映画と舞台が同時期に公開&上映される、史上初の試みで話題の堤幸彦監督の『真田十勇士』。加藤雅也さん演じる腰抜けな真田幸村、中村勘九郎さん演じるカリスマ性のある猿飛佐助は本当に魅力的ですが、実力派若手俳優勢ぞろいの、十勇士たちの活躍も注目の価値アリ! 9月22日から公開されたこの映画、十勇士からは7人、そして敵役から1人の計8人に、“真田座談会”をしていただきました!

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(後列左から、望月歩さん、村井良大さん、駿河太郎さん、荒井敦史さん、青木健さん、前列左から、高橋光臣さん、加藤和樹さん、石垣佑磨さん)


――まずはお1人ずつ、役のご紹介をお願いします。

高橋光臣さん(以下・高橋) 筧十蔵役の、高橋光臣です。筧十蔵はゲイなのですが、由利鎌之助に対する情熱を感じていただければ、ありがたいなと。

加藤和樹さん(以下・加藤) その思われ役である由利鎌之助を演じる、加藤和樹です。百戦錬磨の槍使いで、負け知らず。戦いが好きな訳ではないのですが、それしか生きる道を知らないという寡黙な男です。十蔵の愛を最終的に受け取るか受け取らないかは、映画を見ていただければと……。

駿河太郎さん(以下・駿河) 三好兄弟の兄・三好清海役の駿河太郎です。三好清海はアホです。以上です! 

荒井敦史さん(以下・荒井) 三好兄弟の弟で霧隠才蔵(松坂桃李さん)の手下であり、霧隠才蔵を追いかけて十勇士になった三好伊三役を演じます、荒井敦史です。ドレッドヘアがトレードマークの、韋駄天走りの男です。シルエットがプレデターみたいなのが、伊三だと覚えてください(笑)



――由利鎌之助は女性に人気が出そうなクールな役柄ですが、男性にもモテますね。“男がほれる男”なのでしょうか? そして続くは真田家の直系と、譜代家臣のみなさんです。

望月歩さん(以下・望月) 真田幸村の息子・真田大助を演じた望月歩です。父・幸村を心から信じていたのですが、心から信じていたらこうなります、みたいな役です。

全員 意味深だなあ(笑)

望月 最年少として頑張りましたので、若さを見てください!

青木健さん(以下・青木) 真田大助に仕える、望月六郎役の青木健です。剣術指南役であり、大助を守ることに命を懸けています。田舎の訛りが抜けず、人の良さが特徴ですが、芯の強い役です。

村井良大さん(以下・村井) 海野六郎役の、村井良大です。真田幸村さまにお仕えする家臣のひとりで、眼鏡がトレードマークです。そろばんを使うシーンが結構あるんですけど、そろばんさばきはかなり勉強しましたので、そこらへんを大画面で見てください。よろしくお願いします!



――そして最後は、唯一の敵役!

石垣佑磨さん(以下・石垣) 真田十勇士ではないですが、猿飛佐助、霧隠才蔵、火垂(大島優子さん)と幼なじみの、仙九郎役の石垣佑磨です。髪型がビジュアル系バンドみたいですが、常に逆さにいるので意味がないです(笑)



――みなさん、わかりやすい自己紹介をありがとうございました。そして映画『真田十勇士』ですが、戦国時代の合戦ものだし……と、歴史ものが苦手な私は身構えていたのですが、徹底したエンターテインメントで、鑑賞後はスカッとした気分になりました!

村井 初めて見る人は、歴史ものかなって思っちゃうんですね。驚きました!

駿河 どれくらいから「歴史ものじゃない、エンタメだ」って思ったんですか?



――割と最初の方で、「あ、これは史実をもとにしたのではなくて、後世で作られた講談をもとにしているんだな。つまりは昔の娯楽物をもとにした、エンターテインメントなんだ」と思いました。

加藤 僕は堤監督が作り上げる世界観の中で、どう自分の役を生きるかと常に考えていましたが、逆に「歴史ものだからこうすべき」とは、あまり考えませんでした。

村井 僕も、時代劇、歴史ものだと意識したことは、あまりないですね。真田幸村がいて忍びがいてという設定であって、堤監督が作るストーリーには、現代にも通じる部分がたくさんあるんです。



――舞台が戦国時代でも、若者が生きる意味を追い求めるさまは、現代にも通じますものね。

高橋 エンタメ性が大きいこともあり、作品のリズムが時代劇ではなく、すごく現代的だと感じます。ただ真田幸村という歴史上の人物に、あらゆる方面から光を当て、創作してもいいと思うんです。もしかしたらそれが、史実に近いかもしれないし。



――確かに、誰もその歴史を見に行けないから、何が本当かはわからない……。


青木 とにかくこの映画、難しいことを考えなくても、老若男女が楽しめますよ!

