森川亮 公式ブログ

日々の生活の中で残したいこと。またその時の想いをこの場に残し伝えていきたいと思います。

この本はマイクロソフト創業者ビル・ゲイツ、インテル元CEOアンディ・グローブ、アップル創業者スティーブ・ジョブスの様々な局面における意思決定や行動の様式について整理しまとめた本です。

意思決定をする際に未来を予測することが大事ですが未来を予測するために過去の歴史的な局面や流れを理解することがとても重要だと思います。多くの経営者は天才ではありません。そうなると闇雲に頑張るとか博打のように挑戦するとかといったやり方では失敗の確率が高くなり長期的に生き残るのは難しいでしょう。

この本では様々な切り口から先達の経営者の戦略についても考え方が書いてあります。失敗のきっかけは元々スティーブ・ジョブスは製品志向だったこと、アンディ・グローブは技術志向だったことでしたがプラットフォーム志向に変化し行動した事で強い会社を作った。またビル・ゲイツは最初からプラットフォーム志向が強く強い会社を作ったが自らのプラットフォームを壊す事が中々出来ず失敗に繋がった場合もあったなど様々な視点があり若手経営者にお薦めの本です。
ストラテジー・ルールズ
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最近様々な産業において新しい技術や機能よりも潜在的なニーズをサービスとして形にすることでヒット商品を生み出すことが多いように思います。この本は人が商品やサービスに魅かれるプロセスや理由、そして様々なトリガーが書かれている本です。

例えばフレーミング・トリガーの考え方では相手の判断基準や先入観に沿ったものを提案した方が受け入れられやすいとか、コモディティ理論として希少にすることで価値を高めることが出来るとか、クリフハンガーの考え方で最後に宙ぶらりんの謎を残すことで次につなげるとか様々な注目を集める仕組みが紹介されています。人は自分への評価を大切に考える生き物でいかにその人の求める評価結果を与えるかが大事だということだそうです。SNSがいかに中毒性があるのかわかりますね。マーケティングの仕事している方にお薦めの本です。
アテンション―「注目」で人を動かす7つの新戦略
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この本は様々な研究者が講義を行う東工大の授業を12回分文章におこした本ですが様々な個性的な研究者が何故その研究にはまったのか、またどんな意義があるのかを説明していて研究者魂に火がつくような本です。
中でも印象に残ったのが幾つかあるのですが、1つは統合失調症の話で必ず人類の中で数パーセントいるそうですが統合失調症の方々というのはかすかな兆候を読む能力を持っている人が多いらしく、それは以前は組織の中で必要な能力であったとか、もう1つはバイオミミクリーという自然界から学ぶという概念でいわゆる工学で自然界を説明できる部分はまだ10%程度しかないらしく、自然界から学んで社会問題を解決することで年間3000億ドルのGDPに影響があるなどと言われているそうです。空気抵抗を減らすためにカワセミのくちばしを模倣して新幹線を作ったとかサメの肌を真似て水着を作ったりとかなど事例が多くあるとか。
研究や技術に興味ある方にお薦めの本です。
東工大講義 生涯を賭けるテーマをいかに選ぶか
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