いつも応援ありがとうございます。感謝感謝の畠山でございます。
今日はファンのみんなへ大切なお知らせがあります。

4月1日より、我々ミイラズは前事務所を辞め、独立することになりました。

会社名は『KINOI,INC.』!!です!!どーん!

事務所もレーベルもこの名前、同じ名前で、まずはスタートします。
『KINOI,INC.』をよろしくお願いします。

えー、ちなみにー、2011年頃に立ち上げた会社で、僕に「言いたいことはなくなった」の印税を払ってくれない
「KINOI RECORDS」とは一切関係ありません。全く何も、誰一人関わってません!!!無関係です!!!
「KINOI」という名前は当時僕が提案したもので、とても大切な言葉なので、今回も使うことにしました。

思えば騙されまい、騙されまいと活動してきて、散々騙され続けてきました。
今回は完全に大人のバックアップなしで、今後はワタクシ、畠山が指揮をとって、借金をして、運営をしていきます。
かなりリスキーで、不安もありますが、みんなの応援があるからこそ出来た決断です。
これでもう誰にも騙されない!

で、いきなりですが、昨日4月1日エイプリルフールに「世界最速ぅ!2ヶ月ぶりのニューアルバムリリース!」
ということで9thアルバム「Mr.KingKong」を配信限定リリースしました!
エイプリルフールっぽい感じで嘘っぽくリリースしましたが、本当ですよ!逆ドッキリ的な!?ぜひ聞いてください!
そして、関東ツアー「TheMirraz独立記念&リリースツアー 〜キングコングのように舞い、俺のように刺す!2017ss〜」も発表しました!オフィシャル先行予約開始しています!!遊びにおいでよ!!

今作はLAガレージサウンドを意識して制作しました。EDMの要素はございません。
実はメジャーデビューした時に一番やりたかったアルバムです。この5年間、やりたくてやりたくて我慢していた作品です。
「気持ち悪りぃ」とか「うるせー」とかが一緒に収録される予定だったアルバムだと思ってください。
前にも書きましたが、メジャー会社にいる時は「GetMoney」というタイトルはイメージが悪いとか、
歌詞が個人的すぎるものが多すぎる、とか言われてきたので、『Mr.KingKong』のような作品はリリース出来ませんでした。
独立して、歌詞もサウンドも何も気にせず販売できるようになったので、自分らしい自信ある作品が出来たと思います。
もちろん、何度も言っていますがこの数年の作品が自分的にダメだったという意味ではないです。
自分的には限られた中でしっかり勝負してきました。
でも結果だけ見ればあまりうまくいかなかったと自覚しなくちゃいけないのは事実です。

今作はすごく楽しい作品が完成したと思います。最近日本で流行ってる音楽とは全然違うけど、いい音楽です。かっこいいです。
今の日本でこの音楽がドカーン行くとは思えません。日本でこんなバンドサウンドやってるやついないしね。
でも迷いはないです。胸を張ってかっこいい音楽が作れました。これは紛れもなく自分が好きな音楽と胸を張って言える。
KingKongという曲はミイラズで一番好きな曲です。
まぁ、自分なりの方法で目指すべき場所に行くために作った作品です。
今は、とりあえずやっと迷わず作品作りが出来た、自分が世に出したいものが出せた、という気持ちです。

この作品はCD化する予定はありませんので、iTunesでゲトしてください。
クレジットカードない人はコンビニでiTunesカードを買っておくれ!アンドロイドの人はiTunesをゲトしよう!
ラッキーなことに、デイリーランキングは総合6位、JPOPでは2位になりました。ありがとう。

配信販売は僕にとって最高のシステムです。出来た作品をすぐにリリース出来て、しかもみんなに直接届けることができるっていう。
今作には春の歌詞が多いし、ミイラズは今思ってることを歌詞にするから、このリリース方法はタイム感が理想的です。
しかも、今回から世界配信です。まぁプロモーションしないから海外じゃ誰も気づかないと思うけど、
ものすごーく少しだけミイラズを好きな海外の人がいるので、そういう方にも届くようになるというのは普通に嬉しい。

そして今後は大人の搾取一切なし!みんなの応援がそのままメンバーに届きます。
今後はみんなが買ってくれた音源や、グッズ、ライブチケットの売り上げがすべてメンバーの手元に届きます。
倉庫使ってもないのに倉庫費を抜かれたりするようなことはありません!
契約更新したその日に何もしてないなのに20万の赤字ですとか言われることもありません!
このiTunesの売り上げがそのまま僕らの運営資金になります。

