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ロンリーナイトマジックスペルツアー、各地でのふりかえりに発展し、思えばセミファイナルの福岡までさしかかったところでブログ前半を終えました。なぜそこで。

 

しかし、たくさんの人に来ていただいたの。ほんとに、驚くほど。
ほんとに、ほんと、ありがとうございました。

 

 

福岡IMSホールは、今ツアーの中で唯一のホールで、装飾含め会場のスタッフさんをたくさん悩ませてしまったり、何度も何度も試しながらリハから、すっごいありがたいなーと感じながらの1日で、ライブが始まってからもたくさん集まってくださってるお客さんに、すっごいありがたいぞ、と思って歌っていた。生まれ育った、わたしの故郷。
前日に新幹線で久留米を通り過ぎた時、
なぜかすごくさみしいきもちだった。なつかしく、あったかく、今までにない程さみしかった。なんでか、なんていうのは、自分にもわからないです。
でもその分歌っているあいだ、あったかいなあっていう時間だった。

 

そして、113日の金曜日から1ヶ月よゆうで過ぎ、218日、土曜日。大阪、味園ユニバースでのファイナル。
夢のツアーとしてのツアーですから。
長年のたくさんの人達の夢が浸透した場所にて、そのパワーも借りての夜。えげつない華やか。
会場に入った時のビーン!ってわくわくには敵わない。わたしが、初めて味園にいって、なんだこれは!となった気持ちを、今も忘れられないもの。かっこいいぜ!
定刻すこしすぎて、ステージに立って、フロアのいちばん向こうにいるお客さんの遠さに、少し戸惑った。そして私は、大阪日本橋で初めて歌った日のことを、思い出したりしたんだ。佐藤さんと二人、ぎこちないアコギ持って。歌って。あの日に、その場にいてくださったお客さんって、確か3人とか、そんなだったよ、今、何人いるんだろう。1000人近くたぶんいるんだよな、10年前、誰一人知らない人だった大阪で、こんなにたくさんの人が今では、ここにこんなふうに、きてくれたのかー、って、不思議だ、不思議だ。と思っていた。

 

だから、初日から最後の日まで通して、
このツアーを通して感じたことがひとつひとつぜんぶ、大切な経験でした。一個一個、忘れられない、この身に起きた出来事で、こういうの、何ていうんだろうなあ?
すべての出来事が私の体を貫通したような。
日常に駆け抜けていった。
改めて、歌うことがわたしの夢だー!と思い知らされた一連の連続でした。
遠くから、近くから、ほんとーに、本当にありがとう。

 

 

最後の味園ユニバースの頃にはコンバースもやわらかくなっていたよ。
自宅で夜なべして作ったバックドロップもはじからほつれてきて、これひとつ各会場に提げるだけでも、いろんな人が手伝ってくれた。
お客さんはもちろん、
関わってくださるスタッフさん、おひとりおひとりのパワーにほんとに助けてもらったツアーでした。
この場を借りて、本当に、どうもありがとうございました。

 

 

 

ツアーが始まってひと月ちょっと。
ほんのこれだけの日々で
わたしの毎日もまた大きく変化し始めています。
それはそれはめまぐるしく
しかしそんな中で
そんな日常の中で
いろんな計画を立ててだったり 勇気を出してだったり 貯金をしてだったり 予定を空けてだったり ちょっと無理をしてだったり ドキドキしながら ライブに足を運んでくれて 
どうもありがとう。

 

いつもそばにある歌を歌っていたいから
忘れてしまったあとにも
きっと歌をうたって 
日常をのりきれますように。
これはわたしじゃなくて、みなさんのお話。
みなさんの夢が 叶いますよーに。
別にはずかしくない。照れない。

 

これからもつづく日々の中で、また必ず会いましょう。そう思っています。それまでわたしもまた修行の日々です。
わたしは、元気です。
ロンリーナイトマジックスペルツアー、2017年始まって一発目の一大ドリーム。これにて、終幕です。
どうもありがとうございました。

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ロンリーナイトマジックスペルツアーが終わった。

 