加藤 複数人の出演者が初演の舞台を経てからの映画でしたので、チーム感もあり、非常に撮影は楽しかったです。

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見た目はオシャレで華やか。でも実はハードな甲冑(かっちゅう)の戦闘シーン


――しかし演じているみなさんは、数多くの戦闘シーンの中で、常に走っていて大変そう。しかも槍などの長物を持って、甲冑も着ていて、馬も横にいてって、なかなかにハードですよね。

青木 そうですね。合戦の場が、草も生えているし、岩もあるような凸凹したところだったので、頑張りました。まあ頑張ると言っても、甲冑の重さにめげずに足を上げるようにしただけですけど(笑)

望月 僕は、殺陣の経験者ばかりの中でひとりだけ初心者だったので、まずそこに焦りました。殺陣師の方に「動きをちゃんと見て、この時の足はこっちだから、こうなるんだよ」などと教えていただいて、こんな風にやったらうまく見えるのかなと考えながら動いて……最後の方は割と、大丈夫だったかなと思います。

全員 おお~!



――重い装備で殺陣って、難しいですね。

加藤 映像にハッキリ映るので、甲冑にはちゃんと鉄を使っていて、安っぽい作りじゃないので重いんです。指が当たって切れることもあり、ケガも多かったです。

村井 甲冑は、着ているだけで疲れました。

加藤 しかも撮影は冬でしたしね、体が固まっちゃうんですよ。

村井 夏で汗だくになって撮影するより、冬の方がマシとはいえ……。

高橋 アクションはすべて、体を温める時間もなく、冷え切った体でGO!なんです。マシとはいえ、ハードでした。



――ファッション性の高い装備ばかりで、華やかな見た目ですけど、着るのは大変なんですね!

石垣 僕、衣装を着るのに毎回40分かかりました。シンプルに見えますが、毛皮や熊の爪のアクセサリーとか、いろいろつけて刀を背負うと、あっという間に40分。

駿河 支度は本当にみんな時間かかったものな。でも殿(真田幸村役の加藤雅也さんのこと)が一番、重装備。鎧を着て、兜をかぶっているからね!

高橋 兜が重い、重いって言っていたね。

加藤 「これで殺陣やったら首いかれる!」とも言ってましたね。

高橋 次もう本番っていう雰囲気のときでも、兜ずっと外してた。

駿河 なんか殿の兜待ちっていうのが何回かあった(笑)




――「一番偉い人=一番重装備」なんですね。でもパンクな感じの十勇士もカッコよかったです。

荒井 三好兄弟の髪型はそろってカッコいいですよね。伊三のドレッドはトレンドにならないかな(笑)

駿河 俺の髪型はトレンドにならんぞ! 撮影が進むにつれフサフサな毛量だったのが減っていったし。



――抜けていったんですね(笑)

石垣 あ、あと僕が思ったのが、望月六郎の兜を引きで見たら、赤いヘルメットにしか見えない。

青木 確かに(笑) 小さい角はついているんだけどね。大助さまには、ちょっと大きいのがついてます。

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名優No.1は幸村さまの馬? つらい現場で笑ってしまったこととは……。

――仲の良さがこのインタビューからもにじみ出ますが、何か撮影中に面白エピソードがあれば、ぜひ!


駿河 やっぱ僕は、殿の乗っていた馬がすごいなって話がすぐに思い浮かびますね。(横を向いて)誰か話してあげて!

全員 なんで振っておいて逃げるんですか! 話してくださいよ!

駿河 えー、じゃあ話します(笑) 殿の白馬が、めっちゃ暴れ馬だったんですよ。殿が抑えようとすればするほど暴れるから、僕らも大丈夫かなって心配してたんです。でも十勇士も入る、引きのシーンを撮るときに「本番!」って声がかかったら、その暴れ馬がキュッと止まって、完璧なタイミングで「ヒヒーン!」ってないたんです!



――すごいプロ意識! 

高橋 そうなんです。本番って声がわかってたとしか思えない。

青木 本番じゃないと力出さないんですよ。テストのときは、ユルユルで走っていた。

駿河 テストのとき、馬が暴れて危なくて、殿は邪魔な刀を捨ててました。殿は大変でしたでしょうけど、こっちは笑わないのが大変でした(笑)



――馬が案外、一番の名優だったかも……?

