2016年8月12日~19日までおこなわれる『西野亮廣独演会in東京』のチケットを本人自ら手売りをしているキングコング西野が、チケットの手売りの待ち合わせをしていたフォロワーからボイコットされる事件に巻き込まれた。

事件が起きたのは27日未明。
渋谷ハチ公前でフォロワーと待ち合わせをした西野だったが、待てども待てどもフォロワーが来ない。
フォロワーからは「ハチ公前に到着しているのですが、見当たらなくて…」というツイートが届くも、たぶん嘘。

なんといっても、西野が立っていたのはココ。
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待つこと15分。
ハチ公前にいる一般市民から、やたらと写真を撮られる西野。

「やっぱり、スターだから仕方がないよね」

と悦に入っていたが、写真を撮られていた理由は、西野の人気などではなく、これだ。
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このことを知った2秒後にキングコング西野は安らかに眠りました。




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自分がモノを作る人間なので、『徹底して明るいモノ』が数字として結果に反映されにくい傾向にあることは理解しているつもりです。

ネットでいえば、ポジティブ記事よりも、ネガティブ記事の方が伝達の速度も範囲も大きな結果が出るように。

…まぁ、作品とネット記事をひとまとめにするのはナンセンスですね。ごめんなさい。

「そうでもない場合もある」ということはくれぐれも念を押した上で、「僕らの感情はネガティブな情報に揺さぶられやすい」ということ。
僕自身、そういうモノを観て、グッときますしね(*^^*)
しかし、そういった作品で泣いたことは、これまで一度もありません。

作品を見て、立ち上がれなくなるほどボロ泣きしたのは、ここ数年だと、舞台『ひーはー!』(作・後藤ひろひと)と、落語『メルシーひな祭り』『モモリン』(作・立川志の輔)です。

いずれの作品も、最初から最後まで徹底的に明るくて、そういうものを作る覚悟を決めて、それを作り、届けることが、どれだけ大変なことなのかを少しは理解しているつもりなので、見終わった後は「ありがとうございました」とオイオイ泣いてしまいました。

ネガティブな表現が世間から支持される中、「たまには、こういうのもあっていいじゃん」とポジティブな表現で正面突破する人達がたまらなく色っぽくて、また、そういう大人がいてくれることが本当に嬉しくて、「ありがとうございます」という気持ちを、面識のある作家さんには直接、面識のない作家さんにはファンレターを書いて届けるようにしています。

僕が、これまで書いたファンレターは3通。

立川志の輔師匠と内田けんじ監督と、そして、建築家の佐々木茂良さんです。

『家』という買い物は一生に一度あるかないかですから、なかなか冒険はしづらいです。
結果、ほとんどの人が利便性に走り、ほとんどの家が画一的になってしまうのは仕方のないことだと思いますし、やはり、そういったモノを作っていた方が仕事になるでしょう。

そんな中、「こういう楽しい家があってもいいじゃん」というアプローチをされる佐々木さんの姿勢と作品が大好きで、ファンレターを書いたり、佐々木さんの建築がズラリと並んだ『ぬくもりの森』に足を運んだりしていました。

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僕は本当に佐々木さんの一ファンなので、もちろん何の連絡も入れず、ただただ一人でコッソリと『ぬくもりの森』を堪能していたら、なんと、アトリエから佐々木さんが飛び出してきてくださって、『ぬくもりの森』の建物を案内してくださったり、図面を見せてくださったり、「次は、ここに、こんなものを建てようと思うんです」と構想を聞かせてくださったのです。

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その後、
スタッフの方々が僕の個展会場に足を運んでくださったり、
佐々木さんが御家族で劇場まで足を運んでくださったり、
その都度、佐々木さんとは、
「今、こんなものを作ってるんです」
「わー!!いいっすねー!僕は、『ぬくもりの森』に影響されて、こんな絵を描きましたよー!」
「おおー!素敵!今度は一緒に作りましょう!」
という、恐れ多いですが、中学生の友人のような会話を繰り返したものです。
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今朝、
奥様から、佐々木さんが亡くなられたことを聞きました。




病魔と戦っておられたことは佐々木さん御本人から聞いていて、「すぐに治して、また作りますよー!」と、つい最近まで明るい調子で話されていたので、本当に突然のことで、無念でなりません。


まだ果たせていない二人の約束もありましたし、
僕の次の作品を楽しみにしてくださっていましたし、
僕は佐々木さんの次の作品が今も見たくてたまりません。
オースチンセブンの話もしたかったです。
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今はまだ「佐々木さんがいなくなっちゃった」という実感が湧かなくて、悲しみは後から確実にやってくると思います。