こういう活動はバンドとして、ミュージシャンとして、ものすごく健全な、ファンとの関係性が作れるんじゃないかなと思っています。
これも独立した理由の一つです。


では少し長くなりますが、「独立」を選んだ理由を少し話します。

音楽活動をしてきて10年、特にメジャー以降ですね、僕は様々な矛盾を感じてきました。
特に音楽制作に関してはものすごく悩みました。
当然だけどプロのミュージシャンですから、売れるものを作らなきゃいけない。金を産まなければいけない。
これはどこにいても当たり前。
では、売れるものとは何か?いろんな考えがあると思いますが、
自分が思う売れるものと、会社の人たちが考える売れるものの発想の違いにかなり困惑しました。
一度売れたものを作って欲しい、というのが一般的な会社の人たちの考え方なんですね。
ヒット商品に似せたものを量産するって感じでしょうか。
僕はこういうやり方はあんまり好きじゃなくて、そんなことしてたら飽きられるんじゃね?と思ってしまいました。
で、打ち合わせをすればするほど、この差を埋めるのに必要な「大人とのコミュニュケーション能力」の無さに自分で絶望しました。
全く話が通じない!おそらく、ただのわがままミュージシャンと思われたでしょう。めんどくせーやつらだなと。
自分的には、ミイラズはこういうやり方で人気を集めてきたんだから、こういうやり方がいいと思うんです!とアピールしてきたつもりです。

そして求められることと、自分がやりたいこととのバランスの取り方などを考えるようになりました。
曲を作る上で、これをファンに聞いて欲しい、と思う作品を作るけど、ディレクターがOKを出さないとリリースできない。
いつしか、まるでディレクターのために作品を作ってるような気分になり、作品作りの意味がよくわからなくなりました。

こんなことを悩んで悩んで、その中で答えを出して作品をリリースしてきました。
そういう苦悩の中で作る作品は嫌いではないですが、今振り返ると少しナイーブな曲が多かったと思います。
そういう作品は「俺らしい」作品かもしれないけど「ミイラズらしい」作品とはちょっと違ったかもしれない、と最近感じます。

で、そうなると当然、今度は人気が下がってくるので、どうしたら人気を取り戻せるのか?と悩みます。
どんな曲を作ればいいのかわからなくなってくる。
歌詞や音の制約がある中で、リリースできる範囲の中で好きなことをしても売れない。好きじゃないじゃないことは出来ない。
そのギリギリのバランス感との戦い。やりたくないことをやれば人気が戻るかもしれない?でも実際それって俺らがやれんのか?っていう問題。どんどんと意味不明な悩みのサイクルにハマりました。

で、ちょっと思ったんです。

これって音楽やる意味あるのかな?と。

プロとして活動出来るようになってから音楽をやるのが当たり前になっていたので、特に疑問に感じなかったんですが、
微妙に音楽を嫌いになってる自分が存在し始めてるな、と思いました。
なんか悩んでばかりいるな俺、苦しんでばっかりいるな俺。
これでいいのか?ライブに出る前もそんなことが頭の片隅にあるままライブのステージに立つ。
こんな俺を誰が応援してくれるんだろうか?迷わず活動して、生き生きとしてる姿をファンは見たいんじゃないか?
そんなことを考えるようになりました。

音楽を作るのが一番好きです。作ってる時はこう、充実感っていうのかなー。迷いがないっす。生きてることに。単純に楽しい。
EDMを作ったり、ロックを作ったり、ジャンルは別にどうでもいい。
新しい音楽を製作する、自分が興味を持ったものを製作していくのはものすごく好きです。
でもそれが趣味のレベルで、売れないものを作るのなら仕事にはなり得ない。
じゃあ売れるものを作ろう、売れるものとは何か?今流行ってるもの?やりたくないなー。
でも流行りも少しは取り入れないと。うーん、じゃあこんな感じ?みたいな。よくわからないなー。
みたいな感じで自分でもよくわからなくなってきました。バランスの取り方がわからなくなってしまった。

で、じゃあ売れなくてもいいから音楽は好きなことやって、今から音楽以外の仕事を探す、というのも考えました。
まぁ現実的ではありません。なんでもできるっしょーとか思ってましたが、多分音楽以外の仕事し始めたら人生グズグスになってすぐ死ぬだろうなと思いました。でも今の悩んでばかりの自分からは解放されるかも?その方が実は人生楽しいかも?とかも考えました。花屋とかね。花屋やろうかな、とかね、考えました。花屋やりながら好きな音楽やろうかな、みたいなね。
サッカーの中田が引退した理由を見て、納得したり。辞めるのも人生の一つだなと。

まぁそんぐらい悩みました。自分が音楽を続けていくことの意味とか方法を悩みました。
でもまだやっぱり諦めちゃだめだなと。何度もそんなことを繰り返し考えてきました。特にこの二年は悩みっぱなしでした。