ロンリーナイトマジックスペルツアーをやることが決まって、まずマネージャーの佐藤さんと、ライブでお世話になる方と、お話をした。
セットリストというもののだいたいを早くから決め、打ち合わせしていく中で、「どんなことしたい?」を「どんなことできるだろう?」というお話をする。
パルパブルバブルのときにも私のいろんな閃きを聞いてくださり、準備をしてくださった方達との話の中で、私の中でもまだ見えていなかったものがほんのすこしずつイメージの器から溢れ、その溢れてきたものたちが、閃きでありアイディアになった。誰かに話すまでは、私自身の中でも、自分がどれをどれくらい大切にしていて、何をどうしてもやりたいのか、わからない。なぜなら、とどのつまり、歌さえ歌えれば私はそれでいいからなのだ!
しかし幸いにも、当日歌う曲、歌っていく順番や構成などを自分で考えさせてもらっていて、どんな夜にしたいか?というひとつひとつのイメージを一緒に共有してくださる人がいる。
パルパブルバブルでの一夜限りのライブから引き続いてそこにふつふつと溢れてきたものは、やっぱり「夢」であった。
ロンリーナイトマジックスペルツアーは、現実を生きるわたしたちにとって 夢のツアーになればと思いながらつくりはじめたものでした。

 

打ち合わせが終わってまず電話をしたのは、17歳頃からの友人であり曲のいくつかの編曲もやってくれているjoeくん、同じ頃からの友人である映像マンミャンカン。彼もまたこれまでにいくつかの映像を作ってくれていて、
2人に「子供の頃、寝る前に母親に読み聞かせてもらった物語から始まるライブにしたい」と話した。
ロンリーナイトマジックスペルツアーは、
ひとりひとりが、きっと心のどこかに持つ懐かしい、あたたかい記憶につながるようなものになればと、なんとなく考えていた。
ベッドサイドで、知らなかった世界へ飛び込んでいくような、しずかでわくわくする時間。読んでもらう物語は、「ロンリーナイトマジックスペル」という物語にする!私が文を書くから!と電話口で意気込んだものの、児童書になるような優しくわかりやすい物語をつむぐのはとても、とてもむずかしく、思っていたよりも時間がかかったりして、でもとても魅力的な時間でした。
「ロンリーナイトマジックスペル」
ライブのはじまりに、ランプを灯して枕元の本をめくりながら語られるこの物語は、お月さまのお話です。
満ち欠けとともに記憶を失くしてしまうお月さまのおじいさんを、金星のぼうやが記憶を探してきて、助けるお話。記憶とはとても曖昧で、手にとることはとても難しいけど、金星のぼうやは最終的にちゃんと、お月さまの元まで届けることができるのです。ライブ本編では物語のとちゅうで眠ってしまい、1曲めがはじまるんだけれど、実はちゃんとエンディングまでお話には続いています。



初日の
13日の金曜日の東京では、
夢は途中から不穏な悪夢に変わり、会場にジェイソンが現れてしまいました。
それからわたしは星に歌うような気持ちで歌を歌い、
たくさんのお客さん、ひとりひとりが歌ってくれる声を聞き、かざしてくれる手を見て、
基本的に泳いでいるのだろうか?と思うような汗をかきながら、全9カ所、これまでで1番長いライブツアーを終えました。

 

バンドメンバーの衣装を探す途中、パジャマみたいなコック服みたいな、シングルボタンのジャケットがいーなーと思い描いてチャリを走らせているとき、自分の衣装にレザーのコンバースをいっこ新調し、それを初日から最後の日までライブでのみ、履いた。
レザーが硬くて、初日の東京ではぎゅうぎゅうに結べなかったの。緊張感がいっぱいで、それでイメージ満タンで、いっぽいっぽ進むようなステージだった東京。リハーサルで例の冒頭の映像をスクリーンで観た時、胸に静かで熱いわくわくがこみ上げて、どうしようかな、と思った。

 

すぐさままた、打って変わってのぎゅっとしたライブハウス。雪がこんこんと降っていて、好きな街並みの中にすとんとおさまるライブハウスの中は、ぎゅっと近い距離感の中で初日とはまた違うドキドキを孕んだ仙台。この日は終わってからもいろんな感情が炸裂して、わたし生きてるなーと久しぶりに感じたりした。

 

あっというまに北海道にいて、飛行機がちゃんと飛んで、会場でみなさんの顔見れただけでまずほっとして、わたしはほかほかの体をふりしぼるようにライブしたのを覚えている。雪深く、帰りには当日飛行機が飛ばなかったり、お客さんの中には大変な思いをした方もいらっしゃったかと思うんだけど、忘れられない日になりましたか。わたしはというとまだしばらくそれからも札幌にいて、雪国に暮らす人は本当にえらいなあと、おいしいものやあったかい食べ物を心底、ありがたいなあと感じたりした。見たことないほどの広大な雪景色がほんと、美しかった。



