今までずっとずっと小学生の頃3DSの小さい画面でニコニコ動画を見て、歌い手とかボカロPになりたいねって、まだ何も完成していないのにアカウントを作って、歌ってみたの本を買って、カラオケに行ったら頑張って練習したボカロしか歌わなくて、ニコニコ本社に遊びに行ってみたりして、いつかここのラジオブースにゲストで呼ばれたらいいねって話もして、夏も秋も冬も春も何も自分には特別なイベントなんて無かったけど、毎日動画を見ているだけで幸せで、未来を考えるだけで幸せだった。そんな理想を想像し続けていた過去にずっと囚われていた。
ずっと未来の自分がなんとかしてくれると思っていたけど、未来の自分なんて結局存在しない。今の自分がその未来に立つしかない。未来がなんとかしてくれるなんてことは絶対にない。

そういうことに気付いても、それでも私は私が作り上げた未来が生きがいなことに変わりはなかった。
ステージに立ちたい。けれど立てば夢が叶ってしまう。今の自分がその 憧れになれるかもわからないのに、このまま進んでいいのかという気持ちと、昔の思いがまだ鮮明に残っている10代の自分でこのステージに立ちたいという気持ち
怖くて、叶えたくて、嬉しくて、なんかもう本当、なんだろう。わからない。


昨日、憧れのステージでちゃんと皆さんが想像するAdoになれていたかはわからない。あの場にいた全ての人の目に私の姿がどう写っていたかもわからない。
でも、ステージから見た景色は、昔の私が想像していた景色のまんまだった。頭の中から取り出したみたいな…それ以上に綺麗で、輝いていて、“Ado”のための光。画面越しじゃない、この目で本当に銀河の海を見た。

歌っていて途中、夢か現実かわからなくなっちゃったけど、もうどっちでもいいよ
今までで1番幸せだった。付けた通り、カムパネルラになれていたと思う。
私は私の未来を信じてきて良かった。


Adoとしてまた新しいスタートを踏み出せる気がします。8/11お越しくださった皆様、Adoを応援してくださってる皆様、さいたまスーパーアリーナに連れてきてくれてありがとうございました。

昨日のさいたまスーパーアリーナは現実なのに、これを書いている今からしたら蜃気楼みたいに思えます。
ちなみに本番前日 昔コソコソと書いていたポエミィなメモを見返していてふと思い出したんですけど、12歳13歳ぐらいの私はすごい星空が好きだったんですよ。星座のネックレスとか、宇宙や銀河みたいな衣装とか、自分が描くアドの衣装もほとんど星空モチーフだったりして。今からしたら考えられませんよね。全然薔薇のバの字もありませんでした。
で……その見返していたメモには
「衣装は星みたいにキラキラしているのがいい」
みたいなことを書いていて……読み返すまでそんなことすっかり忘れていたんですけど……アンコールの衣装の1部はカムパネルラにちなんで銀河や星空を彷彿とさせるデザインになっているので……
さりげな〜く有言実行していて面白かったです。これが伏線回収……
それを含めタイムスリップして、昔の自分に伝えてあげたいです。というか、自分ってそんなに変わってないんですね……

なんかごちゃごちゃ長々と書いてしまいましたが、私は今の私でさいたまスーパーアリーナに立てて本当に良かったです。
これから先もついてきてください!
全国ツアー蜃気楼も、カムパネルラ以上のものをお見せします!