月別アーカイブ / 2011年07月


先週末・先々週末と、イクスピアリさんでパフォーマンスさせていただきました。


ヨーヨー世界チャンピオンBLACKオフィシャルブログ「BLACK’s Yo-Yo life」 Powered by Ameba

明るい時間から


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ナイトショーまで。

多くの方にご覧いただくことができました。



そして、今回は少し特別なことが。

ショーの合間、楽屋でメンテナンスをしていると、
スタッフの方から内線が。


「BLACKさん、被災地からいらしたという方が、
どうしてもBLACKさんのサインが欲しいそうなんです。

休憩中申し訳ないんですが、お願いできませんか?」


すぐにステージへ向かいました。



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福島は郡山市から来てくれたルイ君。


郡山市では現在、原発事故の影響を受け
お子さん達は屋外で遊ぶことが禁止されているそうです。

そこで見かねたルイ君のご家族の方々は、
連休中家族で東京へ遊びに行くことを決めたそうです。

(ショーを観てくれたのは、7月17日でした)


それまではBLACKの事はもちろん知らなかったし、
ヨーヨーにもさほど興味は持っていなかったそうなのですが、

ショーを観て感激してくれたらしく、
自分でもヨーヨーをやりたくなったとの事で、
すぐに施設内のムラサキスポーツさんでヨーヨーを買ってもらったそうです。


僕は昨今、大人の方々に向けたヨーヨーの普及に力を入れていますが、
決してお子さんがおもちゃとしてヨーヨーで遊ぶことを否定するつもりはありません。

自分自身、最初は子供のおもちゃとしてヨーヨーを始めたわけですし、
「努力により、できなかった事が出来るようになる」という特性を持ったヨーヨーは、
ぜひお子さんにも遊んで欲しいと思っています。


ヨーヨーは、サッカーや野球のように屋外で広いスペースを必要とする物ではないので、屋内退避が義務づけられている地域でも、遊ぶことが出来ます。

ぜひ今回のヨーヨーが、
ルイくんの今後の生活に少しでも楽しさをもたらす事が出来る事を願ってやみません。


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僕がお世話になっている接骨院の先生で、
長友選手のパーソナルトレーナーもされている木場先生が、
この度著書を出版されました。

タイトルは、 『プロトレーナー木場克己の体幹バランスメソッド』 。

ダイエット対策、メタボ対策のトレーニングがDVD付きでわかりやすく解説されています。


木場先生は本当に一流の先生で、
長友選手をはじめ多くのトップアスリートの方々のケアをされていて
医院はパリコレの認定院にもなっています。

>> コバ・メディカル ジャパン - 接骨院・整骨院・リラクゼーション


今回の本も、男女、年齢問わず、初級編、中級編、上級編、プロアスリート編と
レベルに応じたトレーニングが収録されています。

興味のある方は、ぜひお手に取ってみて下さい。



先日、なでしこJAPANがFIFA女子ワールドカップにおいて優勝し、
世界の頂点に輝きました。

とても感動的な、歴史に残る瞬間だったと思います。

しかしその一方で、こんな記事を拝見しました。

Togetter - 「なでしこ優勝の裏側で…」
http://togetter.com/li/162840


7月18日を「なでしこの日」に - A Successful Failure - BLOGOS(ブロゴス)
http://news.livedoor.com/article/detail/5716448/



国内女子サッカーの給与体系は冷遇されており、
ほとんどの選手はレジ打ちなどのアルバイトをしながら練習に励んでいる、
という内容でした。


世界一になるだけの実力があって、それに見合う努力をしてきても、
その影ではアルバイトなどをしなければ生活していけない、というのは、
あまりにやりきれないのではないでしょうか。

もちろん、お金のためにやっているのではない、というのは分かるのですが、
せめてサッカー1本に集中できる環境くらいは、あってもいいと思います。



実は、ヨーヨーの業界においても全く同じ事が言えます。

ほとんど知られていないと思いますが、
実は日本はヨーヨー先進国で、世界タイトルをいただける6部門の内、
3,4部門は日本の選手が優勝、というのがここ数年の成績です。


もちろん、サッカーのようなメジャースポーツと比べるのは
いささかおこがましいとは思っていますが、そうは言っても、

年々激化する競技会において、選手は並々ならぬ努力を必要とされていて、
1日の中で学業や勤務時間以外の時間を全て練習に費やさないと
上位入賞は難しい、というのが現状です。

現在も競技会に出場している選手達は、
僕が現役だった頃とは比べものにならないほど努力しています。

大会の日にちが近くなってくると、はっきり言って、
社会生活において支障をきたすかきたさないか、
ギリギリの生活になってくるケースもあると思います。


そこまで努力してもつかみとれるか分からない、
それが『世界一』という称号だと思います。

しかしそれでも、ことヨーヨーの業界においては、
優勝賞金もなければ、日々の活動資金援助などもありません。

『世界一』という栄誉、それだけです。

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【※7/20 21:10追記
2009年以降、上位入賞者には賞金が授与されるようになっていました。
金額は部門によって異なり、5~15万円程度となっているようです。

