阿部フェレットブログ

下町散歩と自由律俳句とLINEスタンプと。

昨日は
「柳家花緑弟子の会 ワンコインカフェ寄席」へ。
(14:00〜15:30 ¥500)

 花いちさん、花飛さん、花ごめさんのお三方が出演。

前回の時もそうだったけど、
BGMのフリッパーズギターにやられちゃいます(笑)
あんまり「〜世代」とか言いたくないのだけど、
僕は、10代後半〜20代前半に「渋谷系」をもろ浴びた世代。(←言ってる…)
ピチカートファイブ、フリッパーズギター(小山田圭吾、小沢健二)、カジヒデキ、
カヒミカリィ、オリジナルラヴetc…。
映画「デトロイトメタルシティ」のあの感じ。

渋谷系を神保町という古書店街で聴くことになろうとは。(遠い目)


それはさておき、渋谷系と言えば、今はシブラクと言って、
「渋谷で落語」が話題。

そこでふと、
「僕が好きな若手さん達は、
あの頃の渋谷系の雰囲気を持ってる噺家さんが多いのかも」
なんて思って脳内で「真・シブラク」の顔付け(出演者を決める)しつつ開演を待つ




この日の演目は、

花いちさん 「宗論」

花飛さん 「走れ正直者」(新作)

花ごめさん 「五貫裁き」


花いちさん、鈴本出演後にかけつけ、体調がやや悪そうで、イマイチいつもより元気なさげだったです。
この後は池袋演芸場で二ツ目勉強会があったはずだから、
名古屋帰りで働きまくり。栄養あるものを食べてぐっすり寝てほしい(笑)
「宗論」は二度目。
キリシタンの息子のキャラが強烈、そして相変わらず音痴。
でも、「さぁ一緒にぃ」と花いちさんが言ったら
(「そんな音痴と一緒に唄えるか!」と心中でツッコむのが正解だと判断したが…)
まさかのお客さんが本当に一緒に唄うという…。
ノリが良いお客さん達だった(笑)
ライブに正解も不正解もないのである(笑)


花飛さんは、漫談と大喜利はあるけど、
落語は古典「ぞろぞろ」を聴いて以来。
まさかの新作。
天使、悪魔、小悪魔ギャル、黄レンジャーが出て来る
独特の世界観。花飛ワンダーランド。でも娯楽性が高くて面白かったな。
枕も面白かった。
花飛さんのお子さんが産まれる前の話とダジャレ(股にTee=マタニティ)あり、
その子が言った面白い寝言(「結果発表〜!」という寝言)あり。
花飛さん、以前も言ってたが、喋るのが苦手というのも面白い。
中島敦とか読んでるし(中島敦の作品は面白い)、ツイートを覗く限り、
頭の中でごちゃごちゃ考える人で、口が付いてこないタイプかも。
個人的には作家向きだと思うけど、そんな噺家さんも居て良い(笑)


トリの花ごめさん、凄かった。
長めの噺をこぎみよく聴かせてくれ、
噺の世界にどっぷり惹き込まれたな。
「五貫裁き」…
大きな恩がある人の孫に対してひどい仕打ちをした徳力屋。
そんな徳力屋に、名奉行の大岡越前守が裁きを下すが、
これが一見、徳力屋にユルいようなお裁き。しかし…。

法は犯してないけど人情をないがしろにした徳力屋の番頭に、
味方の大家が啖呵を切る場面は、感情移入しすぎて熱くなった(笑)
実に後味の良い大岡裁きで、サゲだった。(後味悪い版もあるらしい)
 
 
三人会とはこういうものなのかな。
トリの人がボリュームある噺をして、
その人の魅力がガツンと出て、また聴きたいなと思える。
今後の三人会選びに、ちょっとこの事を意識したい。

花しか02
(↑「花しか」さん)




(この日は、夜に「レンベンvol.22」へ。それはまた後日〜)
 


今晩、「I'm ひかる」をリリースいたします。
告知させて下さい。

hikaru告知用
(たぶん20時にはスタンプショップ、LINE STOREに反映さていると思います)

一応、女子用を意識して作っています。
全国にいる「ひかる」さんの一人にでも
楽しんで使って貰えたら最幸です☆

 
告知のみの更新、失礼いたしました。
(後ほど落語会のご報告で更新します……興味ない方には申し訳ないです…汗)






余談
コメントを貰って初めて気がついたのですが、
僕の「苗字&名前スタンプ」は幾つかの系統に分かれるのかもしれません。

自分では、男女兼用か女子用かという意識だけだったのですが、
(あとはリクエストしてくれた方を想像したりしてますが)
どうもいくつか系統が出来ているようです。

色々と試しながら作ってきているので、そういう変遷はあるかもしれません。

ですので、もし、嬉しくもリクエスト頂ける際は、
「I'm○○のノリで!」 など、
遠慮なくご要望をフェレットに投げつけて頂けたら、
大変喜ぶと思います。

昨日25日は名古屋にある大須演芸場へ。
「名古屋de柳家花いち独演会」

日帰りなので、気軽に身軽にトートバッグに文庫本入れての
ぷらっとこだま旅。

久しぶりに晴れて良い気分(やや暑かったけども)。
行きも帰りも窓際席が予約できずに残念だったけど、
行きは静岡あたりまで窓際の人が乗ってこなかったので
(東京駅で買った牛タン弁当食べながら)車窓を堪能できてラッキー。
初雪だったという富士山、
黒々してて真っ白い雲が
シャンプーハットみたいに乗っかってました。


