昨夜のテレビ朝日の音楽チャンプ、ご覧になった方もいらっしゃると思います。

HC2Te8Yv34.jpg


同じ事務所の田中隼人さんが審査員として出演されており、
カラオケ機器での審査と辛口審査員の評価をドッキングさせるという企画趣旨がとっても興味深く、私ももちろん観させて頂きました。



カラオケ精密採点が流行り、カラオケ番組が多様化していく中で、
一般の歌好きの人々が、“カラオケで高得点を取ること”を目的とすることが増えました。


それはそれで良いことです。

楽しいし、わかりやすい。


数値化するのが難しい芸術という分野に、一つの指標が出来、
そこにシンプルな優劣が付き、そこに一喜一憂する盛り上がりが存在するようになりました。



ただ、音楽の現場で、その“数値化”がどれほどのものか。


私はずっと、疑問に感じていました。


もちろん、カラオケ番組に出演している多くの出演者さんたちは、もちろん上手いです。

高い技術と、光るセンスを持って歌っていると思います。



ただ、昨日の番組内で言われていたように、
最終的には、人が聴くもの、人が聴いて胸を打つものが求められます。

機械により高得点ではなく。



人から人へ、伝わるもの。

届くもの。


人を動かすもの。



メソッドに頼り過ぎず、自分の範囲内だけでなく、 
その身を絞って、爪痕を残すように、
エネルギーを震わせていく。



それが、“歌う”ということかも知れません。


そういう世界観で審査員の方々がコメントされているのを、
深く頷き見ていました。




音楽番組の、音楽業界の、商業音楽の、
真価が問われる時だと思います。


このメッセージがたくさんの人に届いたなら、
日本の音楽シーンは、もっと盛り上がっていくに違いない。


当たり前のことと言ってしまえばそれまでですが、
だからこそ、立ち止まって確認したいのです。



何のために歌うのか。


どこに、誰に、どんな風に、
その歌声が響くことを願うか。



“あなたにとって100点満点”

そんな歌を歌うために、
自由に楽しく伸び伸びと表現していくために、
ボイストレーニングが在ります。


少なくとも私は、
カラオケの採点で100点を取る方法は、
今のところ知りません(笑)




どうせなら、
大切な人のエネルギーになるための歌い方、
一緒に見つけたい。



時にそれが、
スマートではなくても。

_var_mobile_Media_DCIM_114APPLE_IMG_4154.JPG

全力で気持ちを表現する0歳児から、
いつも、ものすごいパワーを感じます(笑)



生きるってこういうこと。



歌うって……