状況が改善されていることは素晴らしいのですが、
往復の交通費やホテル代を自己負担している事を考えると、
やはり引き続き赤字となってしまう状況です。

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何度も言うようですが、決してお金のために努力しているわけではないので、
その栄誉をいただける、という点では、見合った対価はいただいています。

しかし、選手も人間ですから、生活をしていかなければいけません。

それに、もしヨーヨーにだけ注力することのできる環境ができたら、
さらなるレベルの向上も望めると思います。

では、この事態を打破するのはどうしたらいいのか?と考えたとき、
僕は「ヨーヨーのユーザーを増やし、文化として広めよう」と思いました。



例えばゴルフなどの場合、
トップ選手は競技会における賞金や、スポンサー企業からの契約料などによって
収入を得ることが出来ていると思います。

なぜゴルフにはそれがあって、ヨーヨーにはないのか?と考えたとき、
それはひとえに、業界の小ささが原因であると思いました。


大企業が大会や選手をスポンサードする、ということは、
言い換えれば、それに見合う広告効果がある、と言えると思います。

ゴルフの場合、TV中継などをすると、
多くのゴルフファンがそれを観ることになります。

それだけ多くのファンがいる、広告を見てくれる人がいる、という事実こそが、
スポンサーになる価値がある、広告効果がある、という事につながるのだと思います。


一方ヨーヨーの場合、
誤解を恐れずに言えば、ユーザー層が少し『いびつ』であるように感じました。


ゴルフの場合、プロ選手とそれを応援するファンやライトユーザーの割合は
おそらく1:9か、それ以上に趣味として楽しむライトユーザーの割合が多く、
プロ選手はほんの一握り、という構造だと思います。

これがヨーヨーの場合は、ユーザー総選手化、と言うと言い過ぎなのですが、
大会出場を目指している方々も含めると、5:5くらいの割合なのではないでしょうか。


ヨーヨーは昨今、本体の進化やYouTubeなど動画環境が整ってきたこともあり、
技の習得が格段に容易になりました。

早いと、ヨーヨーを始めて3,4年で世界の舞台に立ってしまう選手もいるほどです。

誰でも上手くなれる環境が整ったというのは素晴らしいのですが、
その影で、競技以外の楽しみ方の環境整備が少し遅れているように感じました。


ゴルフの話に戻りますが、
週末にグリーンを回られている方々は、
全員が全員、プロを目指しているわけではないと思います。

あくまで本業は別にあり、趣味として楽しんでいる、
という方が大半なのではないでしょうか。


一方ヨーヨーの場合、競技会を意識した練習会はあるのですが、
初心者の方や、趣味として少し遊んでみたい、
という方の場所というのは、あまりありませんでした。

先に述べたとおり、昨今の競技レベルはとても高くなっていますから、
初めからそこを目指して練習会に参加する、というのは、
かなりモチベーションが高い方でないと、ちょっと難しいのではないかと思いました。

競技者、あるいはそれを目指す方は増える一方、
ライトユーザーの方が楽しめる場所やきっかけは少ない、
ここに問題があるように感じました。


そこで僕が考えたのが、『Yo-Yo Bar』でした。

Yo-Yo Barは、
端的に言ってしまえばダーツバーのヨーヨー版のようなもので、
お酒を飲みながらゆるーくヨーヨーで遊べる場所です。


「競技者の方お断り・初めての方大歓迎!」

というスタンスをとっているので、
「ヨーヨーはあまりやったことないんだけど・・・」
という方にも参加しやすい環境になっているつもりです。

また、これから多くの方々に楽しんでいただくにあたりイメージも重要ですので、
場所も青山通り沿い、表参道の近くのお店を借りています。


いままでヨーヨーに興味の無かった方にお越しいただきたいと考えているので、
参加費や入場料の類は一切いただいていません。

当然ですが、僕も1円もいただいていません。

それどころか、レンタルのヨーヨーも持ち出しですし、
毎回の換えヒモや準備にかける時間などのコストを考えると、
完全にロスしかありません(笑)

しかし、これはあくまで僕がやりたくてやっている事なので、
全く後悔はありませんし、自身とても楽しくやらせてもらっています。


おかげさまで多くの方々にお越しいただき、
月イチで小ぢんまりとやらせていただいているにもかかわらず、
これまでにのべ500名近くの方々にヨーヨーで遊んでいただくことができました。

選手として熱心に練習するほどではないけれど、
思い出した頃に少し遊んでみる、というくらいでいいので、
ヨーヨーに興味を持って下さる方が少しでも増えれば、と思っています。

まだこれがヨーヨー業界の歴史を変えるまでは時間がかかると思いますが、
現在努力している選手やこれからのチャンピオン達にはがんばってほしいと思いますし、
その一助になることが出来たらうれしいです。


やはり努力した人は認められてほしいですし、
そうなるべきだ、と思っています。

今回日本中を感動の渦に巻き込んだなでしこJAPANのみなさんにも、
これからより明るい未来が待っていることを願ってやみません。

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