3時間弱、わりとすぐでした。
名古屋駅で地下鉄かJRに乗り換えてすぐのはずなんだけど、
池袋みたいな駅のつくりと雑踏。

なんとか地下鉄入り口を見つけて
東山線でひと駅の伏見駅へ。そこで鶴舞線に乗り換えてひと駅の大須観音駅に。

ちょっと急いでいたのに、
エスカレーターに乗ると、通る人用に片側空いてない(笑)
でもこちらの習慣なら仕方ない、
郷に入っては郷に従えで、機械の速度で移動。

9:25-5

iPhoneの地図アプリを頼りに、着きました、大須演芸場。
昨年造り変えたばかりらしく、
清潔だけどレトロな部分が残っているし、
風情があって、演芸を観るには良い場所。

しかし到着したら行列が出来てたり受付が混雑してたので、イヤな予感。
受付を済ませて席を探すも、見つからない。
やっとのことで後ろの方に座れたありさま…。

1階2階合わせて170席だったか。それが満席。
満員御礼。すごいな。
花いちさんブログでご本人が感謝の気持ちを述べてます)

僕も名古屋まで来た甲斐があったというか、
こういう舞台に立つ(実際は座布団に座るけど)花いちさんの姿が
観られて嬉しかったな。(すっかりファン…w)


演目は下記の通り。


挨拶

名探亭なつめさん 「たらちね」(花いちさんの大学の落研の後輩?の女の子)

花いちさん 「酢豆腐」
 花いちさん 「幸せって」(恋活する母娘の噺。オウム返しもの)
 
経大亭勝笑
さん  漫談

花いち
さん 「子は鎹」


 なつめさん、岐阜っ子という感じ(どんな感じだ)の可愛らしい噺家さん。
 この噺はサゲがわかりづらいので、終ってもお客さんの拍手がワンテンポ遅れた(笑)
でも人物設定がとても面白く、噺自体は「それからどうなるの?」と
まだまだ聴きたくなるし、なつめさんもそう聴かせてた。
だから「まだ聴きたいのにもう終った?」という余韻(笑)

花いちさん。
「酢豆腐」は、ちょうど二ヶ月前くらいに(まだ二ヶ月前か…)
初めて聴いた花いちさんの落語。
腐った豆腐を食通気取りに食べさせるという大筋は
「ちりとてちん」と同じだけど、この「酢豆腐」は
長屋の若い衆が集まってやいのやいの言う場面があったり、
特異な若旦那キャラが登場したりでとびきり楽しい噺になっている。

高座を降りずに、新作へ。
恋活のため、百戦錬磨の女子を参考にする噺なんだけど、
「オウム返し」(落語でよくある手法)が効いた面白い噺だった。
事情を知らない父親を練習台にする展開が秀逸。

勝笑さん。花いちさんの岐阜時代の先輩だとか。
持ち時間18分だという漫談は始終笑わせっぱなし。
客席にいた97歳のおばあちゃんなど、お客さんとのやりとり、
勝笑さんのおばあちゃん(104歳)の話、
昔の大須演芸場の話など、とても面白い。

世の中には知らなくて面白い芸人さんが、こんな風に
いくらでもいるんだろうなぁと思うと、少しワクワクする。


トリは花いちさんの「子は鎹」。先日の「観笑地帯」で聴いたけど、
場所(聴く側の体調や心持ちも含めて)が違えばホントに印象が違います。
噺が終わりに近づいてくるにつれ、
「あと少しでこの会もお開きだなぁ」と、感極まる。

たぶん落語の出来も良かったのだと思う。
この日のトリはこの噺で良かったと思えた。



とても良い会でした。
花いちさん、チーム871さん、関係者の皆さん、
大変だと思うけれど、また次回を期待しています。
都内でも同じ規模の独演会があったらもちろんいきますが(笑)

(って、都内ならほぼ行くけれど(笑))


9:25-6
(↑浅草に似た雰囲気の商店街)

 
9:25-7
(↑異国情緒漂うお店も)

 
9:25
(↑ここを抜けると中野みたいだったり、原宿みたいなオシャレさん地帯もあった)


9:25-3
(↑野性味溢れるにゃんこ発見)

9:25-4
(↑帰りの新幹線まで栄駅周辺をぷらぷら。観覧車はオブジェ。
ビキニパンツ一丁で踊るストリートパフォーマーもいたりして賑やかな街。
周辺には一流デパートやホテルが並び、新宿みたいでもあり銀座みたいでもあり。
京都みたいに碁盤目の街。)



9:25-2
(↑飲み屋ビルの中にあった「ハマカゼ」というところで、(弱いくせに)生ビール一杯&食事。
まだ夕方。お客は僕一人。手羽先、味噌カツ串、櫃まぶしなど。名古屋めしを一挙に済ませるw)


他、白川公園に行ったり、名古屋でもテクテク歩き回り、
滞在時間6時間の旅は終了。
帰りの新幹線はほろ酔いで、
贅沢なグリーン車
(これしか予約できず…どんどん財布が軽くなっていくな…)
でゆったりと帰路へ。

日帰り旅も良いものだと思ったのでした。




 余談
子供連れのお客さんが何組かいて、
ちょっとまだ落語は早いかな、と思える状況も。
(いかにも大衆演芸場らしくて良いけどね)
後ろの幼児が僕の席をぽんぽんぽんぽん蹴るのは
いささか辟易…。
次はもっと良い席を確保したい! 

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