最近C CHANNEL事業を育てながら2003年にハンゲームジャパンに入社した当時を振り返っています。今がまさに当時と同じような規模で事業を行っているからです。従業員数や売上はまさに同程度でこれからスケールするためにどうするかということを考えるフェーズとなりました。
当時も今もそうですが事業を進める上では成長性とその確度の両方を見る必要があると思います。成長が高く見込まれるものでもその確度が低ければリスクになります。ベンチャー企業ですからリスクに挑戦しないとリターンは得られません。しかし失敗ばかりでは資金も枯渇し人材も離れていきます。いかにうまくリスクが取れるかが重要かと思います。
そのために大事な事は出来る事と出来ない事をまず明確にする必要があります。人、物、金の3つの面でそもそも市場の中で競争力があるのか?競争力がない状態でリスクをとるのはギャンブルになります。そのために冷静に自社のリソースを分析する必要があり、どの部分でリスクを取れるか把握し、そうじゃない部分についてはあえて捨てる事が大事です。ハンゲームジャパンの当時はゲームというコンテンツにおいては家庭用ゲーム機向けのゲームを開発する会社と比べるとゲーム性の高いものを開発する能力は足りなかった状態でした。一方でコミュニティ運営能力は高かったのです。そのためコミュニティの運営力を強化することで、ゲーム性よりもゲームを通じてコミュニケーションをとりたい人達に向けて成長を後押ししました。現在も同様でコンテンツ制作能力という面ではまだまだ既存の映画会社やテレビ局にリソース面で足りていません。一方でソーシャルメディア上におけるコンテンツ開発と運営力についてはノウハウが貯まっており、どんな動画であればシェアされたりいいねされたりするのかというところが見えてきています。当面はこの部分を強化しソーシャルメディアと連携しながらスケールするつもりです。
もちろんまだまだ一部の方々の利用に留まっているのでそんな事でスケール出来るのか?という心配する方々も多くいるでしょう。しかし全てのサービスは最初は一部の人から愛されて広がるものでその一部の方々はどれだけサービスに意味を感じてくれるのかが大事です。そういう観点では徐々に若い女性の中でファンが増えており成長の実感を感じています。何でもやるのではなくまずは特定の価値を特定のお客様に利用頂ファンになってもらうところからがベンチャー企業のスケールの方法かと思います。後はファンの人達がどれだけ広げてくれるのかというところが大事でこの部分については現在仕込み中なので改めて報告したいと思います。