青木 やめてください、僕らも頑張っています(笑)

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カッコいい男たちを演じてから思う、“カッコいい男”の定義


――『真田十勇士』に出てくる男性はすべて個性がバラバラで、それぞれが違ったカッコよさを持っていると思います。そんな役柄を演じたみなさんが思う、“カッコいい男”の定義を教えてください!

石垣 僕は十勇士みんなが、生き方も過去も違うのに、ただひとつのことをやるために集まって一緒に組むというのが、すごく男らしいと思うんです。これは現代社会でもそうだと思うんですけど、仲間を大切にして、みんなで向かっていく姿は、カッコいいですね。

駿河 自分のなりたいものとか、やりたいこととかが明確なのはいいですよね。僕は流行に流されることがまったくわからないので、特にそう思います。



――自分がある男性は、カッコよく見えますね。わかります。

駿河 自分のスタイルが何かを確立しているか・していないか。自分が進む方向性がわかっているか・わかっていないか。流されないってことですよね、それがカッコよさを決めるんだと思います。



――では最年少の望月さん。カッコいい先輩方に囲まれていますが、望月さんの思うカッコよさは?

望月 本当に今、聞きながら自分で考えていたんですけど……浅い考えですけど、タンクトップが似合う男性って、本当にカッコいい。

全員 (爆笑)

望月 ムキムキの体にタンクトップだけ着ている人を見ると、本当にカッコいいなと思います。



――ありがとうございました(笑) ところでメンバーの中で、カッコいい男ナンバーワンといえば?


荒井 駿河太郎さんです。太郎さんは、そんな色気がどこから出るのってくらいムンムンなうえ、とめどないんです。

駿河 にやにやしているだけやで(笑)

高橋 僕も女に生まれたら太郎さんと結婚したいって言ってるんです。そのくらい、女性に紳士で優しいですよ。



――駿河さん大人気!

駿河 でもここは、中村勘九郎って言っておかなきゃいけないんじゃないの? あの頭がいたから、ここまで団結できたと思うし。勘ちゃんの力ってすごいですよ!

加藤 勘九郎さんは、ついていきたくなる男ですね。



――中村勘九郎さんは共演者から見て、どんな方ですか?

駿河 全部に全力。もちろんお芝居もそうだし、遊びも全力!

高橋 話すまでもなく、いい男って感じがします。今、即座に話に出なかったのは、みんながみんな、あえて言わなくてもいいと思ったからじゃないかな。



――猿飛佐助という役柄上だけでなく、ご本人も中心となる方なんですね。

加藤 本当にまんま、ですね。

村井 絶対に真ん中っぽくしないんですよ。要は主人公ぶらないってことなんですけど。

荒井 それが逆に、真ん中なんだよね。

加藤 俺について来いっていう感じでもないのに、ついて行きたくなる。

駿河 率先してアホしてるのにな!



――ここまで同性が手放しにほめる方って、なかなかいないと思います。

加藤 飾らないんですよ。だからみんな、ひかれるのかもしれませんね。

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舞台と映画には違った魅力がある。ぜひ見比べてダブルで楽しんで!


――映画と舞台が同時期に公開&上演ですが、舞台の魅力についても、ちょっとお聞きしていいですか? では映画では由利鎌之助、しかし舞台では霧隠才蔵を演じる加藤さんからお願いします。

加藤 映画と舞台は、ストーリーはほぼ同じ。ただ舞台では、十勇士が集結していった過程も、僕らが生身で演じています。



――映画ではちょっとした仕掛けになっている部分ですね。

加藤 そうです。そしてそれぞれの紹介部分は、僕らも演じていて楽しいところです。今回、初演から変更し、映画とちょっとリンクさせたセリフや演出がつくので、両方楽しんでいただければ嬉しいです。



――では映画では海野六郎、しかし舞台では根津甚八を演じる村井さんはいかがですか?


