やまもといちろう 公式ブログ

個人投資家、ブロガー、株式会社データビークル 取締役CFO 投資事業とコンテンツ事業がメインの20年選手。株式会社データビークル、東北楽天ゴールデンイーグルス、東京大学政策ビジョン研究センターなどで棲息。最近は仕事より育児の比重が高くなってきました… 一歩一歩頑張って登っていきます。

 昨日、ある媒体でSEALDsについてどう思いますか的な取材を受けたので、率直に「若い人が自分なりの考えで政治的な立場を表明するのはいいことじゃないですか」と答えたところ、てっきり私に全否定されると思っていたらしき記者が面食らっておられました。

 別に右でも左でもいい、自分なりに生きる社会について考え、その時点で至らないながらも思うことを表明し、行動に移すことそのものは問題ないと思うのです。ただそれが、特定の政治勢力に結びつくよ、誰かに利用されるよ、というのはある程度歳がいってから気がつくことで、若いパワーを吸い取って別のものにしていこうとする人たちの企み(それだって、本人にとっては善意なのかもしれない)が分からなくとも仕方のないことだろうと私は考えます。

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 自分の18歳、19歳を振り返ったときに、確かに留学したり自分なりに勉強したり、分かったつもりになっていたことが、20年以上経ってみて赤面するような思い違いをしていることだって多々ある中で、誰が若い人の若書き、若気の至りを否定できようかという気持ちになるわけですよ。だから、別にSEALDsだろうがほかの団体だろうが、そのとき自分の信じた活動に身を投じて時間を使い、いろんな葛藤を感じながら社会や己と向かい合えばよろしいと思うのであります。

 そういういろんな人の価値が交錯し、思い思いの活動が自由にできるからこそ民主主義の世の中であり、そういうカオスもダイバーシティも受け入れながら次に引き継ぐべき社会を思い描くのが保守主義であって、別に安保反対を叫ぼうが、政府を否定するためデモを打とうが、野党の宣伝媒体として悪用されようが、それもまたひとつの社会の形だと思うんですよ。むしろ、若い人の政治参加の方法を、ある程度分かっている人間が良いの悪いの言う必要すらないんじゃないかと私は考えております。

 ただまあ、思い込みすぎたり、のめり込んだりして、後から思い返して「うぇーー」と悪酔いした気分になっても、それは自分でちゃんと消化してね。大丈夫、多かれ少なかれ行動した人はみんな抱えるトラウマだから。 

 FNNでも出ましたが小池百合子女史一歩リードの調査が出まして、と同時に自民都連が冒頭かなり自信を持っていた自民党・公明党支持者の浸透がうまくいってない(そしてこれからも大きな上積みは結構大変)という話が流れてきました。先日、小池さん自爆なんじゃないの、同情票を無党派から集めるにしても限界あるんだろ、と「告示前ピーク説」を書いたんですけど、小池陣営みくびりすぎてました、申し訳ございません。酷い増田さん不人気で大変なことになってしましました。誰ですかね、増田さんが無能だなんて盛大に叩いたのは。

小池百合子氏「一歩リード」に衝撃 自民党の締め付け“逆効果”か

自民党支持層やはり小池百合子、増田寛也両氏に割れる…民進、共産支持層の6割近くは鳥越俊太郎氏支持 

 増田陣営というか自民都連的には、一番割れてはいけない自民党支持票がまさかのほぼ同数小池支持に回っているというRDD結果になっているわけで、出口次第ではもっと差が開くかもしれないよなあという展開です。何とか巻き返して欲しいところではあるのですが、最新の共同通信は4ゲーム差で小池鳥越、その下が6ゲーム差で増田って感じなので、ぶっちゃけ失った自民支持票と、もう一歩公明票が乗れば増田さんにもまだチャンスあるんですね。



