママの為がんばったんだけど
その時はもう、、、遅すぎたのよ、、、
(グラスを強く机に叩きつける)

病魔に犯されたボブ美ママは、死に際に
先輩、チーママを差し置いて
あたいなんかを二代目に指名して
二代目ボブ美になったんだけど
もちろんあたいなんか器じゃなくて
みんな辞めちゃって
独りになったんだけど、、、
五年間お店は赤字続きで
もう、、、だめっておもって

名古屋に帰って
普通の主婦になろうかとおもってたんだけど

普通に戻っても、、、いつも考えるのは
初代ボブ美ママのこと

あたいの代でつぶしたらあかん!
あたいが名前をのこさなあかん!って思って

お店を名古屋で立ち上げて、、、
黒い人脈や、、いけないこともしたけど、、、

20年前に三代目にお店を任せて
みんなに見送られながら
また、、、普通の生活にもどったの、、、


今回また、、お店に立つことなんて
信じられないけど
最後のあたいの輝ける夜の蝶になるかもしれないけど

あたい、、、咲かせてみせるわ
夜の花。

っていう設定