村井 やっぱり映像と舞台の違いは、生でやっているかどうか。舞台の魅力は、目の前でエネルギーを出している役者を見て、そこから元気をもらえることだと思います。僕自身、その場で汗をかきながら歌ったり踊ったり、演じたりというのを観客として見ると、ダイレクトな力を感じます。



――ライブのよさですね。

村井 3時間の舞台ですけど、その場にいるお客さんと同じ空気を吸いながら、時間を共有するっていうのが、特別な経験になると思います。映画は永遠に残るもの、舞台は一瞬を体験できるもの。演じていて、違う楽しみがあります。



――どちらもすてきです。

石垣 映画は撮影が終わりましたが、舞台は1回ずつ演じなければいけない。なのでとにかく、今は舞台を無事に成功させたいです。出演者みんなにケガがないまま、お客さんに最後まで届けたいです。

村井 舞台の千秋楽まで、映画が公開していたら嬉しいですね。



――そうなったら、素晴らしいですね! では最後に、このV.I.P. Press読者に向けて、『真田十勇士』の見どころを、加藤さんお願いします!

加藤 “真田十勇士”と言う言葉は、誰もが一度耳にしたことがあると思います。今、NHKでも『真田丸』を放送していますし。ただ、誰も見たことがない”真田十勇士”がそこにあるので、僕らを見にぜひ劇場まで来てほしいです。舞台ももちろん、オススメです。まったく新しい戦国アクションエンターテインメントを、体験してください!



――ありがとうございました!


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同世代のライバルであり、ハードな現場をくぐり抜けた同士であり、映画の成功を祈りこれからも舞台を一緒にこなす仲間である──お会いした8名は、まさにリアル“真田十勇士”のようでした!

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それでは、また。

(撮影/杉映貴子、取材・文/中尾巴)

9月24日より全国で順次公開される『泣き虫ピエロの結婚式』(シネマート新宿ほか)は、夫となる男性と出会い、恋をし、幸せな結婚からわずか50日で死という別れを経験した女性の、実話をベースにした映画です。みんなを笑顔にすることを夢見る見習いピエロ・佳奈美を、志田未来さん。笑顔を忘れた透析患者を、今人気急上昇中の竜星涼さんが演じます。

主役のお2人に、撮影秘話や込められた思いについてお聞きしました!

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――悲しみと愛が入り交じった、実話がもととなった映画です。お2人とも、とても難しい役柄だったと思うのですが、最初にオファーが来たときはどう思いましたか?

志田未来さん(以下、志田) 台本をいただいて、確かにプレッシャーを感じました。原作を書かれたのは望月美由紀さんという方なのですが、彼女が本当に伝えたいことって何だろうということを、まず考えました。自分のお芝居によって、違うことが伝わってしまったら大変なので……。

竜星涼さん(以下、竜星) 特にこういうテーマの作品、作風というのは、小手先の演技をすると安っぽくなってしまいます。きちんと内容に向き合い、繊細な気持ちを周囲と一緒に作っていけたらいいなと思いました。



――役作りに関して、大切にしたことや工夫したことを教えてください。

志田 私の演じる佳奈美は、どんなときでも笑顔な子なんです。だから暗いシーンでも重いシーンでも、心は泣いていても、涙は見せません。セリフに関しても、悲しい言葉でも悲しくなりすぎないように気を付け、彼女の前向きさが伝わるようにと意識しました。

竜星 陽介は透析患者で、そこが役柄のひとつの核になる部分だと思ったので、まず深く理解するために事前取材をしました。演じていて嘘に見えてしまうのも、自分でそう感じるのも嫌だったので……。



――透析について、勉強したのですか?


竜星 実際に透析の病院に行っていろいろ聞いたり、週に3回通院してその感覚を体に学ばせたりしました。週に3回の通院、数時間の透析というのは大変なことですが、透析患者の方はそれをしないと死が近寄ってきてしまうので、“大変なことだけど日常”という感覚は、どういうものなんだろうということを、常に考えていました。

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佳奈美は太陽のような女性。その温かさに強がりな陽介もひかれたのかも

――志田さんの佳奈美は素敵な笑顔で、陽介も映画を見ている観客も、救ってくれたと思います。実際のご自身の性格と、佳奈美の性格には共通点はありますか?