ミイラズはカウンター的な存在で活動を始めました。
arctic monkeysを初めて聞いた時、こんなの日本にいないよ!超かっこいいよ!これやりたい!絶対売れるよ!と思いました。
日本に存在しないものを売る。まだ流行ってないものを売る。
これは今思えばなかなかリスキーな発想ですが、僕のバンドの基本はこれです。まぁやりたいって気持ちが強かったけど。
しかし、多くの会社の発想は、「流行ってるものを作る」のが商売の基本です。
まぁどちらも正解なんだと、僕は思います。

思えば、メジャー会社と手を組んでから、いつの間にか、後者の考えが身についてしまったのかなと自分で思いました。
経験的に「外す」のが怖くなった、というのもあります。
当然ですが、うわ、売り上げ的にこの曲失敗したーという経験をしてるので、なるべくそういう怖い思いはしたくないです。
いや、ほんと、ものすごくダークサイドに堕ちますよ!自分でも知らない場所に行きますよ!!
まぁ自分的に勝負に行って失敗したなら、仕方ないなと思えるんですけどね。
まぁ怖くなる、というのは当たり前ですがあります。
このままじゃいかんなぁとも思いました。

で、自分らしく前者を選ぶなら、独立するしか道がないんだなと、メジャー会社と仕事をして思いました。
バックアップするからには必ず成功する道を選ぶ、可能性が高い方を選ぶ、そういうビジネスを考える会社とは手を組めないと思いました。

もちろんこれは、僕の経験の話で、すべての会社がそうではないし、その会社に属する人間すべてがそういう考えがあるというわけではないです。うまくやってるアーティストの方が多いし、結論から言えば、僕は出会いに恵まれなかったし、それは僕自身にも理由があるし、僕の考えるやり方とこの音楽業界のシステムとの相性が悪かった。ということだと思います。

今後、もしかしたら同じ考えを持つ人と出会えるかもしれないし、それはわかりません。
ですが、現状は出会えていないので、自分らしく活動していくためにどうしたらいいか?を考えた結果、独立するしかない!
という一つの結論に達しました。

で、独立をしようと決めてから色々と勉強をして、やれることを、やれないこと、うまくやる方法、など考えました。
独立の道を選ぶ自分を後押しするような出来事がいくつかありました。いろんなことのタイミングがカチっとハマったような気がしました。わりとなんとかなる時代なんじゃないかな?と思いました。もちろん不安はありますが。
音楽を自由に発信できる環境になるので、今後は違うプロジェクトとかもやれるなぁと思っていますし、
今までソロ活動はやらせてもらえなかったので、そういうのもミイラズの活動が落ち着いたらやってみたいな、とかも考えてます。
届けたい音楽を間に誰も挟まずにファンに届けることができる。僕はこういう音楽活動が健全だと思う。
もちろん、多くの人が関わって、ヒット商品を作ろうとすることも大事です。
ですが、そういうやり方に矛盾を感じたし、自分に合ってる方法を探したいとも思いました。

とりあえず、まずは1年やってみよう、と思ってます。

皆さんの応援があれば、なんとかなると思ってます。というか応援がないとどうにもなりません。
まずはこの自信作「Mr.KingKong」を買って欲しい!絶対に楽しんでもらえる作品。自分でもものすごく満足してる作品です。
そして、関東ツアー、必ず遊びに来て欲しいです。皆さんが楽しむ姿を直接見るのが僕らメンバーの一番の糧になります。
6月のツアーまでにはサポートドラマーを見つけて、生ドラムでのライブをお見せできればと思っております!

まずは一年、ミイラズの活動を期待していてください。
今回のエイプリルフールネタのように、音楽業界の一般的なルールとは違う、音楽業界の枠に囚われない活動をしようと思っています。
自由に楽しく、不安はあるけどストレスのない、お金もないけどやりたいことをやる、面白い活動をしていこうと思っています。
音楽をもう一度楽しみたい、再確認したいなとそんなことも思ってます。
途中で借金まみれになったら考えます。その時は笑ってください。全然ダメじゃんと。

ミイラはピラミッドから出てきました。それがミイラズ。
ピラミッドのヒエラルキーの外へ飛び出すことこそが、文字通りミイラズなんじゃないかなと!

今残ってるファンと、またでかいステージで、いやーあの時は苦労したよね、という喜びを分かち合いたいと思っています!
その時までなんとか頑張ります。
ファンの皆様、いつもご心配をおかけしますが、何卒引き続き応援のほど、宜しくお願いします!!

ミイラズ畠山