 それにしても、誠実そうな人柄で地味な感じの選挙戦をしている増田さん、政治家として素人ではなく、過去3回岩手県知事選を経験しているはずで、選挙のやり方も相応に知った上で、車の上で演説のひとつもやってきたんですよね。なんか迫力が無いというか、自信がなさげというか… 選対の人の顔色が曇るのも分からないでもありません。もっとこう、対抗候補に噛み付いて食いちぎるようなエネルギーみたいなものがあればいいんですけどね。上手く開き直って欲しいです。

 鳥越さんも、告示時点でFNNがトップをつけた以降は、さすがに青島作戦(以前の都知事選で、青島幸男さんがほとんど演説もせず当選した方法)だけではやっていけないのか、当選に必要な40代前後の支持の広がりを欠いている状態のようです。ぱっくり20代から40代の小池女史、50代以上の鳥越さんといった感じですかねえ…  関心の高い選挙戦で投票態度が固まっていない有権者って、基本的にあんまり投票所に足を運ばない人たちでもあるんで、浮動票を狙いにいくよりは、鳥越さんは民進共産支持層を、増田さんは自公票をしっかり固めて善戦して欲しいなと思うわけであります。

 鳥越さんにおいては、どうも今週週刊誌で下半身スキャンダルが出てくるようでありますが、あの高齢であのご病歴なのに女性方面が現役だとすると「なんだ元気じゃん」となるかもしれず、あれは本当にスキャンダルなのかという感じもしないでもないですが、鳥越さんは浮動女性票がメインの戦場ですから女性は嫌がるかもしれませんね。

 このまま小池女史が突っ走るとなると、やはり出口戦略はその後の都政においても重要になることでしょう。何しろ、不信任案可決されたらという条件付で冒頭都議会解散すら辞さない覚悟で公約にまで掲げて万歳突撃した小池百合子女史なので、なんかひと波乱起きるんじゃないかと思うわけです。都政改革はもちろん必要ですが、自民都連に恨み骨髄だとするならば、都連としての石原伸晃会長や内田茂さんの首と引き換えに和解とか、そういう大向こうウケをする大技を出さないと劇場型造反劇の着地がサマにならんわけです。かといって、小池さんに具体的な政策でこれといって秀でているものがすごくあるかというと、おそらく本当に中身を詰めるのはこれからだと思うので、化けの皮が剥がれてから一転反抗されてレームダックもありえるし、逆に突然為政者としての能力に目覚めて本格都政が執行されて五輪前に堂々二選だってあり得るという状態です。要するに、なんだか分からないということなんですが。

 その都民のイシューでいいますと、毎日新聞ほか大手マスコミ共同調査を例にとるとだいたい次の順番になってます。

「教育・子育て」41.9%
「医療・介護」39.9%
「都の行財政改革」28.8%

都知事選
優先政策「教育・子育て」が4割 本社世論調査
http://mainichi.jp/articles/20160718/k00/00m/010/113000c 

 通信社メディアベンチャーのJX通信社の調べは設問が独自なので「経済景気雇用」21.2%「福祉医療」20.5%「政治とカネ」19.0%で、一定の信頼性があるのだとすると、2つを選ばせた大手紙の調査の筆頭に教育子育てが来るのは「2番目に大事な争点」と有権者が考えているという意味かもしれません。

 どうもこれから梅雨明けみたいですし、クソ暑い中での選挙戦になると思いますので、どの陣営どの関係者皆さまも健康に充分留意されて選挙を守り立てていっていただきたいと願う次第です、はい。gachagacha_ataranai

 今夜はフィンテックの説明をするぞ! といっても、私がピンで喋っても「はあ?」って感じになるかもしれないので、今回はナビゲーター役として楽天証券でそっち方面で健闘しておられる森永康平さんをお呼びして、この界隈のあれやこれやを説明したいと思います。

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ホウドウキョク 真夜中のニャーゴ
http://www.houdoukyoku.jp/pc/archive/0005/

 あと、イベントどうなった? という話も出ておりますが、超忙しいんだよこっちは!! 少しは忖度しろ! と存じます、どうかご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
  

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