志田 佳奈美は自分のことよりも相手のことを第一に考える、明るい太陽のような女性です。大切な人が幸せになってほしいという気持ちを、一途に持っている子で……女性としても人としても完璧すぎて、自分とはかけ離れているなと思う部分が多かったです(笑) 頑張って通じる部分を探しましたが、あまり見つからなかったかも。



――完璧な女性って、ともすれば同性の観客には嫌味に映りそうですが、逆に彼女を応援したくなるような演技力が素晴らしいと思いました。

志田 原作を書いた望月さんにお会 いしたときに、こういうクラウンのお仕事をどういう気持ちでされているか、尋ねさせてもらいました。そうしたら「自分のことよりも、相手に笑顔になってもらいたい」、「人に幸せになってもらいたい、そのために自分は頑張って仕事をしている」とお答えになって。その言葉をもとに、佳奈美像を作りました。

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――竜星さんの陽介は激しいシーンもありましたね。 感情が高ぶって、佳奈美の車を蹴るシーンとか……過激なバイオレンス描写が印象的だった、竜星さんの主演映画『シマウマ』を思い出させるような迫力でした! 今回の映画は、ある意味『シマウマ』と対極にある作品だと思うのですが、うまく切り替えられましたか?

竜星 『シマウマ』の撮影は1月で、その後にこの作品の撮影に入りました。うーん、切り替えというか、台本に書かれていることがすべてだと思うんですよ、僕は。セリフとか口調とか、繰り返していくうちに、それが役に導いてくれるんです。



――台本を読み込んで練習していくうちに、役に入っていくんですね。

竜星 そして僕自身が結構、強がったり、自分の気持ちと裏腹な行動をとったりするタイプなので、陽介の焦りや言動は、共感できる部分が多かったですね。

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2人とも初めて演じた恋愛映画。今度は壁ドンとかもいいな(笑) 

――お2人とも、いわゆる純粋な恋愛映画は初めての挑戦なんですよね。

竜星 僕はそうですね。

志田 私もそうです。もともと恋愛映画はやってみたかったのですが、この作品は作られた純愛ストーリーではありません。楽しんで演じたというよりは、「伝えなければいけないことを、伝えなければ」という責任感で撮影していました。



――次に恋愛映画にチャレンジするなら、ガラッと作風の違う、コメディをやってみたい気持ちはありますか?


志田 そうですね、楽しくてキュンキュンするような映画とか、やってみたいです。

竜星 壁ドンとかされたい?

志田 壁ドンとかいい! 少女漫画原作の、ラブコメ映画とかにありそう。

竜星 僕は恋愛映画では片思い系の役柄が今まで多かったのですが、この作品では日常の中、病人ではあるけれど好きな人と結ばれるというのが、とても新鮮で。演じてよかったです。



――お互いに対しての印象は、演じた後で変わりましたか?

志田 竜星くんとは今回で共演が3度目なんです。だから撮影前後で、印象が変わったというのはないですね。あ、ただ恋人役として、ちゃんと結ばれるのは初めてです。



──3度目の共演ならばテレもなく、演技もやりやすそうです。



竜星 改めて言われると、「はい」とストレートに答えづらいかも(笑) ただ、僕はやりやすかったです。

志田 私も安心感はすごくありました。先ほど車のシーンの話が出ましたが、竜星くんは感情をさらけだしてぶつかってきてくれるので、私も素直に応えられたというか。「このシーンはこうだから、気持ちを作らなきゃ」という感じじゃなくて、自然と演技ができました。

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こんなにも熱く、真っすぐで、心穏やかになる恋。いつか自分もしてみたい!

――ちなみに、お2人がそれぞれ印象に残っているシーンはどこですか?

竜星 佳奈美をおんぶしたシーン。



――そのシーンは思わずキュンとしました!

竜星
 この映画、実は胸キュンポイントが多いんですよ(笑)


志田 私は佳奈美が陽介と一緒に、 ボールを使ったジャグリングの練習をしているシーンが、すごく印象に残っています。セリフがあまりなく、本当に練習しているところを遠くからカメラで撮る手法だったので、素で楽しめました。撮影場所が真夏の公園で、暑いし、ボ-ルが思うところに転がっていってくれないしで、大変でしたけど……。



――ボールのジャグリング、どれくらい練習したんですか?

志田 1カ月くらい練習していました。

竜星 すごく上手になりましたよ!

志田 ボールの軌道を確認するところから始めて、ボールの数も1つだったのを、3つまで増やせました。自分でも頑張ったなと思います。

竜星 すごかったよ。なかなかね、できるもんじゃないですよね。ピエロも可愛かったです。



――一生の特技になりましたね!

志田 でもずっとボール触っていないから、今やったらできるかどうか。

竜星 体が覚えているから、ちょっとやったらきっとできるよ。俺もちょっとやったらできるはずだ(笑)

志田 竜星くんは最初から、ちょっとやったらすぐできたから!

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――和気あいあいとした現場だったのが伝わってきます。佳奈美の親友・真紀役、新木優子さんもお2人と同い年ですが、映画の中のように仲良しだったんですか?