しかし、それでも『良かった』ところを強引に探すとすると、僕個人的には、

「いつもありがとうございます。僕は、あなたのコトが本当に好きです」

ということを直接ご本人に言えたということ。
余計な照れやプライドで、もし、このことを伝えられていなければ、一生後悔していたところでした。

この記事をご覧になられている方で、心当たりがある方は、本人に正直な気持ちを伝えた方がいいと思います。
今日会う人は、明日にはいないかもしれないから。

そして僕は佐々木さんが作家で良かったと思いました。
作品として生き残るから。

作品は、その人そのもので、
何が好きで、何が嫌いで、
ルールに流されたか、
ルールに抗ったか、
…それら全てが反映されます。


佐々木茂良という建築家は、国民全員が批評家になり、あげ足を取り合う、こんなに殺伐とした時代に、正面突破で、こんなに素晴らしい仕事をしたのです。

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ダメだ。書いてて、泣けてきた。
「いなくなった実感が湧かない」とか言っていたけど、さっそく、きた。

もう佐々木さんと話せないんだ、と思ったら泣けてきちゃった。
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『佐々木茂良 建築』で画像検索しても、半端な作品が1つも出てこないのです。
その全ての作品に温度があって、覚悟があって、佐々木茂良は、そういう生き方を選んだ人なのです。

僕もいつかはいなくなるけれど、作品は一生残るので、頑として、半端な仕事はしちゃいけないなぁと背筋が伸びました。


時間があれば佐々木茂良が残した『ぬくもりの森』に一度、足を運んでみてほしいです。
作り手の方はとくに。

そこで目の当たりにする佐々木茂良の生き様は見事ですよ。



ありがとうございました。佐々木さん。
ずっとカッコ良かったです。
僕も頑張ります。




西野亮廣

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去年の夏、東京の草月ホールを丸々《マフィアの地下アジト》に改装しちゃって、『テイラー・バートン』という舞台を上演しました。
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ボスの愛犬の子守りを頼まれたマフィアの子分と、
マフィアが盗んだ世界一のブルーダイヤモンド『テイラーバートン』をボスの愛犬に飲み込ませて外へ持ち出そうとするFBI潜入捜査官と、
『テイラーバートン』を飲み込んだ愛犬を誤って逃がしてしまったハウスクリーニングの男の物語。
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(※戯曲の通販はコチラ)

ボスの愛犬を見つけられないとボスに殺されてしまう子分、
そして、犬を見つけられないとFBIから大目玉をくらう潜入捜査官、
そして、犬を見つけられないとマフィアから殺されてしまうハウスクリーニングの男。
それぞれ理由は違えど目的は一つ。
『犬を取り戻せ』
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この舞台を観に来てくれた元AKB48の梅田彩佳ちゃんが終演後に楽屋挨拶に来てくれて、「ちょっと!私もやりたいです、こういうのっ!」とかけてくれた言葉が有り難く、ずっと残っていて、前々から番組収録等で御一緒させてもら度に梅ちゃんの舞台に対する想いを聞いていたので、今回の舞台のキャスティング会議の時に、真っ先に梅ちゃんの名前を出させてもらいました。
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梅ちゃんと始めて共演したのは読売テレビの『ガリゲル』という番組で、収録前半戦、快調にトークを飛ばしていた梅ちゃんが、後半になって急に喋らなくなったので、「おい!サボるな梅田!」と問い詰めたところ、

「いや、ギャラ分は働きましたよ」

と返ってきて、出演者&現場スタッフ全員が失神しました。
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「これ以上喋るとなるとギャラが上乗せになりますが…」と、その場で交渉をはじめるアイドルに、腹が千切れるほど笑って、素晴らしい才能だなぁと思ったのを昨日のことのように覚えています。
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今回ようやく、こうして作り物の現場で御一緒できることが本当に嬉しいです。
楽しい夏になりそうです(*^^*)
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『ピラミッドだぁ!』

2016年8月26日(金)~29日(月)
【会場】東京都 草月ホール
脚本:西野亮廣
演出:山口トンボ

出演:石田明(NON STYLE)、エハラマサヒロ、梅田彩佳、GO!皆川、かたつむり林 、さらば青春の光、THE 抱きしめるズ・サンライズ太陽、ブロードキャスト!!、西野亮廣(キングコング)


面白いです。
チケットはコチラ








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