それから大阪にいったん帰ってララと寝たの。久しぶりにすこし体調を崩してしまったりして、自分の体が熱いこととか、でもそれ以上になんだかんだから解放されていく感じとか、アップデートされているような感覚を覚えたりして。
もちろん危機感もいっしょにきて、最後までこの体で全霊で届けつづけることへの使命感もまた、ばんばんに増えた。こわかった。
まわりのひとが優しいことにもあらためて気がついて、ほんとにまわりに、生かされているんだなあと感じたりもしていたよ。



新幹線と、ことでんに乗って香川のライブ。こちらも初めてのワンマン。歌えることの喜びと、それを聴きに来てくれるみなさんとの時間が、ほんとうーに特別で、身体中みなぎりました。すべてがナチュラルにフィットしていくようなライブだった。

 

それから愛知。名古屋は、うたうたう以来のELLかな。なつかしいステージ上の熱さと、おっきな声援と。この日が今ツアーの中でいちばんアットホームな雰囲気だったかもなと思う。いつもありがとうと思う。

 

ステージから降りて袖に立ったら、身体中から
湯気が上がっているバンドメンバーを見て、わたしも湯気がほかほかで、ツアーによるバンドの一体感を感じた広島。がむしゃらに歌いきって、その会場のなつかしい雰囲気もよかった。広島ではほんと、やっとやっとのバンドライブ。お待たせしました。広島いってからずっと、お好み焼き食べたくて、まだ食べてない。食べたいよ。

 

で、あっという間に熊本。熊本ではアンコールにてルーキーを。闘志を燃やすって言葉がずっと頭にあった。照明さんがこれまた心強くて、ブロックチェックの床を見ながら、これぞ九州。とか思ったりした。
そしてすぐに祖母の家に行き、わたしは久しぶりに父と話したりして、明日もがんばろーと思いながら、福岡の日を迎えました。
あ、このブログ長いな。

 

唐突ですが、後半に続く。

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お家に着くまでが
ロンリーナイトマジックスペルツアーです。って言いたいけど。言いたいけど。

札幌まで来た、ロンマジツアー、3か所目でした。
ロンマジツアーは真冬のツアーですから、
東京から始まり、宮城は仙台、北海道は札幌とのぼってきました。

日に日に寒く、日に日に吹雪く。
札幌の街は真っ白く、いちにちはやくに前乗りした私たちは雪道にもすこしずつ慣れつつありますが、きをぬくとつるんとすべり、
おなじニッポンで全然違う、異世界だなあーと白い息を吐き、おいしいものをたべたりしていたわけです。

さて、ライブ当日。
初日から、すべてをまだ見ぬ皆に見せるわけにはいかんとねたばれに気をつけつついたんだけどさ、
ベッドサイドにて
「ロンリーナイトマジックスペル」という物語をめくり語るところから始まるこのライブツアーを、
ぜひどあたま、最初の最初っから観てほしい気持ちまんまんなんです。

しかし、
この雪の中、
よくぞどあたまに辿り着いてくれたよ。
飛行機や交通機関などのいろんな理由で来れなかった人もいたと聞きました。
そして実際に辿り着いたがしかし、
帰り道を辿れず、この夜、あたたかいベッドに入れていない人もいるでしょう。
いろんなことを超えて、いろんな道を歩いて、
それぞれに辿り着いてくれたライブ会場にて。

すごい優しくてあつい熱を持った時間を、そんな景色を見せてくれてありがとうね。
まず辿り着いてくれてありがとう。すごいね。会えたね。そして、
ほんとうに心やすまる寝床まで、
みんなのおうちまで、心の中にいつもそばにある歌を、細い細い糸を紡ぐようなきもちだけど、
そんなみなさんのそばに、歌があればいいなと思います。


ロンマジツアーはまだ始まったばかりです。
ここからまだまだあと6か所。
たくさんの想いと、
たくさんの表情と出会いながら。
みんなと会えるの、たのしみにしています。
決してへいたんではない、でこぼこ道を、

♪(歌)トゥトゥトゥルトゥルル、トゥットゥトゥルトゥトゥ
トゥットゥトゥルトゥトゥ、トゥットゥトゥルトゥルトゥー
トゥトゥトゥルトゥルル、トゥットゥトゥルトゥトゥトゥー
トゥトゥトゥルトゥルトゥ、トゥトゥトゥルトゥルトゥ、トゥトゥトゥル トゥルトゥトゥン!
てなぐあいに。

いびつな愛をおのおの持って。しみこます。
今夜もよい夢を。おやすみなさい。

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