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現代病のひとつに、'好きな人ができない'があるらしい。

二次元に恋する、出会いや別れ方がインスタント的である。
理由はたくさんあるけど、心を埋めるものが多すぎて、埋まらないのかもしれないね。苦しいって探すのに、足りなくてこれじゃないって、また苦しくなる。まるで過呼吸。

もしかしたら、本当は見つかってるかもしれない。全て上手くいく運命じゃなくて、ひとつひとつ逃げずに時に傷つけあって不器用でも二人のが形を知っていけば、'運命'になりうるんじゃないか。そういうメッセージを込めて、書いた曲でもあります。

漫画や映画に、人生だって負けたくない。

だから、あたしたちでつくっちゃえばいいんだよ、運命なんか。


ときには現実に抗ったり、自分のわがままをぶつけすぎてしまったり、すぐに逃げてしまったり、心が開くのがめんどうになったり、失った時のことを想像して臆病になったり。

だけど。それでも。
繋ぎ合いつづければ、運命じゃなかった恋も、運命に変えられるんじゃないか。

これは、何も恋愛だけに限ったことじゃないね。
どんなことでも、きっと強く思って離さなければ、運命にできるって、信じてる。


 



ひとつでも多くの運命が、芽生えますように。

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少女椿の配役と、一部配役が発表されました。


予想通りたくさんの‘反感’を買っているようで。


内容については少しずつ解禁され、まだ触れるべきではないと思うのですが、ひとつだけ。


「武瑠という我をだしすぎて、役に合わせていない」という意見を多く頂いたのですが、原作への愛情もあり、そこだけは不本意であると、ハッキリと言っておきたいです。


以前から愛読し、その中でも一番好きで、シンパシーを感じていた登場人物‘カナブン’
勿論、お話を頂いた時、二つ返事でOKしました。

ただ、「映画 少女椿」において自分が求められる役割は、現代のスパイスをいれてアレンジし、少女椿の世界をより広げるということでした。

事実、一読者としてイメージしていたカナブンとは全く違う人物像で、個人的にもかなり困惑した状況で、撮影へ望む。
ひらたく言えば、理解できない部分だらけで、製作陣とかなり言い争いを重ね、少しずつ少しずつ新しいカナブンを模索していきました。

約一年前の撮影の時期、珍しく黒髪だった髪。
mikio sakabeの衣装に合わせ、青と銀を混ぜたカラーに染め上げ、前髪をまっすぐにカット。紫のリボンにポニーテール。
まだ、まとまらないいくつかの迷いがある中、とにかく「映画 少女椿」のカナブンになるべく、ビジュアルイメージを近づけていく。
そしてそこからは、今までもっていた個人的なカナブンへのイメージをひたすら壊していく作業。
自分の中に‘出来上がりすぎていたカナブン’を殺していく作業。

普段は、自分がディレクターとしてMVや音楽を創っていく立場に在るせいもあってか、言い様のない葛藤があり、思い出せる限り最も辛い撮影だったと思います。

延々と続く答えの無い撮影、そして何より、求められている役割を全うするべく‘容れ物’になることの難しさ。

「結果的に良かった」などと安易なフレーズにまとめる気はないです。ただただ苦しみ抜いて、異常な愛情を持って望んだ、新しい少女椿像の真偽。それぞれの価値観にどういった足跡を残せるか。


‘昭和90年’という新鮮かつ、作品自体を変えかねない新しい毒を、少女椿という猛毒がどう飲み込んでいくのか。


漫画やアニメの素晴らしさ、そして現代の2016年に映画という形で発表する事の意味。
たくさんの事を考えました。
原作の普遍的なイメージの尊重か?実写としてのリアリティを追求するのか?ヴィジュアルを第一として、‘コスプレ’するのか?

ただ個人的に一番魅力的だと思ったカナブンの根底の部分。孤独と愛欲が混ざり合い、性に依存する様や美への嫉妬、残虐性は、現代の若者にも通ずるところがきっとあるんじゃないかと。その魅力を伝える為の入り口になり得るのであれば、この大幅なアレンジも、「結果的に良かった」と言えるのかもしれません。


まさに、現代のコンプライアンスや、法の目をかいくぐるように創られた現代版「映画 少女椿」
毒を以て毒を制するのか、あっさりと飲み込まれるのか、未曾有の化学反応が起こるのか。


それぞれの毒を以て、確かめてもらえたらなと思います。










何年ぶりかに観に行かせて頂きました。


音、映像、照明すべてが上質でハイクオリティ。贅沢な刹那。


独自の立ち位置で、磨かれ続けた圧倒的なスケール。


バンドって熱量を持った集合体の生き物なんだと、改めて気付かされる。


いかつい真っ黒なファッションのファンの子たちが、必死で友達の分の銀テープを掴んで分かち合ったり、そんな光景も素敵でした。


明日へ生きる力に繋がる、希望的な漆黒。




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