山田伊純 公式ブログ

伝統芸能である能楽の役者として舞台に立つ。能楽金剛流シテ方。6歳にて初舞台。18歳で初主役。宗家のもと5年間住み込み修業を終え独立を果たす。また、各地方で能楽のワークショップ活動も行う。現在、東京と京都にて能楽のお稽古教室を持つ。平成元年生まれ。同志社大学卒業。

能に枕慈童(まくらじどう)
と呼ばれる曲があります

重陽の節句や長寿のお祝いなど
枕慈童の一節を謡います

枕慈童
おはなしの内容は以下



この要文(ようもん)の菊の葉に
置く滴(しただ)りや露の身の
不老不死の薬となって
七百歳を送りぬる

汲む人も汲まざるも
延ぶるや千歳(ちとせ)なるらん



来年は、被(き)せ綿(わた)を

被せ綿というのは
前日に菊の花の上に綿を載せ
菊の露を吸わせること

その綿を温めると菊の良い香り
がするそうです
菊の美しい楽しみ方です

猩々に 着せ綿をあたためて〜
とあります

おはようございます
秋風が扉の前を通りました

お能の謡で心を一つに
正座一味友

地方々に散らばりました
大学時代の友人たちと
再び会う機会をいただく

内弟子修業の間は
なかなか都合が合わず
六年ぶりの再会

結婚する友人たちのため稽古
彼らは新郎新婦自ら余興にて
お能を舞うという試み
兎にも角にもお稽古


先日
東西合同養成会研究発表会という
わかりやすく言えば流儀を超えて
全国の若手が流儀の能を発表
研鑽の場がございました

今回は私の番
雲の上の先生方からご指導を賜り
勉強させていただく

その名古屋遠征のあと
(30分で着くので遠征なのか)
親友のいっしーと会う

親友というのは何年会わずとも
昨日会うたような心にて
会話ができる

能のお稽古をして乾杯



楽お能 壱

先日、岡崎別院におきまして
楽お能という初心者の方の為の
能楽講座を夜に開きました

二十八名さまにお越しいただき
本当に間近でご覧いただけたかな
と思います

ご来場いただき
誠にありがとうございました


上の写真は
能楽講座中に少しお見せした
船弁慶という曲の一部
今回は特別に古面(こめん)を
ご覧いただきました

古面とは室町期や江戸の頃
より伝わる古い能面をさします

三日月(みかづき)という
男の面です
高貴な顔つきで目は金色を
しておりますのでこの世の者
ではない役に使用します



当日のお助け隊と能楽師による
乾杯はお酒の代わりのものにて



一先ず無事終了のご報告

次回は未定にて
来年の夏に開催予定

泉はそのまま

/能「猩々」より


自宅 床の間

本日は地蔵盆
住まいするところの
皆様に教えいただき
お寺さんお参りをご一緒

京都独特の風習です


そのあとは
大津伝統芸能会館にて
豊嶋研鑽能の出勤
「乱」と「田村」後見


自宅の手水鉢も
小さな生態系
確立されつつ


先日の東京の際
祖父が用意してくれた
月下美人

1日しか咲かない
美しい花

世阿弥の説かれた
是非、時々、老後の
初心忘るべからず

是非初心不可忘

後の芸道精進のため
入門したての頃の未熟さを
忘れぬよう、という戒めを
私も改めて誓わなければ…



先日
独立報告会がございました

四月に独立をさせていただいた私
日頃より多くの方々のお力添え
のもと能楽師として活動をさせて
いただいております

この日は独立前
内弟子の時分より
特にお世話いただいた
友人知人の仲間たちに
お越しいただきました

改めて独立のご報告と
感謝の気持ちをお伝えしました

報告会は 京都の河原町通
荒神口通を下るところにある
徳寿さん にて


職人.comを経営されている
櫻井慎也さんも
お忙しい中お越し下さりました

いま私のお稽古場である
町家を見つけた切っ掛けを
下さいました
また様々なことをお教えくださり
大切な方です

職人.comさんは
所謂ネット通販をされていて
日本の高い技術を持ってして
作られる日常品や民芸などを
取り扱われます

日頃より商品を見せていただき
実際に使用しているものなど
をみると、
一つのものを長く使うことを
考えられた商品を多く
仕入れられておりました

一回きり、その人きりではなく
自分の子ども、孫の世代まで
使えて、そして飽きのこない
素敵な商品が多いです
感心なことです



私が最近手に入れた
醤油差しをご紹介して終わります



櫻井家でもご愛用されており
お邪魔した際に
醤油好きの江戸伊純も感激

とにかく、液だれしない。

そして、ガラスが美しい
すぐに冷奴をいただきました
醤油好きの方は是非

※宣伝ではありませぬ故

職人.com


また、今月 京都・岡崎別院にて
能楽講座を催します

8/27 18:30 楽お能

まだまだ 
ご予約お待ちしております

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