コミック累計発行部数2000万部超、『暗殺教室』(集英社刊)の映画第2弾・『暗殺教室~卒業編~』が、3月25日(金)から公開されます! “暗殺”をキーワードとした、謎多き殺(ころ)せんせーと落ちこぼれ生徒たちの成長物語の結末やいかに!? 公開に先駆け、主要キャラクターのひとり・茅野カエデ役の山本舞香さんにお話をうかがいました。

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――カエデは一見明るい性格ですが、「実はその影で……」という深みを持った、難しい役でしたね。

第1作を撮っていたときは、その後の展開がどうなるかを全く知らなかったので、今回、改めて役作りをする必要がありました。原作を何回も読みなおし、明るいカエデとそうでないカエデとの演技に、メリハリをつけました。



――アクションシーンも迫力がありましたね! もともと空手をやっていたから、運動神経がいいのでしょうか?

実はめちゃめちゃ怖かったんですよ(笑)  初めてワイヤーアクションに挑戦したのですが、動きづらいし、ワイヤーが体に食い込んで痛かったし、ノースリーブを着ていたから腕も擦れちゃったし、大変でした。画像処理後に違和感がないよう、ワイヤーをつけていないような動きをするのも、難しかったですね。ただ宙に浮けたときは、楽しかったです!



――ワイヤーアクションで参考にした、女優さんや映画はありますか?

参考というよりも、アクション部の方に助けていただきながら、「カエデっぽい飛び方」「カエデだったらという動き」を、作り上げていきました。特に、感情のリミットが外れたときのカエデが表現できていればいいなと思っています。

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――第1作の撮影中は、生徒同士で仲良くなって合宿みたいだったと聞きましたが、今回はどうでしたか?

今回も一日中ずっと一緒にいて、生徒同士はさらに仲良しになりました! 続編ということで「おー、久しぶり!」って声をかけあえて、前回よりも距離が縮まった感じ。高校生が多かったので、学校の話とか、将来こんな役がやりたいとか、いろんな話をしましたね。あ、休みの日は、みんなでダンスをするのがブームでした。



――ダンス!? 撮影で疲れているはずなのに!?

はい、休みの日はみんなで朝から公園に行って、踊っていました。海外に習いに行くくらいダンスがうまい子がいたので、教えてもらってました! みんな、本当のクラスメイトみたいだったこと、伝わります?(笑)



──伝わってきます!(笑)

スクリーンからも、仲の良さがにじみ出ているんじゃないかなあ……。例えば作中、アドリブの動きで生徒全員が殺せんせーに向かって、いっせいに銃を撃つシーンがあるんですけど、もう息ピッタリ。銃の扱いも手慣れたものです(笑) 本当の暗殺者みたいですよ!

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――生徒同士は和気あいあいとした雰囲気だったんですね。では羽住監督との関係はいかがでしたか? シリアスなシーンもありますし、厳しいご指導などあったのでしょうか?

羽住監督は頭の中で完全に自分の『暗殺教室』ができあがっているんです。そして私たちのお芝居もアドリブも、信頼してくださっているので、自由に演技できました。もちろん、監督の考えとちょっと違うという場面では指摘してくださるんですけど、それも怒りながらじゃないし、むしろすごく優しいです。



――信頼されているというのは、プレッシャーでもありますね。

だから漫画をボロボロになるまで読み返す、ガッツが出てきたのかも。特にポイントとなるシーンは、「どうやったらいいんだろう」と考えながら、念入りに読み込みました。



──潮田渚役、主演の山田涼介さんは、どんな方でしたか?

山田さんも、優しい方です。いろんな子たちに声をかけてくださいました。あとは現場をすごく見に行く、お芝居に熱心な方でもあります。例えば、カエデがアクションで飛ばされるシーンがあるのですが、演技中に「茅野!」という声が遠くから聞こえたんです。そんなの台本にない、アドリブのセリフなのですが、後になってメイクさんに「あの時に『茅野!』って呼んだのは誰?」って聞いたら、「渚くんだよ」って。山田さん、役に没頭するあまり、思わず名前を叫んだんです。

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――第1作の撮影中、中華料理をずっと食べていたそうですが、今回はいかがでした?

マネージャーさんと、ホルモンを食べに行きました! あ、豚のタンって食べたことありますか? 私は牛タンしか食べたことなかったんですけど、コリコリしててめっちゃおいしいですよ! コリコリが好きなら、牛タンよりも豚のタンかもしれない。



──試してみます(笑)

ちなみにそのホルモン屋さんに偶然、烏間惟臣役の椎名桔平さんと、羽住監督と、何名かのスタッフさんがいらっしゃって。食べ終わったあとに挨拶に行ったら、そのまま3時間くらいみなさんとお話させていただくことになって……緊張しましたが、いろんなことを学びました。お芝居のこととか、いろんな役者さんがいるんだとか、本当に勉強になりました。



──それも『暗殺教室』で学んだことですね。2作出ることで、他には何が勉強になりましたか?

先ほどのお話と重なりますが、キャストの仲の良さは画面に出るので、空き時間に話しかけたり、ご飯を食べにいったりする、交流を心掛けることです。特に学園ものは、そういう心許し合える関係を目指すことが、大切なんだと思います。一緒にダンスしたとか、たわいのない話をしたとか、時には夢を語るとか、そういったことが本当に今回、お芝居にいい影響を与えてくれました。



──充実した現場だったんですね。

私はひとりのシーンもあったので、一番乗りで現場にインしたのですが、撮影が楽しすぎて終わるのがすごく早かったです。他の生徒のみんなも同じなんじゃないかな? 印象的なクラス全体でのラストシーンの撮影は、みんな静かなお芝居で、すごい緊張感でした。



──では最後に、『暗殺教室~卒業編~』の見どころを教えてください!

カエデがなぜ、殺せんせーを殺しにE組に来たのかということと、最後に殺せんせーと生徒がどうなるかが見どころです! 銃をバンバンと撃ちあっている、生徒のワザにも注目してください。劇場でお待ちしています、ありがとうございました!

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『暗殺教室~卒業編~』公式サイト

山本舞香 公式ブログ

お芝居について熱く語って下さった山本さん。りんとしたまなざしがカエデそのものでした!

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花粉症の季節。なんとか乗り切りましょう~。
それでは、また。



(撮影/奥田耕平、取材・文/中尾巴)