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今の時代を生きていく上で…特に僕のように自分で企画を立ち上げ、クラウドファンディングで資金調達をし、活動を続けていく上では、
本的には好感度』なんて要りませんが(そもそも持ち合わせてねーけど)、『信用』はとっても大切です。

ニューヨークの個展だって、
『えんとつ町のプペル』だって、
『えんとつ町のプペル展』だって、
しるし書店』だって、
当たるかどうか分からない企画に最初に背中を押してくれた(支援してくれた)のは事務所や出版社や企業ではなく、『お客さん』でした。
背中を押してくださる理由はいつも「西野がやるんだったら」です。

「絶対に成功させるね」と言うと、いつも、「いや、コケてもいいよ。西野がズルをしたり、サボったりしないことは知っているし、その結果がどっちに転んでも、それをひっくるめて楽しんでるから」と声をかけてくださいます。余計、成功させなきゃと思います。

事務所や出版社や企業が乗っかってくるのは、成功事例を作った後です。
そういうもんだと思いますし、それでいいと思います。
事務所や出版社や企業はブースターとして機能してくれるので、全然ありがたいッス。 

世間的に受け入れられにくい企画を立ち上げる時は、特に最初に背中を押してくださる方との信用関係がとても大切で、ここはキチンとしておきたいところです。

クラウドファンディングの内訳は1円単位で公表することにしています。
事情により公表できない部分があれば、公表できない事情を正直にお伝えするようにしています。
公表できない事情は『スタッフには"友達価格"でやってもらっているから』ということがほとんど。
友達価格を公表してしまうと、正規の価格が崩れ、そのスタッフが食いっぱくれてしまうからです。

2000円でやれるライブは2000円でやります。
「チケットが即完するから」といって、値段を吊り上げたりはしません。
僕は毎日数百円の蕎麦しか食べないし、同じ服しか着ないし、家族を養っているわけでもないし、ゴルフやギャンブルもしないので、お金は必要な時に必要な分だけでいいです。
※ときどき海外に行くので、その程度の貯金は欲しいッス。

そのかわりに、
まとめて1000万円が必要な時があります。
『えんとつ町のプペル』を作るときや、『しるし書店』を作るときです。
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その時に、「西野が『1000万円が必要』と言っているのだから、本当に1000万円が必要なんだな」と信じてもらうことが大切で、その信用は普段の生活の積み重ねだと思います。

美味しいモノを「美味しい」と言い、
不味いモノを「マズイ」と言い、
好きな人に「好き」と言い、
嫌いな人に「嫌い」と言い、
得意な仕事をやり、苦手な仕事は他人に譲り、
空気を読んで水を差し、
たとえ一人でも意見する…ういった日頃の積み重ね。

日頃、僕のFacebookをご覧の方はご存知かもしれませんが、先日、Abemaフレッシュのスタッフさんを叱りました。
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長い芸歴の中で、こんなことは初めてだったのですが、なんと僕の名前がついた番組の観覧チケットを何の断りもなく販売していたからです。
気になったので、すぐに会場費を検索。どう見積もっても、チケットの売り上げに余りが出ます。
集めたチケット代の使い道があまりにも不透明だったので、スタッフさんを問い詰めたところ、"別の企画の運転資金に回す"とのこと。

『西野企画』という番組の制作費ではなく、僕とはまったく関係のないイベントの制作費に、『西野企画』のチケットの売り上げを、西野の確認を取らずに使うというのです。

んでもって、この番組の中で生放送中に『クラウドファンディング』をするというのです。
どこの誰が、どの部分を信用して、支援してくださるのかが、まるで見えなかったので、「可能であれば、この番組は辞めましょう」という話をさせていただきました。

しかし、さすがに番組を取り止めるということはできなかったので、チケットを買われたお客さんにはチケット代を全額返金して、番組観覧を取り止めることに。

ご心配、ご迷惑をおかけして、大変申し訳ありませんでした。
番組は本日19時半から生放送。
番組の冒頭で、クラウドファンディングを『金の成る木』だと思っているスタッフさんに、まあまあキレている西野に注目です。
あと、今の時代に信用を失うことがいかに危険かをコンコンと語るつもりです。
地獄のような空気のオープニングトークにお付き合いください。

番組視聴はコチラから→『西野企画』