月別アーカイブ / 2016年03月

前回のM5「ヨコハマカモメ」について記事はこちらから

今回は「凛々フルーツ」より
M6「飴と日傘」について書いていきたいと思います!

この曲は今作の中で、個人的に1番好きな曲。

作曲における、なんとなくの自分らしさががっつり出ている曲だと思います。

毎度お馴染み自分流必殺コード進行を使っております。今作の中では意外と少ないかな。

「コンサバティブ」の中に「好き嫌い」て曲があるんですが、あの感じの進行。

1度メジャーから4度♯Φにいくことによってノスタルジック且つ感動的且つ不思議な感じがする気がするので、作曲するときはとりあえずメロディにあててみている。

他には、「ベイビーミソカツ」のBメロや、凛々フルーツの中だと、「華金」のAメロとかは、この進行。
あんまりポピュラーには使われてない進行だと思います。おれはガンガン使うけど。なんとなくそんな感じで聴いてみてね。

演奏陣はかなり自由に演奏している感じです。
スタジオにてなんとなくの方向性を決めたあとは、各々、ほんとに出てくるままのフレーズを演奏していた気がします。

作曲も作詞も無理していない。
演奏も各々自由に。
まさにこのアルバムを通してのテーマ「気負いせずに作る」を体現出来た曲かと思います。


が、しかし

コーラスはめっっちゃ難しい模様。

この曲も「結婚」と同じく、理姫コジハチの三声でのコーラス。

難しいコード進行の中での三声というのは、コーラス単体で聴いてみるとそれはそれはエグいライン。

コーラスにも是非耳を傾けて下さいな!

自分らしく、それでいて新たな発見もちらほらできた曲だと思います。
「8ミリフィルム」っていうこのアルバムの主人公があってこその作曲でした。

なんだかんだで、今作の中で1番アカシックらしさが出たと思います。

次回はいよいよハチの作曲にも注目していきたいと思います!




前回のM4「今日から夜は家にいるよ」の解説記事はこちら

今回はアカシックの、毎度お馴染みヨコハマソング「凛々フルーツ」より、
M5🍉「ヨコハマカモメ」を解説していきたいと思います。

凛々フルーツについてのインタビュー記事などで、「このアルバムは無理せず、パンチ出すとか考えずに作った」とひたすら言っておるのですが…

ちょっとだけ嘘つきました。


パンチ出そうとして作りました
この「ヨコハマカモメ」…!

まあ、それが悪いことなわけではないですが。

デモ音源の段階の仮タイトルは
「オールナイトYOKOHAMA」

最初から、ヨコハマソング作ったるぜ!と思って着手。

「ツイニーヨコハマ」とかはデモの段階ではヨコハマイメージではなかった。仮タイトルとか
「スクープ!忍者はいた!」だったし。

「ヨコハマクール」を作ったときに、
歌謡×哀愁=ヨコハマみたいな図が頭の中にできあがって。

今回のヨコハマソングも、哀愁感たっぷりにしよう!と。

他の曲はセクションごとに違う雰囲気とか、緩急つけたりとかしているのですが、この曲のテーマは「一呼吸で最後まで」っていうイメージ。

息もつかせぬように聴かせたくて、メロディも詰めまくってしまった…

理姫さんは息継ぎに苦戦しておりました。

アーティストのMVとかによく出てくる、
風を吹かす演出ってあるじゃないですか。髪の毛とかゴーッてなる感じの。

あのイメージを持たせたかったのです。
全編風吹きまくりの感じ。

歌詞の中の主人公にもそういう感じが現れている気がしる。
風吹き散らかしまくっているような、ピュアな青春。

どんなに外見を取り繕っても、どんだげケバい女の子でも、結局人間はピュアな部分を持ちあわせている。


そんなことを考えてしまうような歌詞。

そして

「竹夫人」とか歌詞に入ってる曲は日本でこの曲くらいなんじゃないかと思います…!
言い回しも面白いです。
ちーちーくーくーふじんにうとうと



アレンジの段階から、1番試行錯誤を重ねたのは、ハチのキーボードパート。
何回もあーでもないこーでもないを繰り返して決めていきました。
キーボーディストとして、この曲によって彼女はさらなる飛躍をされたかと思います。
さながら、激混みの飲食店を1人で回しているハイパー店員のよう。
かなり色んなことをやっているので、是非そちらにも耳を傾けてみてくらさい。

