月別アーカイブ / 2016年09月

良く聞かれることが森川さんは新しいことを成功させているということは未来が見れるのですか?と決まれます。もちろん未来が見えたら失敗することもなくギャンブルで稼いだり苦労することはないでしょう。未来は見れません。ただ見ようと努力をします。

未来は見えないけど近未来や近似値はもしかしてどこかにあるかもしれません。例えばIT産業であればシリコンバレーには多少の未来はあるでしょうし、両親や上司を見ると自分の未来が若干見えたりするかも知れません。大事な事が見る努力をすることと仮説を立てて実行することなのではないかと思います。

良く新規事業をやる際に釣りのようなものだとお話します。水の下にいる魚は見れないけど過去の釣りの経験や周りの釣果を見て仮説を立てて行動に移します。そして仮説をつぶしながら最終的に釣果につながるというプロセスです。これを砂漠に迷ったときにオアシスを見つけるプロセスと話すこともあります。この場合は仮説を立て、整理をして進むべき方向を45度以内くらいに絞り進む中で答えを導くという進め方です。

やはり明確に未来が見える人はほぼいないでしょう。ただうっすらと見える中でいかに早く仮説を立て実行するかが重要です。成功している人はそれ以上に多くの失敗をしている人だと思います。ただ意味のないまったく成功につながらない失敗はしてはならないし、成功につながる失敗はむしろ失敗ではなくテストと呼べるものになるでしょう。

いつもいつも気になるこの戦略という言葉。色々なところに戦略という言葉が使われています。営業戦略やIT戦略とかプレゼンテーションを発表したり名刺に戦略担当と書いてあったり。でも毎回その戦略はあれもこれもやりましょうという話が多いように思います。お金を使って人を使って時間をかけて成功するというような。これって本当の戦略なのでしょうか?

戦略って元々戦争に勝つ方法として出てきたもので孫氏の兵法とかランチェスターの戦略論とかがありました。そしてそこからマイケル・ポーターさん中心に経営戦略という形が生まれMBAとかコンサルティング会社が注目されてという流れがあったと思います。やはりこの中で戦略とは全てがそろう状況はなくリソースがない状況の中でどうやって強い敵と戦って工夫して勝つのかというところが大事なのではないかと思います。つまり選択と集中こそがまさに戦略でそこには点をつくような鋭さが必要なのではないかと思います。

しかし日本にある戦略と呼ばれる話のほとんどは総花的にむしろ小さい組織がやるべきものより大企業が当たり前にやるようなものが多いように思います。これは日本人の勿体無い精神や空気を読む性格からきているのではないでしょうか?事業をやめるとか企画をやめるとかという話になると勿体無いとか担当者が可哀想という話になって結果細々と続けるということになりがちです。そうなると鋭さがなくなるために結果コストを下げて価格を下げるとか頑張るとかという戦略とは呼べないような施策になってしまうように思います。もう少し日本人は空気を読むのをやめて選択と集中をしたほうが良いのではないでしょうか。

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