月別アーカイブ / 2017年08月

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 モスバーガーが今年で45周年だそうで、それに伴い 7月11日からバンズがリニューアルされました。
生地に小麦の外皮や胚芽を含む全粒粉を配合し、より香ばしく素朴な味わいになりました。 そしてソースも より風味の強いトマトに変更し、美味しさがアップしたようです。
もともと大好きだったものは “リニューアル” に抵抗があったりするのですが、今回のモスバーガーはちゃんと美味しく進化したのでホッとしました。

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最近 お芝居を観に行くのとセットで楽しみにしているのが、帰りにちょっと寄り道をして一人呑みすることです。

今回は 九州料理『永山本店』秋葉原岩本町店で博多もつ鍋を食べて帰ることにしました。
メニューを見るとスープは 4種類 (醤油・塩とんこつ・味噌・辛味噌) から選べますが、お店としては醤油か塩とんこつをお勧めしているようです。
私はとりあえず醤油のスープを選び、お鍋は二人前で注文しました。

カセットコンロが準備され、運ばれてきたお鍋の中の牛もつはプリッとしていて艶があり、見ただけでもその新鮮さが窺えます。
火を点けて煮立ったお鍋を前に、私は梅キューで軽く呑みながら食べ頃を待ちます。
野菜もしんなりして 牛もつにも火が通り、裏側の白いプルプルはスープをよく吸って膨らんでいます。
食べれば 牛もつの脂は十分に甘く、臭みも全然ありません。 素材にはかなりこだわっているのでしょう。

そして あまりの美味しさに 二人前も余裕で平らげ、その後にはもちろん〆の麺を投入。 これまた牛もつの旨味が効いたスープに コシの強いちゃんぽん麺が良く合い、最後まで本当に美味しく頂けました。

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私がお芝居にハマるきっかけとなった “深川とっくり座” 夏の公演に行って来ました。 今回の演目は 『丹青の幾代餅』。
つき米屋 (米を精米する店) で働く真面目で不器用な職人 “清蔵” が吉原遊郭 最高位の花魁 “幾代太夫” の錦絵 (浮世絵版画) に一目惚れ。 清蔵は幾代に会うため丸々一年給料を貯めて、親方に吉原へ連れて行ってもらいます。

初めて訪れる高級遊郭で格好が付くよう、清蔵は親方の指示に従い “野田の醤油問屋の若旦那” という体(てい)で振る舞います。 しかし お金に物言わせる客や自分のお金にたかる人間によって “お金” というものに嫌気が差している幾代は、気前良くお金を使う清蔵にも嫌悪感を抱きます。

しかし遊郭で起きるドタバタ劇の中で、父を亡くした幾代が実家の借金のために遊郭入りしたことや、実はただの職人である清蔵がこの一年 幾代を想いどう過ごしてきたか等、互いが互いの本当の姿を知ることになります。

幾代は 清蔵のその愚直なまでの誠実さに心が揺れるものの、自分が花魁であることに引け目を感じ その想いを受け取ろうとしません。 それでも清蔵はつき米屋らしく、人の心を真っ白い米になぞらえて自分の気持ちを一生懸命、一生懸命 幾代に伝えます。

清蔵の不器用な想いはとうとう幾代の心を動かし、二人は将来を約束します。
そしてその時が来たら親方は清蔵を独立させ、夫婦で餅屋を開かせることを提案。 その店の名物を 『幾代餅』 にしようというお話です。

今回でとっくり座さんのお芝居を観るのは二回目になりますが、前回同様 歌あり踊りありの非常に楽しい舞台でありつつ、加えて今公演 『幾代餅』 は泣けて 笑えて 感動する、私達の心の籾(もみ)まで落としてくれる様な一作でした。

また 清蔵を努める蛯子匡典さんがとても はまり役で、彼の熱演もこの作品を名作にする要因になったと思います。
そして親方夫婦の竹原ぽんずさんと境田真理子さんの安定感も冴え、幾代を演じる豊川真由さん始め、遊郭側の女優陣の演技力や艶っぽさも光ります。
更にひぐち丹青さんは一人四役をこなし、前回 主要役所の堀江あや子さんは丁稚(でっち)の小僧役で清蔵のキャラクターと親方の人間味を浮き立たせます。 そして同じく前回主役級の川島芽生さんが なんと黒子で登場する贅沢ぶり。 とっくり座さんの層の厚さや懐の深さを改めて知ることとなりました。
次回、春の公演も是非伺わせて頂きます。 楽しみにしております。

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