おれの中で、この曲を作った時点での「ヨコハマ感」を遺憾なく出し切れた気がします。
次回はどんなヨコハマソングを作ろうか。楽しみでやんす。

次回は6曲め。
ほぼほぼ、おり返しでございやす。
「飴と日傘」

おたのしみにー!







今回は「凛々フルーツ」より、
M4「今日から夜は家にいるよ」について書いていきたいと思います。

前回「サンデイバージンディアボーイ」の記事はこちらから

M4🍈「今日から夜は家にいるよ」

大分神々しいアレンジに仕上がりましたこの曲。最初に作ったデモはとんでもなく歪みマックスの荒々しいロケンローな曲なのでした。
ギターは兎に角パワーコードのみ!みたいな。
スタジオでの、ハチのバッキングが素晴らしかったのでそっちの雰囲気に変更して今の形に。

ぼくはクリシェ(コードが半音ずつ変化していく進行)がものすごく好きで。

通常、4回くらいクリシェしたら終わりって感じなんだけど、
「しつこいくらいクリシェしてみたい」と常日頃から思っていたので、この曲でそれを実行。
ベースラインを追って聴いて頂くと、半音ずつ下がりまくってるのがなんとなく分かるのですが、
keyであるEコードから、Amに落ち着くまで、ひたすらクリシェ。鬼のクリシェ。男のクリシェ。

今回の作曲の中で、このサビ作るのが1番楽しかった…。


タイトルにもなっている、
「今日から夜は家にいるよ」って歌詞。
え!結婚?
みたいな。この歌詞の主人公、本当にかわいいと思う。
やっぱり、落ち着く理想は健全な未来なのかもしれない。
野菜中心の何か、食べたい。

この曲にはアカシック初の、生バイオリンが使われているのです。
バイオリニストの美鳥さん。
初見にもかかわらず素敵なプレーをして頂けて、本当にありがたい。
バイオリンにも耳を傾けてみてね。

ギターはサビはやはり男のパワーコードで弾きやした。
ほいで、この曲で人生初のトレモロを導入。割と長いギター歴の中でトレモロを使ったことがなかったなんて…。
イントロのアルペジオとか、ちょーさりげなーく揺れてる感じがするのが、トレモロ。
ちなみに、「凛々フルーツ」のギターレコーディングの中でこの曲が1番録音中の記憶がない。気付いたら終わってた笑


アカシックの曲はよく転調しまくるのですが、この曲は王道らしくラストサビで半音上に。
転調のタイミングは毎回かなり悩むのですが、今回はギターソロの後半から転調にしました。よく聴くとわかるかも。
ぜひ見つけてみてね。

あんまりちょー分かりやすいバラードってなぜかあんまり作らないのだけど、(バラード作るの、ちょー好きなのに)
この曲は自分の中で、分かりやすいバラードに仕上がったかと思います。
最初は絶対アルバムに入れるべき!って思ってた曲じゃなかったんだけど、個人的には「凛々フルーツ」を代表する曲になれたんじゃないかと思います。
今作の中では1番スルメソングな気がします。派手なメロディじゃないからこその良さがある気がしるよ。


 ギター的に、「凛々フルーツ」の中のアルペジオ大賞はこの曲です。

演奏もシンプルに見えて意外といろいろやってるので、色んな聴き方をしてみてくらさいな。
あ、コーラスラインも聴きどころのひとつです。ハチと釣Pと死ぬほど悩んだので…。

最初のイメージと、かけ離れまくったこの曲。だからこそ、レコーディングは楽しかったりするなー

次回は、アルバム毎にちらちら入っているお約束。ヨコハマソング。
ヨコハマカモメ!

お楽しみにー









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