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【小さい頃は…】
【腹式呼吸、必ず息を深く吸える方法】
どうも、ボイストレーナーAkariです

昨日と打って変わってまた気温の低い東京でした。
三寒四温、とは、こういうことなのでしょうか。
少しずつ春に向かうため、この気温差を元気に乗り切りたいものですね


さて、歌う基本、発声の基本として、
まずは呼吸と言われております。
腹式呼吸ですね


ただ、この腹式呼吸には、様々なやり方があり、
実感するのにも個人差があります。
自分に合ったやり方を見つけることが大切だと思いますが、
どんな人にも簡単に、腹式呼吸を実感できる方法があります。
そのいくつかの方法から、二つお伝えしますね


腹式呼吸とは、簡単に言うと、
胸や肩が上がらずお腹が膨らむ呼吸法、という感じです。
まずは寝て、緩やかに息を吸ってみましょう。
これで大半の人は自然と腹式呼吸になっているはずです。
酔っ払ってゴロンと横になって眠っているお父さんのお腹が、膨らんだり萎んだりする光景を見たことがありませんか?
(やや限定的ですが…笑)
眠る時、人は自然と腹式呼吸になる傾向にあります。
ただし、力んだり変に呼吸を意識してしまうと、肺(胸)への膨らみを誘発してしまうので、できるだけ自然にリラックスで


そしてもう一つの方法です。
これがオススメです


胸や肩が上がらない呼吸のイメージができたとして、
更にワンランク上の意識として、
背中の方にまで息を入れる(イメージ)ということ。
背中に息!?と思われがちですが、簡単に実感することができます


腰痛の私、ではありません


椅子に座って、上半身を折りたたみます。
お腹を太ももにくっつけて、圧迫することで、
お腹に感じやすかった膨らみを背中に感じることが容易になります。
私と同じように、背中〜腰のあたりを触りながら、じっくり深く息を吸い込んでみてください


背骨の両端が膨らむのがわかると思います。
これだけでも、腹式呼吸の深い呼吸のイメージを作るのには効果的です


更に余裕があれば、そのまま上半身を起こして(背中に手を当てて座ったまま)同じように息を吸ってみます。
背中の手に、息を入れるイメージを忘れずに


上半身を起こしても背中に膨らみを感じられたなら、
更にそのまま立ち上がり(手は当てたまま)、もう一度同じイメージで息を吸います。
おぉ


背中に入ってるー


となったら、バッチリ



お腹を圧迫することで膨らみは大きくなるので、
上半身を起こしたり立ち上がったりすると、多少膨らみは小さくなるものです。
目的は、
みぞおちから上で息を循環させるのではなく、
それより下で循環させるイメージを固めることです。
実際のレッスンでは、
最初に腹式呼吸の体の中身についてじっくり説明するのですが、
アーティスト気質の方は特に、実践が効果的ですね


男性や理系の方、そしてミステリーなどの謎解きの好きな方なんかは、
ちゃんと仕組みを理解したいと感じることが多いように感じます。
あなたはどんなタイプですか


順を追って、ステップバイステップで進めるのが得意なら、腹式呼吸とは!というところから学び、
(そういう人はここまでキチンと私のブログを読んでくれていることでしょう)
直感重視で一夜漬けなどで実績を積み重ねてきたのなら、まず思ったようにやってみる。
(そしてこういう人は写真とタイトルでなんとなく想像してまずトライしていることでしょう…なのでこの文章は読まれていないかも?笑)
そこでもし躓いたとき、、、
私の出番かもしれませんね



