「どうしたら、競技ヨーヨーに取り組む選手たちの活動環境をより良くできるか」。

これは、私がプロパフォーマーとして独立した原点でもあり、今も引き続き貢献したいと思っている内容の一つです。


2017年現在、多くのヨーヨー選手は学生、もしくは本業を別に持つ社会人で、「世界チャンピオンだが普段はフリーター」という選手も少なくありません。

いわゆるプロ選手はほとんど存在しない、というのが現状です。


こうした現状に対し、ここ数年私がやりたいと思っていたのが、「選手紹介の配信番組」です。


野球やサッカーを始め、多くのメジャースポーツは、観客の大多数を非プレイヤー=観戦専門の方が占めています。

そうした方々が観戦料を払い、あるいは多くの観客が集まることで広告価値が生まれ、スポンサーがつく。

そうして集まったお金が選手にも分配され、専業プロという仕事が成り立っています。(かなり大ざっぱですが)


一方ヨーヨーはと言うと、大会観戦に訪れる観客の大多数は選手もしくは出場を目指すプレイヤーであり、「観戦専門」という楽しみ方をしている方はごく少数。

激化した競技ヨーヨーに選手として挑むのはハードルが高く、来場者数も伸び悩んでいるのが現状です。


ここに必要だと考えたのが、「非プレイヤーでも競技ヨーヨーを楽しめる環境」です。

これには、私個人の「格闘ゲーム観戦」という体験に由来しています。


昨今「e-sports」という単語に代表されるとおり、ビデオゲームがスポーツ的に競われており、毎週のように国際大会が開催されています。

私はストリートファイター5の試合観戦をするのが大好きなのですが、自分ではプレイはしません。

観戦専門、いわゆる「動画勢」というやつです。


なぜ自分ではプレイしないのに、観戦が面白いのか。

それは、プロ選手たちの高度な技術の応酬ももちろんですが、それ以上に彼らの試合にかける思いや背景に胸が熱くなり、応援したくなるんです。


・ライバル選手に今度こそ勝つために、彼専用の秘策を練ってきた
・絶対王者を倒すべく、因縁のライバルと手を組んで策を練ってきた
・トーナメント組み合わせの妙で、ある選手が歴代の世界チャンプたちと立て続けに戦う
・彼女持ちVS非モテ


そんな背景を知っているからこそ、細かい技術が分からなくても観ていて楽しいし、熱く応援できるのではないか。

そして、ヨーヨーにもそんな「選手紹介」の場があったら、より観戦を楽しめるファンの方が増えるのではないか。

これが、今回の配信番組を始めようと思った経緯です。


昨日放送した第1回では、世界チャンピオンの岩倉 玲選手をお招きしました。(私とは別の部門でのチャンピオンです)

・岩倉玲とは?
・岩倉玲とヨーヨー
・岩倉玲と大会
・岩倉玲の演技スタイル
・岩倉玲とノーミス
・岩倉玲とパフォーマンス
・岩倉玲とスポンサー
・岩倉玲の今後

など、多岐にわたる内容について、約1.5時間にわたり対談させていただきました。


やや映像がカクついていますが、音声については途切れることなく良好にご覧いただけるかと思います。

(初めて借りるスタジオだったので、回線環境の確認が不十分で申し訳ありませんでした)


他ではなかなか聞く事の出来ない、ヨーヨー選手の舞台裏がたっぷり収録されています。

お時間のある時にでも、気軽にご覧いただけたら嬉しいです!




次回放送予定: 1月21日(土)16:00
ゲスト: 日本ヨーヨー連盟 岡田 一輝 審査員