志田 撮影期間は10日間と短かったんですけど、空き時間は楽しくお話できました。

竜星 3人で世間話とか、愚痴とか言っていました(笑) 短くても濃密な時間でしたね。

志田 私は人見知りなんですけど、竜星くんがいつも場を和ませてくれたので、仲良くなれたんだと思います。



――では最後に、この映画に興味を持っているV.I.P. Pressの読者に一言お願いします!

志田 こんなにもまっすぐで、熱くて、心が穏やかになる愛があることを、特に10代の皆さんに知っていただきたいです。私もこの作品を通して、当たり前のことが当たり前じゃない、貴重なことなんだと感じました。大切な方と見に行ってもらえたら、うれしいです。

竜星 純粋な“好き”という気持ちだけで、相手の思いや考えを変えるような恋の話です。暗くて悲しい2人ではなく、前向きに希望を持ったという意味で、素敵な結婚をした2人を見てください。あとは透析というものを、少しでも身近なものとして考えるきっかけになってほしいなと思います。



――ありがとうございました!

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考えながら誠実に言葉を探す志田未来さんと、取材者にも気を使ってくださる紳士な竜星涼さんは、絶妙のコンビ。お互いに尊敬と信頼を感じていることが伺えました!

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相手を笑顔にしたい、幸せにしたい、大切にしたいと思える関係性、憧れますよね。そんな相手にいつか出会いたい!
それでは、また。

(撮影/杉 映貴子、取材・文/中尾巴)

リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックも大盛況のうちに終了! これをきっかけにブラジルという国や文化に興味を持った人も多いのではないでしょうか?

ブラジル人の父と日本人の母を持つ 湊ジュリアナ さん。
サンバカーニバルのセクシーな衣装がとても似合いそうな人気モデルさんです。

オリンピックでは現地のパブリックビューイングのステージでMCを務めたジュリアナさん。 意外にもリオは初めてだったとか!




モデルとしてのキャリアも長いせいか、何でもジュリアナスタイルで着こなせてしまうのがうらやましい〜
撮影現場を覗いてみると、
私は髪型もメイクもシンプルにして、ドレスはチュールかレースのものが好き!
ピタッとした背中が開いてるタイプも憧れる〜
その日が来るまで自分磨き頑張ろう☺️



市場をぶらぶらしているだけでも絵になるんです




白川郷でのショットもまるでグラビアのよう

以前、アメリカに行った時に撮ったプライベートビデオがそのままコンピレーションアルバムのミュージックビデオに使われたこともあるとか! 納得です。




ジュリアナさんセレクトのブラジル音楽。
ブラジルに住んでいた時はお兄さんとカントリー・ソングを歌っていたほどの音楽好き
時々、DJをやっている様子もブログにアップされています。決まってます




子供の頃は三重県で暮らしていたジュリアナさん。
帰郷したある日のブログでは……。
13歳でモデルを始めた私。
毎日のように朝5:30に起きて、お昼まで学校に行って、その後は東京へ日帰りしながら一人で通ってた…
まだ日本語も喋れなくて不安で怖くて、ぬいぐるみと勉強道具を持ってスタートしたモデルのお仕事…

久しぶりに四日市に戻ったら涙が溢れちゃった。子供の頃に戻ったようで、なかなか止まらなかった(笑)
辛い事や悔しい事、遊びたいっていう気持ちもあったけど夢があったんだ…!



小さかった愛娘を駅まで送り迎えしてくれた、大好きなパパとバリ旅行も!
マリンスポーツやパラセーリングを楽しむ2人が本当に楽しそうです




がんばり屋さんのジュリアナさん。
TRX(筋トレ)、マクロビフードマイスターの資格も持っているとか。
モデル一本で15年やってきたけど、 マクロビやTRX、メイクの資格にビジネスの勉強、時間を上手く使っていろんな勉強をしてるよ。
勉強するのは時間の無駄じゃない!

勉強はエンドレスだから楽しい!!可能性は沢山ある!成長していきたい!



ご両親とサンバのイベントへ
日本にいても、湊家のベースにはいつもブラジルがあるんですね。




日本語に英文のテキストも併記されているジュリアナさんのブログ。
生きた英語の勉強になりそうです。
私もがんばらなくっちゃ!?


湊ジュリアナ 公式ブログ


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サッカー、コーヒー、シュラスコだけじゃね(汗)もっと知りたいブラジルのこと。

(文/オカヂマカオリ)

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